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2009年1月の41件の記事

2009/01/31

映画:12人の怒れる男/宮廷画家ゴヤは見た

映画:12人の怒れる男/宮廷画家ゴヤは見た
新文芸坐で夕方から2本立て。

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12人の怒れる男 ★★★★☆
 アメリカ映画「十二人の怒れる男」のロシア版リメイク。こちらは「12人の怒れる男」と12がアラビア数字表記。
 「十二人~」は学生のころテレビでしか観ていないが強い印象が残っているし、話の大筋は覚えている。「12人~」は、この単純なロシア版リメイクかと思いきや、かなり違った。陪審員たちの性格だけでなく、生い立ち、社会観が語られ、そこから今のロシアの姿が浮き上がってくる。貧富の差、強い差別感、安定しない社会、まともに工事されていない体育館の配管、体育館で評議をしなくてはいけない状況、、、。そして最後の15分の予想もしない展開。
 「十二人~」はアメリカという国、司法制度に対する賛歌だった。この映画には、ロシアという国に対する憂慮と強いエールを感じる。安易でもなく、絵物語のような非現実的でもなく、適度に救いのある展開。歴史的な傑作を、時代と場所を変えてこのような力と現代性のある映画に仕上げたことに頭が下がる。

宮廷画家ゴヤは見た ★★★★☆
 時代に翻弄される美しき少女、時代に関わり翻弄する側になる聖職者、彼らに関わる画家ゴヤの姿を描く。
 まったく期待せず観たけれど十二分堪能した。さすがミロス・フォアマン。でも、なんでこんなに寡作なんだろう。
 楽しい話ではないし、美しきものが壊されていくのを見るのは辛い。そう感じるぐらい引き込まれた。でもこのようなことは(この映画はフィクションにしろ)実際にあったことだろうし、観るものに媚びていないことにも納得できる。しかし興行的には損だろうな。
 演技陣では、ハビエル・バルデムとナタリー・ポートマンが出色。映像的にもシナリオ的もそつなく、娯楽(というストーリーではないかも)としても芸術としても一級。でも観終わった後、しんしんと響く余韻まではいかない。

[GPS情報URL]
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=1&unit=0&lat=%2b35.43.45.15&lon=%2b139.43.00.89&fm=0

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2009/01/30

1/30:朝ローラー

1/30:朝ローラー
明日は雨、明後日は短時間しか乗れないので、超久しぶりのローラー(自宅でのローラーは一年半ぶり)。15分ウォームアップ、30分90rpm、150~165bpmで一定、15分クールダウンと軽め。ローラーの負荷レバーも最盛期より2つ軽い。まあ、さしあたってはこんなものでしょう。

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2009/01/29

映画:青春群像

映画:青春群像
吉祥寺バウスシアターでのフェリーニ特集。この映画館に最後に来たのは2520年前ぐらいの『レポマン』以来かも。吉祥寺に来るのも何年ぶりか分からない。

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★★★☆☆
 働き口のない田舎町の青年たち、その焦燥などを描いたところは侯孝賢の『風櫃の少年』に似た印象を受ける。終わり方、旅立ちは『祭りの準備』を思わせる。これらより『青春群像』のほうが遙かに昔のなのだが…。そういう意味では普遍性のあるテーマと捉え方なのだろう。
 随所にフェリーニらしさを感じることのできる作品だが、まだ洗練されてはいない。シナリオ、画作りは荒削り。予定調和的な終わり方、ファウスト夫婦の比較的安易な収まり方など、後年の作品に感じるような唸るほどの出来映えもない。でも、このあたりが彼の出発点だったのだろうと感じられる。

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ネパールで食べたもの-その3

※基本的に海外旅行の最中に日本料理店に入ることはない(今回、ポカラでざる蕎麦を食べたかったのだが家内に拒否された)。でもすべて現地料理というわけではなく、朝食は欧風が多い。これは朝から現地のものを出している店が少なかったのと、朝からコッテリ系のものは食べられないから。

■1/1夕食 ポカラ レイクサイド、Tea Time
 ポテトマサラ、ビール(パパド付き)、Vegダルバート、Vegチョウメン、1000Rs
 レゲエ系のレストランだけど現地食も出るし、これがすべて美味で大満足。でも、レゲエで"Tea"っていったらマリファナの隠語じゃなかたっけ?
 

■1/2軽食 カトマンズ タメル、ニューエベレストモモセンター
 モモ、26Rs(一人前)
 観光客はおらず、現地の人でいっぱいのモモ屋。メニューはモモだけ。オーダーしなくても椅子に座っているとホカホカのモモが乗ったお皿を持ってきてくれる。スープもモモもとても美味。食べているとどんどんスープを足してくれる。
 

■1/2夕食 カトマンズ タメル、タメルハウス
 Vegセット、Non Vegセット、ビール、ラム酒、2000Rs
 ネワール料理店。来るのは3回目だが、いつ来ても美味。泡盛に似た地酒のロキシーがサービスで出る。ここのロキシーはいける。↓停電でローソクの明かりだったので写真もうまく撮れなかった。実物はかなりの美味。
 

■1/3朝食 ボダナート Tibetan Kitchin
 トゥクパ、ライトネパリブレックファースト、マサラティ、260Rs
 適当に入った店だけど普通に美味しい。景色抜群。

■1/3夕食 カトマンズ タメル、ウッツェ
 チベットレストラン。春巻き、チョウメン、ネパリVegセット、ビール、900Rs
 春巻きが巨大でびっくり。停電中で、石油ランプの明かりで食べる。
 

※これにて、ネパール旅行シリーズも完了。

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2009/01/28

ネパールで食べたもの-その2

※別にラム酒好きではないのだがビールばかり飲むとお腹が膨れるし、輸入でないローカルの蒸留酒で飲める味だったのはラム酒だけだったから…。輸入物の蒸留酒やワインは目が飛び出るほど高い。

■12/30夕食 ポカラ レイクサイド、Rainbow
 ビール(揚げ煎餅付き、ハッピーアワーでポテト)、アルゴビ、タンドリーチキン(1/4)、フライドソーセージ、ラム酒、1000Rs
 アルゴビ、タンドリーチキンは美味。フライドソーセージは屋台のものを持ってきた感じで今ひとつ。
 

■12/31朝食 ポカラ レイクサイド、Boomerang
 パンケーキ、プレイントースト、紅茶、コーヒー

■12/31昼食 ポカラ レイクサイド、Mike's Restaurant
 ビール、水、ケイジャンBuffステーキ、900Rs
 肉は固くて今ひとつ。付け合せの温野菜、ジャガイモとガーリックトーストは美味

