パティ・スミス@オーチャードホール
十年ぶり、、、と思ったら、私が行ったのは1996年のライブだったので、17年ぶり。本当にほんとうに待ち望んでいたパティ・スミスのライブ。
最初の曲が始まると、もう涙が出そうになる。うーん、こんなにも好きだったのかと、自分に驚く。でもね、バンドとしての演奏は、アンサンブル、ドライブ感に欠ける感があった。レニー・ケイが白髪のガリガリになっているのに衝撃を受ける。
パティ・スミスは、時におさげ頭の少女にも、時に髪ふり乱した老婆にも見える。いずれにしろ、パティ・スミスはパティ・スミスらしくあった。抑制の効いた小声から、一気にシャウトする高揚へと、彼女にしかできない抑揚に圧倒される。ステージ上での動作、仕草は魅力的で、とても楽しそうに踊る。
演奏的にはまあまあと思っていたけれど、アンコール前のPeople Have The Powerは、好きな曲だったこともあり、私一人かも知れないけど強烈に盛り上がる。
Horses (Land)とBirdlandが聴けなかったのはちょっと残念だったけれど、とてもとても幸せな時間を過ごせたよ。
追記1:こちらの実物っぽいセットリストの写真によれば、Landが載っているけど、どうだったのだろう。私は認識できなかった。アンコールにはRock N Roll Niggerが入っていたのだが…。
追記2:Web上の情報などから、セットリストはおそらく下。
April Fool
Kimberly
Mosaic
Fuji-san
My Blakean Year
Dancing Barefoot
This is the Girl
Beneath the Southern Cross
Medley (Born to Lose)
Because the Night
Pissing in a River
Banga
People Have the Power
(encore)
Rock N Roll Nigger
Gloria
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