映画:股旅
久しぶりのフィルムセンター。激しい夕立になりそうだったので、本降りになる前に移動。
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★★★☆☆
1973年、市川崑監督作品。市川崑とATGというのは(私にとっては)意外な組み合わせ。フィルムセンターのチラシによれば低予算の映画で現場に泊まり込むなど苦労したとのこと。
根無し草、放浪(ロードムービー?)、自暴自棄、明日のない破滅的なエンディング。制作された年代もあり、アメリカンニューシネマの色合いを感じる。ムードもあるし、殺陣も決まっている。格好良い映画だ。ただ、良い俳優を使っている割には、感情移入できるキャラクター、ぐっと魅力で惹きつける人がいないのが残念。また、舞台となった時代と人々の感覚の捉え方に深みが感じられない。見終わった後に少し物足りなさを感じてしまう。
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