« 筋トレサボって… | トップページ | オサマ・ビン・ラディン暗殺 »

2011/04/30

国民の映画

国民の映画

 神奈川芸術劇場で三谷幸喜の「国民の映画」を観る。
 うーん、外れ。演技陣は良いのだがシナリオと演出の完成度が低く、練り切れていない。戦前のドイツ、ナチス、ユダヤ人迫害系には昔から興味があるのだが、その解釈、ストーリーへの組み込み方も今一つ。さらに演劇的な快感を感じさせるところが弱い。ラストのモノローグ的な後日談の伝え方も陳腐すぎる。
 三谷幸喜五十歳記念の今年は、「大感謝祭」ととして舞台4本、映画、ドラマ、小説とあわせて計7本の新作を発表するらしいが、粗製濫造にならないことを祈る。

|

« 筋トレサボって… | トップページ | オサマ・ビン・ラディン暗殺 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 国民の映画:

« 筋トレサボって… | トップページ | オサマ・ビン・ラディン暗殺 »