■12/31夕食 ポカラ レイクサイド、ネワリキッチン
 モモ、ポテトチリ、ネワリセット(ベジタリアン)、パパド、ビール、ラム酒、ロキシー、1000Rs
 ネワリセットは、竹の子ポテトスープ、ホウレン草のチャツネ、ホウレン草炒め、イモ、豆の炒めなど、どれも美味(特にホウレン草のチャツネと竹の子ポテトスープ)。ロキシー(泡盛に似た地酒)もオーダーしたが、薄目で香りも弱く今ひとつ。
 

■1/1朝食 ポカラ レイクサイド、Fewa Park
 シンプルブレックファースト、ホットチーズトーストサンド、ミルクティ、イラムティー。

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2009/01/27

ネパールで食べたもの-その1

※旅行中食べたものを3回に分けて紹介(写真を撮っていないものもあり、すべてではありません)。
※今回は食事での外れはほとんどなかった。特に夕食はすべて当たり。
※値段は記憶で書いているので、アバウトな数字。ビール(大瓶)、ラム(1/4)などは1本250Rsするので、その分が大きく、食事だけならもっと安い。

■12/28夕食 カトマンズ タメル、Dechenling
 ギャコック 一人650Rs、ビール、Taxなど込みで二人で2000Rs
 チベット鍋。チョウメン、モモ、野菜炒め、カレーなどサイドディッシュがいっぱいで食べきれない。チベット鍋と、酢の入っていない酢豚のような炒め物、青菜炒めが美味。屋外(ガーデンレストラン、屋内の席もある)だが、テーブルの近くで薪を燃やしてくれるので暖かいしムードがある。
 

 

■12/29軽食 ポカラ レイクサイド、Hotel Merraの屋台
 Buffモモ、チキンウィング、ビール、500Rs
 チキンウィングは美味、モモは今ひとつ。

■12/29軽食 ポカラ レイクサイド、Boomerang
 ポテトチリ、ビール、水、500Rs
 ポテトチリが美味。ポテト、生野菜を炒めてチリソースで味付けしただけのものだけど、ビールに合う。

■12/29夕食 Rice Bowl
 モモ、サラダ、Shyabaley(Buff入り揚げパイ)、マトンケバブ(?)、ビール、ラム酒、1800Rs
 Buff入り揚げパイが美味。ただし、途中で胸焼け。

■12/30軽食 ポカラ レイクサイド、Love Ksheの屋台
 フライドフィッシュ、ビール、350Rs
 まあまあ程度。

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2009/01/26

ネパール旅行写真-その8

 1/3の続き。パタンで散策。メインのところだけでなく、細い路地を歩き回り、いくつかの寺院を巡る。その後、タクシーでスワヤンブナートに移動。写真では紹介できなかったが高台にあり、カトマンズ市内を一望できる。スワヤンからタメルまでは歩いて戻る。夕食後、山男たちが集まる著名なバー、ラム・ドゥードゥルに行く。
 1/4。カトマンズ最終日。近くのカフェで食事を摂り、ホテルの屋上でくつろぐ。9時過ぎにはタクシーで国際空港に向かう。13時の飛行機でカトマンズを離れ、翌朝成田に帰着。<以上で写真紹介は終了。残りは食べ物紹介>

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▲パタン・ダルバール広場、PowerShot G10、2009/1/3

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▲パタンの路地にて、PowerShot G10、2009/1/3

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▲パタン・クンベシュワール寺院にて、PowerShot G10、2009/1/3

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▲パタン・クンベシュワール寺院にて、PowerShot G10、2009/1/3

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▲パタンの路地、PowerShot G10、2009/1/3

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▲パタン・ダルバール広場、PowerShot G10、2009/1/3

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▲パタン・ダルバール広場付近、PowerShot G10、2009/1/3

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▲スワヤンブナート、PowerShot G10、2009/1/3

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▲スワヤンブナート、PowerShot G10、2009/1/3

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▲スワヤンブナート、PowerShot G10、2009/1/3

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▲カトマンズ・タメルのラム・ドゥードゥル、PowerShot G10、2009/1/3

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▲カトマンズ・タメルのPumpernickel Bakery、PowerShot G10、2009/1/4

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▲カトマンズ・タメルHotel Excelsiorの屋上より、PowerShot G10、2009/1/4

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2009/01/25

今日も無事帰還


最後の10kmぐらいは脚が回らなくなったけれど、無事帰還。真冬でこんな絶好の自転車日和ってめったにない。ラッキーでした。
先週はぎこちなかったけれど、少し自転車の乗り方というか、脚の回し方を体が思い出してきた感じ。来週はもう少し足を伸ばして甚五郎まで行きたいけれど、どうなるかな。
本日は、81.1km、3:23、エグゼーションは375。まだまだ負荷は軽いのに、練習後の疲労感は高い。

[GPS情報URL]
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吉見運動公園で折り返し


スピードは出ないが先週よりは脚が回る。無風で日和が良いこともあってどんどん進む。太郎右衛門橋の先の区間では、遠く群馬の山々、また八ヶ岳のほうまで見渡せる。雄大な景色に心を奪われつつ気持ちよくペダル回し、それほど苦労なく吉見運動公園に到着。コーラー350mlを補給し、即折り返す。

[GPS情報URL]
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=0&lat=%2b36.03.13.39&lon=%2b139.28.04.04&fm=0

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午後出で走る


午前中はマンション理事会でつぶれる。で、昼食後の12時半過ぎに出かける。風弱く太陽サンサンで暖かく、絶好の自転車日和。でもスピードは出ない。羽根倉橋から自転車道の新道に向かうヘアピンの先の右コーナーでポンズジャージのランナー。山ちゃんでした。その少し先には松下さんと山本まきさん。皆さん、100kmの自転車練習の後、ラン練というのはすごい。それにしても山ちゃん、トライアスリートに転向でしょうか。

[GPS情報URL]
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=0&lat=%2b35.48.39.17&lon=%2b139.38.21.03&fm=0

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2009/01/24

ネパール旅行写真-その7

 1/3。実質、観光の最終日。早朝、タクシーでボダナートまで行く。ここもとても気持ちがよく魅力的、かつ厳かなところ。近くのカフェで朝食を摂った後、タクシーでパタンに移動(パタン以降は明日か明後日に紹介)。

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▲ボダナート全景、PowerShot G10、2009/1/3

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▲ボダナートの外周を時計回りに参拝する人たち、PowerShot G10、2009/1/3

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▲ボダナート(右は外周部の小さなもの)、PowerShot G10、2009/1/3

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▲ボダナート入り口近くの蝋燭売りと警官、PowerShot G10、2009/1/3

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▲ボダナートと参拝する人々、PowerShot G10、2009/1/3

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▲ボダナート:カラフルな旗に見えるが実際はだいぶくすんでいる、PowerShot G10、2009/1/3

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▲ボダナートの外周を時計回りに参拝する人たち、PowerShot G10、2009/1/3

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▲ボダナート、PowerShot G10、2009/1/3

