映画:大菩薩峠 甲源一刀流の巻
今日もフィルムセンターに行く。
山中貞雄監督作品のうち、現在まとまったかたちで残っているのは3本だけ。その状況のなか、残存しているチャンバラシーンのみのショートフィルム、脚本作品、リメイク作品などをかき集めて、14プログラム(一応25作品)の特集に仕立てたことに頭が下がる。山中にしろ溝口にしろ、戦前戦中の代表作と言われる作品が現存していないことは本当に悲しい。
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稲垣浩監督作品。山中貞雄は応援監督として奉納試合などを撮っているらしい。確かに奉納試合のところは魅せられる。ただ、それ以外にも魅力的なシーンは多かったが、それを誰が撮ったのか、誰が編集したのかなどははっきりしない(資料を当たっていないが、そういう資料があるのかも知らない)。
トーキーではあるが音質が悪く聞き取りにくいし、何部作かのうちの途中の1作のようで話がよく分からない。やはり映画資料的な意味で観続けた感じ。出演陣では、昨日に引き続き大河内傳次郎が魅力的。
【GPS情報】
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コメント
18時半までフィルムセンターにいました、ニアミスでしたね。残念です。
投稿: 御木 | 2009/09/17 21:52
地下鉄駅を出てフィルムセンターに向かうわずかのところで5、6人の集団とすれ違いました。そのうち一人の方が自転車押しててちょっとミキさんに似ていたような記憶が…(18:40ごろ)。
投稿: ひゅ~ず | 2009/09/17 22:09