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2010/09/18

叔母との旅

叔母との旅

 段田安則、浅野和之、高橋克実、鈴木浩介の四人芝居。しかし、この四人がどんどん役を入れ替える。主人公のヘンリーは四人が演じる。それも四人とも同時に舞台に立ちながら、バトンタッチをするように入れ替わって演技する。それがまったく不自然でもないし、難解でもない。このような構成はこの演出家オリジナルではなく、以前もそのような舞台だったらしい。元の脚本がそうなのかな。
 とにかく四人でいろいろな役を演じる。ただ、オーガスタは段田が、ワーズワースとヴィスコンティは高橋が、若い女性役は浅野が専門に受け持っている。役の入れ替わりと舞台展開の妙に引き込まれるが、それがちょっと飽き気味になった第一幕後半で、イヌのエピソードで観客を捉えるところなども見事。
 段田のオーガスタは凄い。彼の声が通ることもあるが、段田がオーガスタを演じたことで、この芝居全体が締まったと思う。高橋も上手い。段田ほど声が通らないのかと思いきや、演じる役により声色、音量をしっかりと使い分けている。浅野は可憐な女性役がはまっている。鈴木は出番が少な目だが、イヌ(ウルフ)のところで大笑い。
 いやー、とにかくすごい演劇だった。今まで観たすべての演劇のなかでも最高級の出来。時間がとれて、当日券が手に入るならもう一度観たいぐらいだ。

【GPS情報】
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