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2009/01/23

備忘録 -2009年正月ネパール旅行07-

 まとまった文章にはできなかったちょっとしたエピソードなどは以下のとおり。

  1. 欧米人、日本人ともに子連れが多かった。衛生面を考えると以前は考えられなかったのでは。
  2. 中国人、韓国人が増えた。風貌のせいか間違えられることが何回か…。
  3. 円高、ルピー安の恩恵にあずかる。ガイドブックでは1Rs=1.7円、今回の実際のレートは1Rs=1.2円。4割以上お得でほくほく。
  4. 物価値上がり。ガイドブックではタクシーの初乗りは8Rs、それが実際は10Rs。プリペイドのエアポートタクシーも値上がり。エベレストモモセンターのモモ(ギョウザ)も20Rsが26Rsになっている。しかし、供給過剰のホテル代金は据え置き気味(ドルベース)。
  5. 帰りのシンガポール・成田間の飛行機がエアバスA380だった。最大800人乗りらしいが、シンガポール航空は席のスペースを大きくしているせいで475席。とにかくでかく、快適だった。

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ネパール旅行写真-その6

 1/2、ポカラ最終日。昨日見えなかったヒマラヤは今日はきれいに見える。手前の近くの山にすこしでも邪魔されないダム近くの公園まで行って見渡す。10時過ぎに空港に行くが、カトマンズ行きの飛行機はカトマンズ周辺の霧のため飛んでおらず、3時間遅れ。これも想定内。
 カトマンズ到着後、ホテルにチェックイン。カトマンズゲストハウスはやめて、いつも使っているHotel Excelsior。その後、カトマンズ・ダルバール広場まで散策。

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▲フェワ湖(ダム近くの公園)、PowerShot G10、2009/1/2

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▲フェワ湖(ダム近くの公園)、PowerShot G10、2009/1/2

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▲ポカラ空港から望むマチャプチャレ、PowerShot G10、2009/1/2

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▲カトマンズ市内(おそらくインドラチョーク)、PowerShot G10、2009/1/2

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▲カトマンズ・ダルバール広場、PowerShot G10、2009/1/2

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▲カトマンズ・ダルバール広場近く、PowerShot G10、2009/1/2

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2009/01/22

ネパール旅行の長短 -2009年正月ネパール旅行06-

 20年前に初めて旅してから今回で6回目。トレッキングにもドラッグにも興味がないのに、なぜネパールに行き続けるのだろう。

  1. 魅力的。都市化、現代化、効率化した東京の対極にある姿になぜか惹かれる。郷愁もあるのかな。
  2. インドよりも楽。インドは魅力的な国だ。しかし実際に旅行すると魅力と同時に非常に疲れる。しつこい物売り、ウソをついてでも店に呼び込もうとする土産物屋、タクシーとの困難な交渉(ムンバイのエアポートタクシーは最低)。しかしネパールではそんなことはない。人は優しく柔らかく、しつこさもなく笑みも絶えない。インドの魅力そのままに、激しさをそぎ落とし柔らかくした感じが心地よい(逆に少し物足りないが…)。
  3. いろいろなものが食べられる。ネワール、ネパール、インド、チベット、さらに観光地ではイタリアンやドイツ、日本食までなんでもある。ただしインド料理だけは、インドで食べたほうが美味しい。
  4. トイレに困らない。ただしこれは観光地だけ。でもインドはバラナシのガートのような観光地でも困ること多数。
  5. 物価が安い。だいたい日本の1/20ぐらいの感覚。ただし、これは後ろめたさと一体なのだが…。

 一見良さげに見えるネパール旅行であるが、決して人には勧められない。

  1. 清潔感がない。街は埃っぽく、排ガスもひどい。ゴミは散らかっている。空港のトイレでさえ詰まっている。こういうのに拒否感のある人は辛いと思う。食べ物は旅行客向けのものを食べて、ミネラルウォーターを飲んでいるぶんには、ほぼだいじょうぶ。
  2. 時間が読めない。国内便の飛行機などが2、3時間遅れるのは当たり前。カトマンズ、ポカラを移動するのにも余裕をみて1日確保しておかなくてはならない。飛行機に乗っているのは30分なのに…。とにかく時間ぴったりの旅行は、最初からできないものと考えていたほうが良い。
  3. 混沌。一時期の大混乱は脱したにせよ、社会全体がある種の混沌のなかにある。これは日本との比較だし、日本には別のある種の混沌はあるのだが…。交通集中、貧富の差、都市集中、森林破壊、整わない社会インフラ、毎日10時間の停電(最近16時間停電(!)になったらしい)。これらを受け入れられる余裕がないと無理(主要ホテル、レストランには自家発電がある場合が多いです)。

 で、そうは言っても、また1、2年後には行くと思う。政局が安定し、治安が良ければだけど…。

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ネパール旅行写真-その5

 1/1。朝5時半にホテルを出て、タクシーでサランコットの丘に。登り口で車を降り40分間登って展望台に。しかし、山々はほとんど見えなかった。サランコットから迷いながらフェワ湖畔まで歩いて下る。その後、30Rs払ってフェスティバル会場に入る。

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▲サランコットの丘から見る日の出直前のヒマラヤ、PowerShot G10、2009/01/01
 結局この後、雲が広がり山々は見えなくなってしまった。

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▲サランコットの丘から見る2009年元旦の日の出、PowerShot G10、2009/01/01

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▲サランコットの丘から東側の登り口を望む、PowerShot G10、2009/01/01

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▲サランコットの丘からフェワ湖を望む、PowerShot G10、2009/01/01

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▲サランコットの丘からフェワ湖まで歩いて下る、PowerShot G10、2009/01/01

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▲ポカラ・レイクサイドのメインストリート、PowerShot G10、2009/01/01

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▲ポカラ・フェスティバル会場の観覧車と船型の乗り物、PowerShot G10、2009/01/01
 観覧車には乗ってみたが、回転が異様に速いし揺れるしドアはないしで、とてつもなくスリリングだった。

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▲ポカラ・フェスティバルのステージの出し物を見る観客、PowerShot G10、2009/01/01

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▲ポカラ・フェスティバル会場の風船売り、PowerShot G10、2009/01/01
 なんと左の売り子はピカチュウの風船を売っていた。

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▲フェワ湖畔のレストランから見上げる空、PowerShot G10、2009/01/01
 黒く小さく見えるのは鳥ではなく、軽飛行機での遊覧飛行。

