Can Vinyl Boxを入手
DHLでイギリスから届いた完全梱包の荷物は、
CanのVinyl Box Setなり(なんと、関税と手数料で1,735円も取られました)。
元もとは、日本のアマゾンでの予約が始まって即、11月初旬に注文したのだけど、3回に渡る入荷遅延のメール。
1500限定のセット品が遅れて入荷するのって難しいのではないかと危機感が強くなり、年が明けてすぐeBay経由で注文したものが十日かかって到着(アマゾンの件については後日追加で書くかも)。
ボックスにはCanのアルバム13タイトル(2タイトル:2枚組)に加え、バンド自身が失敗作と認定し公式ディスコグラフィーからは抹消されている78年のアルバム『Out of Reach』や、75年録音の未発表ライヴ盤『Can Live, Sussex University 1975』も収録されます。ボックスには、初出写真などを掲載した12インチ・サイズのブックレット(20ページ)やポスターも付属されます。
という怒濤の内容。
未発表ライブ盤以外は再発盤や一部はオリジナル盤ですべて持っているのだけどリマスター盤だし、Canならば買わざるをえないでしょう。
右は以前購入した再発盤、左は今回のセットのもの。だいぶ色味が違う。インナースリーブは今回新たに作られたもののよう。片面はSpoon Recordsの商品紹介、もう片面はそのLPの制作経緯が載っているみたい(しっかり読み込む英語力なし)。真ん中の黒いカードは、デジタルデータのダウンロードコード(ありがたいオマケ)。
今回のセットのTago Magoは右のタイプのジャケット(イギリス盤のジャケ?)。私が持っていたのは左のタイプ(ドイツ盤のジャケ?)だったので、このジャケが手に入りうれしい。
ジャケットについては、Future Daysの金色部分が型押しされていたり、Soon Over Babalumaが特色の銀色インクを使っていたりと、凝った感じ。
世界1500セット限定で、私のシリアル番号は995。1つのスタンパーで作れるレコードの数は2000枚という話があるようなので、その範囲で作っているのかな。
肝心のリマスターされた音のほうはと言うと、まだ、Monster Movie、Soundtracks、Future Daysの3枚しか聴いていないけど、(1)音の分離が良くなっている、(2)中低音が太くなっている、(3)それらを含めて非常に満足度の高い音、って感じ。
個別なところでは、Monster Movieの冒頭左チャンネルに(テープ劣化系の)ノイズのようなものを感じたけど、気のせいかもしれない。
この三枚では、元から持っていたレコードの音質が(おそらく)良くなかったFuture Daysの差が圧倒的。元のレコードでは聴き取れなかった冒頭の、おもちゃ箱をひっくり返したような細かな音がはっきり聴き分けられる。
うーむ、これだけ音が違うと、もう以前から持っていたレコードを聴く気にはならないな。こちらを聴くしかないけど、いちいち箱から出すのは面倒だし、ちともったいない(←お馬鹿)。さらに今持っているものをどうしたら良いのか悩んでしまう。おそらく友人に引き取ってもらうことになるんだろうな。
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