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2009/05/16

映画:非行少女ヨーコ/僕は天使ぢゃないよ

映画:非行少女ヨーコ/僕は天使ぢゃないよ
で、再び副都心線に乗って渋谷に行き、緑魔子の映画を観るのであった。

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非行少女ヨーコ ★★★☆☆
 降旗康男の監督第1作。このところ観ている作品の中でもっともオーソドックスだし、しっかりした作品。最後のジロウとの再会、そして旅立ちのところだけはちょっと取って付けたような感じだが、そこまでの展開をこのような中庸なハッピーエンドにまとめざるをえなかったことは興行的には理解できる。映像的にもそつないくクオリティが高い。カメラ傾けたりひっくり返してのシーンが印象的。
 石橋蓮司、大原麗子、谷隼人、皆異様に若い。石橋蓮司がオカマっぽい役柄なのが笑える。この人は本当に多彩。

僕は天使ぢゃないよ ★★★★☆
 あがた森魚監督作品。林静一のマンガ「赤色エレジー」が原作。一間のアパートで同棲する若い二人。彼らを取り巻く人々と、仕事、組合、親の死、結婚などを描いていく。ただし、少々前衛的、不条理的に…。主演女優の斉藤沙稚子がすごい。最初はな「なんだこの棒読みのセリフ」、「ガリ系で魅力もないし…」と思ったが、わずかの時間ではまってしまう。何というのだろう、切々と訴えかけてくるはかなさ、一所懸命さが伝わってくる。彼女の醸し出す雰囲気が、「二人の関係がとても切なくはかないもので、とにかく壊れてほしくない」と観るものに思わせる。うーん、すごい存在だ。活舌とかは回っていないのに不思議だ。その強い印象と映画の中にときどき挿入されるフォークソングがマッチしている。ハムレットの登場人物が突然現れるわけの分からない不条理劇のところは私には不要だった。緑魔子は相変わらず妖艶。

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