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2009/06/10

映画:チョコレート・ファイター

チョコレート・ファイター チョコレート・ファイター

 お仕事絶不調なので早めに引き上げ映画に。久しぶりのロードショー。新宿ピカデリーは改装後初めて来たけれど、普通のシネコンになっていた。それはいいけど、チケットを買うまで10分かかるのは何とかしてほしい。予告編も12分もあってうんざり。できればあまり来たくない映画館。

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★★★★☆
 日経新聞の映画評で満点だったので観に来る。自閉症の少女が主人公のカンフー映画ということ以外まったく知らなかったので、舞台がタイであること、阿部寛が重要な役で出ていることにびっくり。
 ストーリーは痛快。完璧なまでに王道なストーリー、非現実的なまでの少女の強さなど引っかかるところもあるのだが、そんなことも吹っ飛ぶ痛快さ。王道とは言っても、ところどころの情感、表現などはとても渋く、良い。少女の持つ特別な反射神経、吸収する力の描き方もうまい。とにかく、あっという間に99分が終わる。エンドロールで流れるメーキングも珍しく楽しめた。
 なんと言っても主演のカンフー少女“ジージャー”ヤーニン・ウィサミタナンがすごい。そして、ジンを演じたアマラー・シリポン、マサシ役の阿部寛も好演。
 途中、製氷工場での格闘シーンがあるが、タイが舞台で製氷工場での格闘と言えば「ドラゴン危機一発」だ。最後の舞台設定、強敵がジャージ姿などは「死亡遊戯」(もしくは「キル・ビル」)を感じさせる。ブルース・リーへのオマージュを強く感じる作品。

【GPS情報】
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