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2010/12/12

映画:愛のむきだし

映画:愛のむきだし
久しぶりの文芸坐。なんと4時間の長尺。途中休憩はあるがそこまでが辛い。

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★★★★☆
 パワフルな映画。特に前半1時間ぐらいは、そのパワーに圧倒される。
 教会での母の祈り、マリア様という設定、変態の道を歩む流れなど、凄い。ヨーコとのすれ違いあたりは少々中だるみ。その後の新興宗教との話は面白いが、展開と設定に粗を感じてしまう。特にエンディングがハッピーエンド気味なところはどうなのだろう。それが愛の力で戻ると言われても違和感は残る。観る私のほうに、壊れたものは戻らないものという感覚が強すぎるからか。
 でも、そんなことを吹き飛ばすぐらい魅力溢れる映画。引き込まれたこともあり長さはほとんど感じなかった。演技陣は皆好演。その中でもコイケを演じた安藤サクラが強烈な印象を残す。目立ち度だけで言えば、主役級を完全に喰ってしまっている。『俺たちに明日はないッス』、『罪とか罰とか』でも印象に残ってはいたが、この映画では完全に演技力爆発。

 終映後の園子温監督のトークショーも面白かった。
 この映画が文芸坐の投票の12位になったが、上位には組織票があり実際は8位だったという話が出たときに、「自分たちも昔はそういうことをたくさんやった。映画雑誌の読者コーナーに『自転車吐息を見た』という投書をしまくった。そういうものでしょう」とさらっと流したこと。この『愛のむきだし』が彼らの仲間だった盗撮変態人間の妹が新興宗教にはまり、それを救い出した実話をベースにしている。という二つが印象的だった。

※ふと、ケイコが乗っていた赤のベンツのオープンカーと、『図鑑に載ってない虫』の主人公が乗っていた車が同一ではないかと気づく。調べるとやはり同じでプロデューサーの車だったみたい。

【GPS情報】
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=1&lat=%2b35.73269&lon=%2b139.71412&fm=0

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