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2009/01/21

インターネット・携帯・テレビ・新聞なし -2009年正月ネパール旅行05-

 旅行中の10日間は、いわゆる世間から隔絶された状況だった。携帯はなし、インターネットもなし(途中、1回だけインターネットカフェに入ったのとチャンギだけ)、テレビも新聞もなし。なければないでなんとかなるもの。3日間ぐらいで禁断症状も消えた。
 前回は二日に1回はインターネットカフェに入ったけれど、今回はそれも1回だけ。docomoのグローバル携帯を持ち込み、仕事や友人からの電話に振り回されている家内を見ていたら、醒めてしまったからだと思う。
 これらから遠ざかった生活で不満はないのだが、調べものをしたいときには困った。雑談の中で出てきたシザーハンズの主演俳優の名前が夫婦二人して思い出せず、一日悶々とした。検索エンジンがあれば一発だけど、それに頼り切っている自分の記憶力の衰えに今まであまり気づかなかった。これはまずい。なんとかしなくてはいけない。
 この余勢をかって、日本に戻ったらインターネット、携帯(メール、Webアクセス)に縛られない生活を、、、記憶を向上させる努力をしよう。そうだ。今年の目標はこれだ、、、と思ったのだが、帰ってきたら元の木阿弥。ふー、携帯電話とインターネットのない世界に行きたい。

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ネパール旅行写真-その4

  12/31。この日はずっとポカラ・レイクサイドで過ごす。

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▲対岸から自分たちが漕ぐ小船でレイクサイドにある学校に通う子供たち、PowerShot G10、2008/12/31

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▲フェワ湖レイクサイド、PowerShot G10、2008/12/31

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▲フェワ湖レイクサイド、PowerShot G10、2008/12/31

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▲ダム近くの公園で行われていたロケ見物から帰る人々、PowerShot G10、2008/12/31

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▲フェワ湖レイクサイド、PowerShot G10、2008/12/31

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▲Mike's Restaurantから空を見上げる、PowerShot G10、2008/12/31

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▲ストリートフェスティバルでの舞踊と演奏、PowerShot G10、2008/12/31

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▲ストリートフェスティバルでの舞踊と演奏、PowerShot G10、2008/12/31

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▲ストリートフェスティバルでの舞踊と演奏、PowerShot G10、2008/12/31

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2009/01/20

チャンギ国際空港で夜明かし -2009年正月ネパール旅行04-

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 今回はシンガポール経由だったが、飛行機の関係でシンガポールのチャンギ国際空港で夜明かしをすることになる。チャンギ到着が1時半、翌朝10時半にカトマンズに向かう飛行機が出るまで9時間。この時間は中途半端だ。出国をしてホテルにチェックインして寝て、朝起きて空港まで戻り出国することを考えると眠る時間はあまりない。いろいろ考えた結果、チャンギ国際空港で夜明かしすることになる。ターミナルには出国しないで泊まることのできるトランジットホテルもあるのだが、満員。仕方なしにソファーで仮眠をとる。

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▲ここのソファーで夜明かししました。

 「え、危なくないの?」、「仮眠をとる場所あるの?」と思うだろうが、事前に調べたところでは安全でスペースもあるらしい。実際、24時間開いているコンビニはあるし、深夜でも開いているレストランもある。仮眠用の専用の長椅子もあるが満員。でも普通に座れるソファーや寝ころぶことのできる長いソファーもたくさんある。
 この日、たまたま混んでいなかっただけかもしれないが、仮眠をとる場所に困ることはなかった。明かりも少し照度が落ちる程度で怖くない。空調も効いており快適。時々清掃車や荷物運搬車が音を立てながら側を通るがそれほど気にならない。熟睡はできないにしろ、そんな感じでうつらうつらしながら時が過ぎる。

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▲専用の仮眠用の長椅子。満員で確保できず。

 4時過ぎ、突然起こされる。見ると警備員が2、3人。「パスポートとボーディングパスを見せてほしい」と言う。とても柔らかな物腰で不快感ゼロ。チェックをして、起こしたことを謝り去っていく。おそらく、ホームレス的に泊まるような人、不審者などをチェックしているのだろう。起こされたことによる不快感より、警備によりちゃんと安全が確保されているという安心感が勝る。
 結局、人が増えてきた7時前ぐらいで起きたが、この間、トラブルなどはまったくなかった。女性一人で過ごしている人さえ何人も見かけたぐらい普通の感じだった。
 ここまで紹介したこと以外にも感動すること多数。

  • 清潔。
  • 無料のインターネットコーナーがある。成田だって金を取るのにここはタダ。ただし日本語入力はできない。
  • 入らなかったけれど無料の映画館がある。ただ、英語・中国語ではないかな。
  • 空間は広いし、開放的。レストランも免税店も多数。ただし免税店は安くはない。

 とにかく、日本の空港なんて足下にも及ばない、今までトランジットで過ごしたどこよりも快適なところだった。

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▲無料のインターネットコーナー。足元では子供たちが転げ回って遊んでいる。

【補足】
※私が夜明かししたのはターミナル3です。ターミナル2、1の夜の状況は分かりません。ただ、ターミナル2は天井が低く、ターミナル3ほど気持ちの良いスペースではないです。
※これは2008年末の私個人の体験です。時期が変われば状況も異なるでしょう。また、我々は二人組だったのでトイレなどに行くときも荷物の確保は問題なかったですが、一人の場合は注意が必要でしょう。

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ネパール旅行写真-その3

 12/30。前夜飲み過ぎて旅行先ではめったにない二日酔い気味。10時ぐらいからレンタル自転車を借りて、Davi's Fall、チベット難民村、逆にフェワ湖の奥手のほうに行く。ストリートフェスティバルは盛り上がりを見せる。

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▲ポカラ・ストリート早朝、PowerShot G10、2008/12/30

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▲ポカラ・フェワ湖、PowerShot G10、2008/12/30

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▲ポカラ・フェワ湖(ダム近く)、PowerShot G10、2008/12/30

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▲ポカラ・フェワ湖畔の高台のレストラン、PowerShot G10、2008/12/30

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▲ポカラ・フェワ湖畔の高台のレストランから望む、PowerShot G10、2008/12/30

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▲ポカラ・フェワ湖畔の高台のレストランから望む、PowerShot G10、2008/12/30

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▲ポカラ・フェワ湖畔(上流側)、PowerShot G10、2008/12/30

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▲ポカラ・ストリートフェスティバル、PowerShot G10、2008/12/30

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▲ポカラ・ストリートフェスティバル、PowerShot G10、2008/12/30

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2009/01/19

ポカラのフェワ湖畔のカフェは格別 -2009年正月ネパール旅行03-

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 少し前に、沖縄のカフェが好きと書いたが、ポカラのフェワ湖畔のカフェは別格だった(その中でも一番はBoomerang)。湖の奥まで少しずつ狭まる奥行きのある風景、さらにその先に重なる低い山々が続く。北には白いヒマラヤの山々の頂上がサランコットの丘の先に見える。抜群の立地で、店は完全なオープンエアのガーデン、隣の席とのあいだも広いし、混んでいても店を追い立てるような感じは一切ない。今回は前回と違って寒くなく(東京の10月ぐらいの気候)、長い時間座っていてもだいじょうぶ。

