映画:ボッカチオ'70<完全版>
★★★☆☆
四人のイタリア人監督による艶話のオムニバス映画。
ヴィットリオ・デ・シーカ、フェデリコ・フェリーニ、マリオ・モニチェリ、ルキノ・ヴィスコンティ。今回の上映順は、左のとおり。ただ、ウィキペディアでの順番(オリジナルの順番?)は、異なっている。この四人の中で、マリオ・モニチェリの映画ははじめて。
フェリーニ、ルキノ・ヴィスコンティの2つのパートが印象に残る。他の2つはまあまあ程度。フェリーニの中のアニタ・エクバーグは「甘い生活」ほどのインパクトがない。巨大アップが多く、細かなしわが目立つ。ただ、話は面白いし、フェリーニらしい。ルキノ・ヴィスコンティのパートでは、ロミー・シュナイダーが見事。彼女に目が釘付け。着こなしも、仕草も優雅で演技も完璧。
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