ウクライナの写真雑誌に載る
封筒に入っていたのはウクライナの写真雑誌『Photographer』。
昨年10月末から撮った写真をせっせとFlickrにアップロードしてきた。特に意図があったわけではなく、分かりやすい操作体系、便利なツール、共有のためのグループなどが充実していたからだ。
今年のゴールデンウィークの頃、Flickrのメールに「あなたの写真を雑誌に使いたい」というメッセージが入った。見るとウクライナから。え、「ウクライナ」ですか? ネット詐欺全盛のロシアのお隣、旧ソ連の国からのメールですか? これは詐欺ですか?
発信者名でいろいろと調べると、実在するウクライナの写真雑誌の編集長。少しの疑いとドキドキを抱きつつ返事を返す。「私、キャリアも短い単なるアマチュア、それもアナログ写真ですけど良いのでしょうか?」
で、いろいろのやりとりの後、この号に写真が載る。内容的には、『超広角レンズ、魚眼レンズで撮る都市』という特集。私を含めた3人のカメラマン(写真家)の写真で構成された12ページの記事。私の写真は、ここで紹介した赤矢印の6枚以外にもあり計10枚。
私の撮った写真だけでなく、撮影者写真も掲載された。
チームジャージを着た姿を家内に撮ってもらったものが掲載。でも、もうちょっときちんと着こなしたほうが良かった。(泣)
編集部に送ったのは写真だけでない。写真を撮るにあたっての手法や機材などいろいろな質問が来て、それに答えた(全部英語)。本文を見ると、どうもそれも載っているようだ。ただし、すべてウクライナ語(※もしかするとロシア語かも)。実際に私が答えた内容との差異はまったく分からない。
これもすべてワールドワイドなFlickrのお陰。とにかく、写真生活復帰二年の私にとって、とても嬉しい出来事。
※ちなみに、掲載された雑誌を1冊送ってもらっただけでノーギャラでした。
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コメント
物ジャーがこんなかたちでヨーロッパデビューとは。すばらしい。何故かモノクロ。
私も英語もっと勉強しないとなぁ。
投稿: asa | 2010/09/08 21:39
すばらしい。
投稿: amat | 2010/09/08 22:10
すんばらしい。
投稿: こたに | 2010/09/08 23:12
すばらしいです!
これからも、魚眼レンズのスペシャリストとして!
投稿: おおみ | 2010/09/08 23:15
すごいです!
投稿: HIDE | 2010/09/08 23:32
皆さん、ありがとう!
>asaさん
物ジャー写真は、出来のアラを隠すためモノクロ落とししたものを渡しました。英語は、、、私は全くダメ。向こうから英語のメールで来た質問への答を日本語で書いて、自動翻訳ソフトを使って翻訳。それを意味が通るようにチマチマ直して、さらに私より英語力のある家内に修正してしてもらったものを、メールで返しました。私も英語勉強しないと…。
>おおみさん
最近、魚眼レンズを持ち出していないです。スペシャリストにはなれないけど、「もっと魚眼で撮らないと」と思わせる出来事でした。
投稿: ひゅ~ず | 2010/09/09 07:37
いいね!
ネットの発信力を思い知らされますね
投稿: qma | 2010/09/09 09:47
UZUさんの名前・ウクライナ語表記
初めて見ました笑。
しかしかっこええ!
投稿: た | 2010/09/09 11:37
>qmaさん
ネットがなけれがウクライナの雑誌に写真が載るなんて考えられないことですよね。こういうのがあると発信力、繋ぐ力の強さというのを再認識します。で、、、qmaさんもHIDEさんも、Flickrもどうですか?
>た(ロラ男)さん
まったく読めないアルファベットで笑いました。本文もほんのわずかの単語と数字以外、まったく解読不能です。自分のアルファベットと同じ並びが本文中にあるのぐらいしか分かりません。
投稿: ひゅ~ず | 2010/09/09 12:19
趣味の広さと、その深さも認められた証ですね。すばらしいです。
投稿: こみなと | 2010/09/10 22:56
なんでも手を出し、どれも中途半端の器用貧乏とも言えます。
だいたい、Flickrには優れた写真がたくさんあるのに、なぜ私に声がかかったのか今でも不思議です。とにかく声をかけてくれたPhotographerの編集長には本当に感謝しています。
投稿: ひゅ~ず | 2010/09/11 11:22