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 ここはとても好きな場所。今回はストリートフェスティバルをうろつく時間が長く、カフェでボーっとする時間が短かったのがちょっと残念。またそれほど遠くない時期に来ることになると思う。

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 ポカラのカフェ以外でも良いところは多い。ボダナートのすぐ側に立つビルの屋上のカフェも良いところだったし、Hotel Excelsiorの隣のPumpernickel Bakeryのガーデンカフェ、今回は入る時間がなかったけれどパタンのルーフトップのカフェも良い。東京ではカフェにはほとんど入らないのに、そんなところばかり巡っている。

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ネパール旅行写真-その2

 12/29。カトマンズゲストハウスの屋外レストランで朝食後、チェックアウト。空路ポカラに向かう。カトマンズ空港周辺の霧で飛行機は3時間遅れだが想定の範囲内。
 ポカラ到着後、ホテルを決める(ネパールの安ホテルの場合は予約を取らないことが多い)。その後、散策。メインストリートは12/28~1/1まで開かれているストリートフェスティバルの真っ最中。昼過ぎに車の通行が禁止となり、レストランとか出店の営業が始まり、民族舞踊や演奏などもある。外国人観光客より地元の人で賑わう楽しいお祭り。

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▲カトマンズゲストハウス、PowerShot G10、2008/12/29

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▲カトマンズゲストハウス、PowerShot G10、2008/12/29

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▲ポカラに向かうYeti Airlines機内から望むヒマラヤ、PowerShot G10、2008/12/29

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▲ポカラ・ストリートフェスティバル、PowerShot G10、2008/12/29

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▲ポカラ・フェワ湖、PowerShot G10、2008/12/29

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▲ポカラ・フェワ湖、PowerShot G10、2008/12/29

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▲ポカラ・ストリートフェスティバル、PowerShot G10、2008/12/29

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▲ポカラ・ストリートフェスティバル、PowerShot G10、2008/12/29

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▲ポカラ・クラブアムステルダム、PowerShot G10、2008/12/29

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2009/01/18

今日はここで折り返し

今日はここで折り返し
秋ヶ瀬公園の先のゴルフ場脇でチーム練帰りの杉浦さん、志村さんとすれ違う。
淡々と走るが向かい風は昨日よりも強いし、調子が悪いのかまったく進まない。結局、指扇踏切で折り返す。
写真を撮って自転車の向きを変えて走り出そうとするが、後輪の回りが悪い。見るとブレーキが当たっている。修正して走り出すと軽快。そうか、これが不調の原因だったのか(ウソです。追い風になっただけです)。
秋ヶ瀬公園でポンズジャージ、物レーパンのランナーが前からやって来る。その組み合わせで走る方は日本全国でも松下さんだけでしょう。ちょっと止まってご挨拶。走る邪魔をして申し訳ない。
なんとか二日連続で走りはしたけれど、こんなのでいいのかしら。まあ、継続と練習回数を増やすことが今は肝心。

[GPS情報URL]
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=0&lat=%2b35.54.51.34&lon=%2b139.33.31.20&fm=0

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今日も一人遅出


11時半過ぎに走り始める。ボート場の脇を走っているときに、前から車が来たのでガードレールで仕切られた歩行者ゾーンに入るがハンドル操作を誤り左手中指をガードレールに当てる。折れはしなかったけれど内出血。ふー。そのちょっと後、山本さんとすれ違う。道満直前では盛永さんとすれ違うが気付いてもらえなかった。今日はチームジャージではないし、顔の下半分もネックウォーマーで覆っているから仕方ないよね。道満では恒例のパインヒルズのTT練習会が終わったばかりのようで、記念撮影をしている。何人かお知り合いは居るはずだが、止まらず進む。

[GPS情報URL]
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=0&lat=%2b35.48.33.27&lon=%2b139.38.27.23&fm=0

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PowerShot G10用の格安ケース

 使用感(インプレ)に続き、PowerShot G10ネタ。でもPowerShot G10の話題はこれで終了予定。
 12月初旬に購入したとき、純正ケースも入手しようとしたのだがどこも売り切れ。アマゾンに注文したが、旅行前に入手できないことがはっきりした時点でキャンセル。今は在庫もあるようだけど、当面旅行に行く予定もないのに5000円を超えるケースを買う気にもならず再発注していない。

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 ふと立ち寄った100円ショップ(ローソンストア100)で棚を見ると、ちょうど良さげなケースを売っている。100円ならば使えなくても惜しくないので即ゲット。帰ってから入れてみると、なんとぴったり。ファスナーが中のもの当たらないようにするひだも付いているけれど、ちょっといい加減な造りでカバーし切れていないが、まあ値段からは仕方ないところ。液晶に傷を付けない(ストラップのプラスチック部分が当たらない)ように本体にストラップを巻いてから下のように入れると良いみたい。ということで5000円強の節約。

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2009/01/17

ここで折り返し

ここで折り返し
 秋ヶ瀬公園に入るところで山本さんと、羽根倉橋の下で江國さんと、そのちょっと先の野球場に向かう折り返しのところで物練本隊とすれ違う。細沼さんに「風強いよ」と声をかけられる。うーむ、まあゆっくり走るからいいのです。運動公園裏あたりでcilcliHIDE町田さんとご挨拶。
 向かい風のなかたらたら走り、開平橋まで来てここで終了。帰りは追い風だけどスピードが乗らない。ちょっとスピード表示にしたら32~33km/h。うーむ、調子の良かったころは無風でもこれくらいのスピードは簡単に維持できたのに…。まぁ言ってもしょうがない。レースの目標はないけれど、少しずつ体調を戻していく予定。明日も遅出で乗る予定だけど、やはりこのあたりで折り返しかな。来月の半ばぐらいからはチーム練にも復帰したいけれど、そこまで体調が戻るかな。

[GPS情報URL]
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=0&lat=%2b35.56.30.43&lon=%2b139.32.13.23&fm=0

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リハビリライド

リハビリライド
12/20以来なので4週間ぶりの自転車。4週間前もかなり調子が落ちていたのに、さらに休んだので完全に体が鈍った状態。もう全然だし無理も効かないので、開平橋交差点まで往復50kmのリハビリライドとする。負荷もかけられないので、速度表示はせず、ケイダンス90rpm以上、心拍150~170bpmを維持して走ることを心がける。向かい風が辛いが、遅い出なので気温は高めで助かる。

[GPS情報URL]
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=0&lat=%2b35.48.28.62&lon=%2b139.38.29.50&fm=0

