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2009/03/07

Canon F-1 -(8) Canon F-1 GUIDE BOOK-

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 1971年、Canon F-1発売直後に無償配布されていた冊子、、、というよりはちゃんとした書籍という感じ。
 入手したときは背の上部が割れて壊れかけた状態だったが、本の修理業者にお願いし、カバーの擦れは残ったけれどきれいになる。

 ハードカバー、箱入り、100ページ、4C/2C/1C混在、横270mm×縦250mm(表紙は5mmプラス)。今こんな豪華な冊子を作ったら、原価だけで1000円近くになりそうだ。表1の「Canon F-1」の下には「for Professionals」と、背には「GUIDE BOOK」とだけ書かれている。
 中身はF-1の機能とアクセサリーの紹介。Nikon Fに対抗し、満を持してCanon F-1を世に送り出す気合いと意気込みに満ちみちている。ただし、宣伝的な要素が強いこともあり、長所だけを強調する大本営発表的な色合いが強い。そうは言っても網羅的に捉えているし、この時代の一眼レフカメラとシステムの位置づけが分かり興味深い。

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 この冊子、あまり長くは作られていなかったらしい。F-1購入者に無料で配布されていたと言うが、どの程度作られたかも不明。後見開きには、「第1刷」と銘打たれている。こちらの情報によれば第3版(第3刷?)もあるようなので、2回は増刷しているのは確かだが、増刷で内容が異なるかは不明。

 気合いの入ったカタログ(?)であるが、銀塩カメラとF-1の衰退とともに捨てられた例が多いのではないかな。ただし、これに価値を見いだす人もそれほど多くはないだろう。いずれにしろ現時点では、F-1本体よりも入手が難しいマニア向けの一品。

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 キヤノンのカタログを隅から隅まで読み尽くした中一坊主のころにこの冊子を入手したら、暗記するぐらい読み返したと思う。でも今はそんな暇はないし、終わってしまったシステムについて豊富な知識を身につけてもしょうがない。苦労して入手したけれど、ざっと目をとおしただけで繰り返し読むこともなくしまってある。

(※撮影はすべてCanon PowerShot G10

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