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2009/01/17

PowerShot G10の使用感

Cimg5285

 インプレなどは書かないと言ったけど、PowerShot G10の検索でこのページに来る方がいるので少しだけ紹介。
 12月初旬に購入してから家族の習い事(フラメンコ)の内輪の発表会、ネパール旅行、ちょっとした物撮りなどで使用。この間の累計撮影枚数は2300枚とそこそこの数になる。マニュアルにも目をとおし、普通の機能は使いこなしている。そのような状況でのインプレ。

【良い点】
・操作感、インタフェースに優れている。露出補正、撮影モード、ISO設定などがそれぞれ別なダイヤルになっていて、画面のメニューなどに頼らず変更できる。ここはとても使いやすい。画面のメニュー操作から入る他の設定も、比較的分かりやすく使いやすい。
・立ち上がりが速い。スイッチを入れてすぐ撮れる。
・撮影後の画像確認をオフにして、スポーツモードなどにして連写すると、1秒に1枚ぐらいの連写ができるのが便利。舞踊など動きのある被写体を撮るとき、連写でかたっぱしから撮りまくり、あとで良いショットを選ぶような使い方ができる。
・絵づくりも悪くない。彩度を上げるモード(ポジフィルムモード)、ノーマルどちらも及第点。
・バッテリーが強い。一日に500枚以上撮った日があったがバッテリー切れの警告さえ出なかった。16GBのメモリーカードならば2500枚以上入るし、多数の写真を撮る用途に適している。
・大きく重めのため、手振れしにくい。

【今ひとつの点・悪い点】
・暗い場面に弱い。ワイド端ではF2.8だが、もっと暗い感じがする。ISOを800ぐらいまで上げるとノイズが目立ち、不自然な絵づくり、色づくりになる。望遠側のズームを抑えてもいいからもう少し明るいレンズがほしい。これが最大の不満。
・大きく重い。バッテリー、メモリーカード、ストラップ入れての実測で424gもある。サイズも大きめで「ポケットに入れて」という気軽さはなく、首や肩にかける感じになり扱いにちょっと困る場合もあった。
・ストロボが今ひとつ。焚いてきれいに撮れることがない。
・視野率70%のファインダーにはまったく意味がない。潔く外すか、LVF(ライブビューファインダー)にしたほうがよい。
・連写しているときに一定の箇所に青色のノイズが出た(下を参照)。ただ、これは再現性があるかどうか確認していない。

【総合】
 4万円前後で購入したデジカメとしては十分な機能でしょう。ただ、1年後には新しいモデルが出るし、F-1ほどの思い入れはないし、当面、集中して使う予定もない。今ならオークションで3万円前後でさばけそうだし、FDレンズが使えるLUMIX G1に惹かれるところもあるので、手離そうかとちょっと悩んでいる。

img_1264.jpg
踊りを連写していたとき、この40枚前後に青いドットのノイズが出る。

Blue_dot
ノイズ部分(左右2箇所)の拡大がこちら。その40枚の後はまた出なくなった。CCDに一時的に小さなゴミでも乗ったのだろうか?

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