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PowerShot G10の使用感

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 インプレなどは書かないと言ったけど、PowerShot G10の検索でこのページに来る方がいるので少しだけ紹介。
 12月初旬に購入してから家族の習い事(フラメンコ)の内輪の発表会、ネパール旅行、ちょっとした物撮りなどで使用。この間の累計撮影枚数は2300枚とそこそこの数になる。マニュアルにも目をとおし、普通の機能は使いこなしている。そのような状況でのインプレ。

【良い点】
・操作感、インタフェースに優れている。露出補正、撮影モード、ISO設定などがそれぞれ別なダイヤルになっていて、画面のメニューなどに頼らず変更できる。ここはとても使いやすい。画面のメニュー操作から入る他の設定も、比較的分かりやすく使いやすい。
・立ち上がりが速い。スイッチを入れてすぐ撮れる。
・撮影後の画像確認をオフにして、スポーツモードなどにして連写すると、1秒に1枚ぐらいの連写ができるのが便利。舞踊など動きのある被写体を撮るとき、連写でかたっぱしから撮りまくり、あとで良いショットを選ぶような使い方ができる。
・絵づくりも悪くない。彩度を上げるモード(ポジフィルムモード)、ノーマルどちらも及第点。
・バッテリーが強い。一日に500枚以上撮った日があったがバッテリー切れの警告さえ出なかった。16GBのメモリーカードならば2500枚以上入るし、多数の写真を撮る用途に適している。
・大きく重めのため、手振れしにくい。

【今ひとつの点・悪い点】
・暗い場面に弱い。ワイド端ではF2.8だが、もっと暗い感じがする。ISOを800ぐらいまで上げるとノイズが目立ち、不自然な絵づくり、色づくりになる。望遠側のズームを抑えてもいいからもう少し明るいレンズがほしい。これが最大の不満。
・大きく重い。バッテリー、メモリーカード、ストラップ入れての実測で424gもある。サイズも大きめで「ポケットに入れて」という気軽さはなく、首や肩にかける感じになり扱いにちょっと困る場合もあった。
・ストロボが今ひとつ。焚いてきれいに撮れることがない。
・視野率70%のファインダーにはまったく意味がない。潔く外すか、LVF(ライブビューファインダー)にしたほうがよい。
・連写しているときに一定の箇所に青色のノイズが出た(下を参照)。ただ、これは再現性があるかどうか確認していない。

【総合】
 4万円前後で購入したデジカメとしては十分な機能でしょう。ただ、1年後には新しいモデルが出るし、F-1ほどの思い入れはないし、当面、集中して使う予定もない。今ならオークションで3万円前後でさばけそうだし、FDレンズが使えるLUMIX G1に惹かれるところもあるので、手離そうかとちょっと悩んでいる。

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踊りを連写していたとき、この40枚前後に青いドットのノイズが出る。

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ノイズ部分(左右2箇所)の拡大がこちら。その40枚の後はまた出なくなった。CCDに一時的に小さなゴミでも乗ったのだろうか?

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2009/01/16

カトマンズの渋滞と排気ガス -2009年正月ネパール旅行02-

 5年ぶりに訪れたカトマンズは、自転車が減って車とバイクが増えた。一部で交通渋滞はあるし、排ガスによる大気汚染がひどくなった。最初に旅行した20年前は、車も舗装された道も少なく、街灯のない暗い夜道のなか少数の車のヘッドライトが照らす埃と土煙の光のビームが印象的だった。今も埃と土煙はあるが、排気ガスの紫の煙のほうが目立つ。
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▲片側だけだけれど渋滞中(PowerShot G10、2008/12/28)。

 以前は1970年代の日本車が多かったが、近年、インドで生産されたマルチスズキの軽自動車が増えた。そして大量のバイク、バイク、バイク。タクシー運転手に聞いた話ではカトマンズだけで、この5年でバイクが2倍、10万台から20万台になったと言う。また、カトマンズ盆地だけで1カ月に90人の交通事故死者が出ているとのことだ。この死者数は、大きな交差点に掲示されていた先月(11月かな)の数字を読み上げてくれたので間違いない。カトマンズ盆地全体の人口が分からないので正確なところは言えないが、交通事故死の人口比率はおそらく日本の10倍以上、もしかしたら20倍近いのではないか。
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▲カトマンズダルバール広場も車で渋滞(PowerShot G10、2008/12/28)。

 比率は減ったとはいえ有鉛ガソリンでNOx分解触媒もついていない古い大量の日本車、そして膨大なバイクが吐き出す排気ガスがカトマンズ盆地に溜まり、非常に空気が悪い。さらに整備されていないデコボコだらけの細い小道や史跡脇の道を、車やバイクがクラクションをけたたましく鳴らしながら、人をかき分け走り回る。カトマンズの街路は散策していて気持ちの良いところではなくなりつつある。また、以前は暮らせるものなら暮らしたいと感じた街だったけれど、今は交通の混沌と大気汚染でそんな気持ちも消えてしまった。鉄道のないカトマンズの宿命かもしれないが、この状況はかなりのもの。何らかの交通規制と排ガス規制の強化が必要なのは間違いない。
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▲人が多く狭い路地をバイクが駆け抜ける(PowerShot G10、2008/12/28)。

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ネパール旅行写真-その1

 少しずつ(おそらく日にち単位で)ネパールで撮った写真を紹介していきます。手抜きなので、特別なものを除き説明はなしの予定です。
 まずは12/28。カトマンズ到着後、ホテル(カトマンズゲストハウス)にチェックイン。その後、歩いてカトマンズ・ダルバール広場まで行き、周囲を散策する。

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▲カトマンズ市内、PowerShot G10、2008/12/28

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▲カトマンズ・インドラチョーク、PowerShot G10、2008/12/28

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▲カトマンズ・インドラチョーク、PowerShot G10、2008/12/28

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▲カトマンズ・ダルバール広場近くで遊ぶ子供たち、PowerShot G10、2008/12/28

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▲カトマンズ市内、PowerShot G10、2008/12/28

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▲カトマンズ市内(カテシンブー・ストゥーパ)、PowerShot G10、2008/12/28

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▲カトマンズ市内、PowerShot G10、2008/12/28

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▲カトマンズ・ダルバール広場、PowerShot G10、2008/12/28

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▲カトマンズ・インドラチョーク、PowerShot G10、2008/12/28

