映画:大悪党/日本一の断絶男
今日もシネマヴェーラ渋谷に…。でも特集は明後日までだし、来てもあと一日だけかな。
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大悪党 ★★★★☆
増村保造監督・脚本作品。優れたシナリオ・構成、撮影、演技。観終わっての心地良さは残らないが、しっかりとした作品。話の流れ、エンディングも巧くまとめた感じの佳作。
緑魔子はまだ若く、演じるのも、犯され騙され、殺人を犯さざるをえなくなる「普通の」女子大生役。エキセントリックで妖艶な感じもなく正攻法・正当派の演技。それをそつなくこなしている。田宮二郎の悪徳弁護士役がなかなかはまっている。ただ、彼の人物描写、背景をもう少し描き込んでも良かったような気がする。
日本一の断絶男 ★★★☆☆
植木等主演の「日本一の~男」シリーズの一作。映画としては、ある種マンネリの芸ものに達したシリーズ。
退屈はしないしそれなりに楽しめたが、それ以上のものでもない。大阪万博直前だから1969年頃、高度成長期の日本の姿が新鮮。緑魔子はハチャメチャ喜劇の中で、それなりに役をこなしているという感じ。
【GPS情報】
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