映画:アンドレイ・ルブリョフ
またも新文芸坐に。今日は未見のタルコフスキー作品。3時間クラスの長尺。反ソビエト的と批判されたいわく付きの作品。
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★★★★☆
1時間20分ぐらいで休憩が入る。休憩前は今ひとつ、休憩後は傑作という感じ。ただ、後半の展開とルブリョフが再び描く決断をすることの説得力として、前半のだるさが生きているとも言える。演技陣はとにかくニコライ・ブルリャーエフが目立つ。彼の存在がなければこの映画はここまで魅力的にはならなかったと思う。「僕の村は戦場だった」での強烈な演技に続くインパクト。映像的にはタルコフスキーらしい。長めで自転車練習の疲れもあって一瞬気を失いかけたところもあるが、タルコフスキーファンにとっては十分満足のいく内容。
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