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2009/01/15

今日は安定、明日は? -2009年正月ネパール旅行01-

 ネパールに来るのは6回目。前回は5年前の正月。マオイスト(ネパール共産党毛沢東主義派)と政府(王政側)との対立が激しくなっていた時期で、戒厳令に近い状態だった。夜、空港からタメルに向かうときは、わずか10km弱なのにチェックポイントが2つあり、緊張した面持ちの兵士が車の中を覗き込んだ。でも海外旅行者と分かると車の中をあらためもせず、すぐ通過はさせてくれたが…。ポカラの繁華街にも土嚢を積み上げたトーチカ(?)があり、空港にも小銃を持った兵士がたくさんいた。
 その時、討伐の対象だったマオイストは現在政権を担い、長年続いていた王制は廃止された。ゲリラが政権を取った、つまり革命があったのだ。その間、内乱まではいかないが大きな混乱と多くの死があったと聞く。治安も悪化し、気軽に旅行できる状況ではなくなった。それはまだ一部では続いているが、カトマンズやポカラなどの主要な観光地に限って言えばかなり安全になったようだ。
 小銃で武装した兵士は目立たなくなり、空港からのチェックポイントもない。なにより空気が違う。ピリピリした空気、緊張感が薄くなった。それは旅行者の気分に反映する。タクシー運転手やホテルの従業員から聞いても、「今は本当に安全になった」、「2年前はどこもかしこも危険だった」、「マオイストが政権をとって観光客が戻って来て本当に良かった」と嬉しそうに答えてくれた。
 しかしここネパールの空の下)の情報によれば政権を取ったマオイストは、暴力を使って強引に外貨の稼ぎ頭であるカジノと大ホテルを押さえ、マスコミも押さえようとしている。権力を握り、お金を支配し、メディアを握り、批判勢力を押さえられるようになったとしたら、政治は腐るのが常である。
 ネパールの政治が本当にこれから良い方向に向かうのか、それとも今までと同様、適度に腐った非効率なかたちになるのか、はたまた一党独裁の恐怖政治にいくのか予断を許さない。なんと言ってもマオイスト=毛沢東主義=大躍進、文化大革命、ポルポトの大虐殺というつながりもあるのだから。でもとにかく良い方向に向かってほしい。6回も訪れるくらい大好きな土地、国の明るい将来を願ってやまない。
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▲ポカラのフェスティバル会場でステージでの演奏を見つめる武装兵士。今回はこれ以外まったく見かけなかったし、このときも緊張感は薄かった(PowerShot G10、2009/1/1)。

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2009/01/13

FDレンズの分解

 FDレンズを分解してのニコイチに挑戦する。
 2個とも、FD 50mm F1.4。旧FDでも初期のタイプで、いわゆる銀枠レンズ。少し後に出たFD 50mm F1.4 S.S.C.はフィルターを取り付けるレンズ先端部分が黒色になっているが、こちらは銀色のメッキ。
 左は絞りリングの調子が悪いけれどレンズは良好。右はレンズ内にカビがあるけれど他は良好。ということで、左のレンズを右に移植しようという目論見。
 実は、右のレンズを完調に持っていきたい別な理由があるのだが、それについてはそのうち紹介
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 参考にしたサイトはこちら(ありがとうございます)。使った工具(道具)は、精密ドライバー、ピンセット、爪楊枝、カニ目回し吸盤オープナーレンズサッカー、白手袋。

 まず吸盤オープナーでレンズの銘板を回して外す。
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 次にカニ目回しで、前玉ユニットを回してネジが外れたら、レンズサッカーを使って前玉ユニットを取り除く。
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 これを2個のレンズで行い、左の前玉ユニットを右に移し、逆の手順で組み立てて前玉側は完了。

 次に後玉の交換。マウント部分を固定しているネジを外す(銀色部分のサイドについているネジではないので注意)。3箇所のネジを取り除いたら、マウント部分を持ち上げて外す。
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 カニ目回しで後玉を外す。今回は一番後ろのレンズのみの交換だけで済んだので、これ以上は分解しないで終了。
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 で、一応出来上がったのだが、どうも無限遠が微妙に出ていない気がする。うーん、無限遠を合わせる方法はネットにもないみたい。困ったな。まあ出ていないと言ってもほんのわずかなズレだから知らぬふりして使うか、それともメンテナンスに出すか…。

 この作業中に気がついたことなどは以下のとおり。

・カニ目回しを使うときは、カニ目回しを固定してレンズを回したほうが安全に安定して回せる。

・外したマウント部分を取り付けるときは、下の写真の上側にある○部分が金属板の山の右側になくてはならないこと。またこのポジションに持っていく方法は、絞りレバーを締めた状態でこの○部分を爪楊枝などで外に持っていくと金属板を動かすことができる。
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 これについては参考サイトにあるPDFファイルにも詳細な情報がある。ただしこのレンズとは若干形状が異なるようだ。

・絞りリングを誤って外すと微小なベアリングが外れるし、リング内側のバネが外れたりして組み立てが著しく困難になる。このため絞りリングは(整備の必要がない限り)外さないようにする。

・銀枠の同じレンズ2個だったが、微妙に形状が異なる。マウント部分を固定するネジがプラスとマイナスで違ったり、マウント側の内側の爪の形状が異なったりと微妙に変更されている箇所がいくつかある。

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2009/01/11

ビリビリトーン ─ 「楽しい電子楽器/自作のススメ」刊行記念イベント

 渋谷アップリンクで行われたこの本の発売記念イベントに行く。100人くらい入る会場は満員。
 本の最終章でインタビューされていた自作電子楽器の巨匠たちのトークショーと演奏実演。見たこともない、考えたこともない斬新な発想の電子楽器の数々と、その演奏の面白さと素晴らしさに感銘を受ける。著者の米本実氏のサイトはこちら
 
左) 異常奏者(MISYN、異常者)
ミシンにシンセサイザーを組み込んだ楽器と、ギターを大胆に改造してハンドルで発電し音を出す。ギターには蛇口がついていてシールドをそこに差すし、蛇口を捻ると音量などが変わる。
右) 伊東篤宏(オプトロン)
蛍光灯が発する電磁ノイズを音源にして演奏。光と音がリンクして美しい、、、けれど強電なので危険。

 
左) 西堀佑(TENORI-ON)
ヤマハの電子楽器TENORI-ONの作者。実はTENORI-ONの演奏を見たのは初めてだけど、本当に素晴らしかった。もう少し安ければ買ってしまいそう。
右) 奥山雄司(ケロミン)
日本アマガエルのぬいぐるみ型の電子楽器。口を開く幅により音階をコントロール。インタフェースの面白さに大受け。

 
左) Kaseo(サーキットベンディング)
マクドナルドで売っていた(?)お話しピカチュウ(4種類のおしゃべりがランダムに出る)を改造して音源とする。音程やピッチを変えて高速ビートのノイズ系の演奏。
右) 尾上祐一(回擦胡、リボンコントローラ)
胡弓状の楽器だがボディについたハンドルを回し弦を振動させる。ピックアップマイクも自作。リボン状の鍵盤(?)を押さえることにより音の出るリボンコントローラーを含め、演奏のレベルが非常に高い。


冨岡雅寛(カオスモス・マシン)
この方は電子楽器製作者というより、インタラクティブなアートマシンの芸術家。彼の作るマシンと米本氏とのコラボレーションによって電子音の出るアートマシンになった作品などがビデオなどで紹介される。
左がイベントの主催者である米本実氏。今回、彼の演奏をあまり聴けなかったのが残念。

