映画:ナビィの恋
今月も観たい映画がたくさんなのだが、少し自重するつもり。
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★★★★☆
「ホテル・ハイビスカス」と同様元気が出る映画。
音楽シーンも多いが、ストーリーの根幹は単純。その周りにある沖縄離島の共同体の心地良さが伝わる。その共同体の中の縛り、因習による制限なども表されている。ただ、それらが表裏一体であることを観るものは理解するのだろうか。また奈々子と福之助がくっつくことが少々唐突。もう少し布石を置いたほうが良い。ただ、そういうちょっとした粗は、最後の婚約発表、結婚式、孫たちがたくさん集う楽しいカチャーシーによる乱舞ですべて吹っ飛ぶ。なんとなく「天井桟敷の人々」を思い出す。
俳優では、主演の西田尚美、おじいを演じた登川誠仁が印象に残る。ただ、どうみても西田尚美はウチナーンチュには見えない。
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