菅直人は原発推進派?
、、、とは決して思っていません。煽るタイトルでゴメンなさい。
しかし今、彼がやっていることは原発廃止、原発反対運動に水を差すことのような気がする。
彼主導の下、稼働中の原子力発電所の停止、定期点検原発の再稼働の実質的な延期が進み、電力事情が逼迫している。その影響は節電と、企業・産業の海外移転というかたちで出ている。
節電を強いられエアコンを止め、夏の暑さに耐えることはできるかも知れない。
しかし、企業の海外移転(=失業の増大)のインパクトはとてつもなく大きい。自分の働いている職場、自分の町の工場が電力事情を理由に海外移転すると聞いて我慢できる人が多いとは思えない。
電力不足にならないよう、例えば真夏の最需要期を過ぎてからゆっくり止めていけば、人々の原発忌避のムードに水を差さなかったはずだ。菅直人が人気取りのためにスタンドプレーでやっている原発停止は、人々に「やはり原発はベース電力として重要なんだ」って再認識させているだけだ。
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