「お疲れさま」言うな
最近、と言ってもこの数年のことだと思うのだが、若手中心に何でもかんでも「お疲れさま」と言う人が目につく。朝っぱらからエレベータで会うと「お疲れさまです」。ひと仕事もこなしていない朝一の時間帯に外から職場に電話して名乗ると「お疲れさまです」と返ってくる。どうも目上の立場の人に対して、「こんにちは」、「おはようございます」などの挨拶代わりに使っているようだ。
これが気にくわない。彼らは丁寧な、敬意を込めた表現として使っているのだろうが、相手が疲れてもいない状況で無条件に使うのは変と思わないのか? 「おい、朝っぱらからお疲れさまはないだろう」、「私、疲れているように見えるの?」とか返したくなる言葉を飲み込む毎日だ。
言葉の使い方や挨拶などは、世に連れ時代に連れて変わっていくものとは分かっているけれど、頭の古いオッサンにはそれが気にくわないのだ。
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コメント
私の業界ではあいさつは46時中いつでも「おはようございます」です。夜中でも「おはようございます」といってくるので、捻くれている私はいつも「今晩は」と言ってます。
ちなみに落語の世界では46時中いつでも「おつかれさま」だそうです。
投稿: 御木 | 2009/11/12 11:31
自分も近年違和感を持っていたことですが、あまりに皆が使うので、やがて自分も使う側に流されてしまったことに気付きました。
御木さんの落語界コメントはとても興味深いですが、今後はお疲れ様を使う場面を元に戻そうと決めました。
投稿: まつい | 2009/11/14 12:13
大幅遅れのレスですみません。
>御木さん
放送、映像業界(一部外食業界)の「おはようございます」は、もうかなり前から世間で認知されている用法だと思います。それにごく一部の業界だけですから。「おつかれさま」は、、、どこから始まったんですかね~。落語界のが転用されたとも思えないし…。まったく困ったもの、と思う自分の古さも困ったものです。
>松井さん
流されるほうが良いかもしれないですよ。こだわっているのは柔軟性の欠如かも。
投稿: ひゅ~ず | 2009/11/17 22:44