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2009/05/23

楽屋 -流れ去るものはやがてなつかしき-

楽屋 楽屋
清水邦夫作、生瀬勝久演出、シス・カンパニー公演。この演劇を観るのは3回目。1回目はTPT、2回目は友人の劇団。
前2回と比べて、今回は俳優は良いのだが演出が今一つという感じ。テンポの作り方のまずさ、無理矢理笑いの方向に持っていくことの不自然さが目立つ。
3回観て思うのは、この脚本のすばらしさ。チェーホフの「かもめ」と「三人姉妹」、また「マクベス」などいくつかの劇のシーンを途中に挟みながら、舞台、女優に対する想い、老い、若さ、執念、悲しみなど、いろいろのものを混ぜ、独特の余韻を残す。すごい本だ。
渡辺えりは大きい演技、通る声が目立つし巧い。蒼井優は怒鳴るところがキンキンしていてちょっと辛いのと、セリフの間をとるのが下手な気がするが、繊細な演技が抜群に巧い。小泉今日子はドレスを着て背を伸ばしカツカツ歩くところなどは、ハッとするぐらい動作がきれい。残りの村岡希美は今一つ。"大女優"という役を演じているが、その風格が出ていない。

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