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2009/01/10

映画:アメリカを売った男/告発のとき

映画:アメリカを売った男/告発のとき
風邪で頭がボーボーだけど、他の用事もあったので池袋に出かけ、今年の初映画。
体調的には、明日も明後日も自転車には乗れそうもない。初自転車はいつ来ることか…。

---------------
アメリカを売った男 ★★★☆☆
 事実をベースにした映画らしいが、脚色が少ないため、はたまた脚本が洗練されていないためか盛り上がりに欠けるストーリー。映像などはそつないけれど、展開、結末に物足りなさを感じる。

告発のとき ★★★★☆
 良く出来たシナリオと映像に引き込まれる。謎をどのように解決にもっていくか興味津々だったが、うまく締めた感じ。ハリウッドらしい完成度の作品。細かい人物描写も優れているし、骨太な話にも好感がもてる。イラク戦争に対する厳しい非難も理解できる。愛しい息子がイラク兵に対して繰り返し行った残虐行為。常軌を逸していく兵隊たち。ただしこれらは飽くまでもアメリカ兵の視点に立ったもの。まあ、ハリウッドの商業映画としてはしかたがないところかも知れない。主演のトミー・リー・ジョーンズ、女刑事役のシャーリーズ・セロンが好演。
 原題の「In The Valley of Elah」は、劇中にも出てくる旧約聖書のダビデがゴリアテを倒した地らしい。このエピソードがこの映画の主題とどう関わってくるかについては、現時点ではうまく解釈しきれない。

[GPS情報URL]
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=0&lat=%2b35.43.58.71&lon=%2b139.42.49.80&fm=0

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2009/01/08

かぶり丼セット@河北や

かぶり丼セット@河北や
ここのBGMはいつも昭和40、50年代の歌謡曲。そういう有線のチャンネルがあるんだろうね。

[GPS情報URL]
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=0&lat=%2b35.41.34.74&lon=%2b139.45.51.09&fm=0

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2009/01/07

蕎麦作 つじ田

蕎麦作 つじ田
今年初の蕎麦喰い。

[GPS情報URL]
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=1&unit=0&lat=%2b35.41.31.29&lon=%2b139.46.18.41&fm=0

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ネパールを知るための60章

ネパールを知るための60章
読了。後述予定。

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グスク巡り

 この数年、沖縄に観光で行くことが多い。その際、玉泉洞とかガラス工房とかやちむんの里とかいくつかのテーマパークにも行ったけれどどれもそこそこで、再び行きたいという感じがせず2回は行っていない。逆にたいしたものはないのだが、グスク跡(城跡)とその関連遺跡は、同じところに何回も行っている。
 グスクは海近くの高台にあることが多く、どこも素晴らしい見晴らしで気持ち良い。関連遺跡(斎場御嶽など)の祭事の場、霊場のおごそかな雰囲気も好きだ。石垣と見晴らしの良い景色、、、たいしたものはないのだが、今後もまた行き続ける気がする。
 世界遺産に登録されたためか、グスク関連遺跡の整備が急ピッチで進んでいる。今回、勝連城と斎場御嶽にビジターセンターができていてびっくりした。勝連城や今帰仁城は石垣の整備も進みきれいになっている。その分、斎場御嶽とかは有料になったが仕方がないことだ。

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勝連城跡、Canon F-1、New FD 20-35mm/F3.5L、エクタクローム64プロフェッショナル、2008/11/28

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斎場御嶽、Canon F-1、New FD 50mm/F1.2L、エクタクローム64プロフェッショナル、2008/11/28

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今帰仁城跡、Canon F-1、New FD 20-35mm/F3.5L、ベルビア100、2008/11/29

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浜比嘉島:シルミチュー、Canon F-1、New FD 20-35mm/F3.5L、エクタクローム64プロフェッショナル、2008/11/30

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2009/01/06

沖縄のカフェが好き

 だいぶ以前に書いたけれど、海外のリゾート(と言ってもポカラとかバリとか)の見晴らしの良い水辺のカフェで何時間もボーとするのが好きだ。でも、ゆったりとして心地の良いリゾートのカフェは国内にはない、、、と思っていた。
 沖縄のいくつかのカフェはとても気持ちよい。その中の二つはこのところ沖縄旅行をするたびに行っている。
 おそらく次の沖縄旅行でも行くだろうな。ただもっと別なカフェも探してみたい。

やちむん喫茶シーサー園
 本部町伊豆見地区の山里にあるカフェ。2階の座敷は半面が外に開いていて目の前の屋根の上にたくさん置かれたシーサー、カフェ付属の庭園、山々の景色を望むことができる。
 厨房は1階で、オーダー時以外は2階に店の方もおらず、音楽もかからずゆっくり過ごすことができる。水辺の景色ではないけれど、とても落ち着く場所で最高にお気に入り。

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やちむん喫茶シーサー園、Canon F-1、New FD 20-35mm/F3.5L、ベルビア100、2008/11/29

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やちむん喫茶シーサー園、Canon F-1、New FD 20-35mm/F3.5L、フジカラーSUPERIA Vinus 400、2008/11/29

浜辺の茶屋
 目の前が海、それもちょっと岩場のある遠い浅瀬が広大に広がる。その素晴らしい景色を眺めることのできる窓に面した席が良い。満潮時は目の前まで水が来るし、干潮時はかなり先まで歩いていける。長居すれば水が満ちてきたり、引いていくの眺めることができる。ただ、席の近くに厨房があり、音楽がかかっているところはちょっと落ち着かない。
 すぐ近くにある山の茶屋 楽水もなかなか良い。

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浜辺の茶屋、Canon F-1、New FD 20-35mm/F3.5L、エクタクローム64プロフェッショナル、2008/11/28

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浜辺の茶屋、Canon F-1、New FD 20-35mm/F3.5L、エクタクローム64プロフェッショナル、2008/11/28

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浜辺の茶屋、Canon F-1、New FD 20-35mm/F3.5L、エクタクローム64プロフェッショナル、2008/11/28

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2009/01/05

ネパール旅行から無事帰還

 12/27夕の飛行機で出発、シンガポール・チャンギ国際空港にて8時間のトランジットで夜明かし後、12/28午前中の飛行機でカトマンズへ。翌日12/29~1/2まではポカラ。1/4昼にカトマンズを発ちチャンギで3時間のトランジット後、深夜の飛行機に搭乗。1/5早朝成田に着いてそのまま出社という正月休みを最大限に使ったスケジュールでした。印象的な話、写真などはそのうちアップします(その前に沖縄の写真と話をすべてアップしないと…)。

※この間、インターネットも新聞も携帯からも縁遠い生活だった。で、帰って来て驚愕したのがイスラエルのガザ空爆、地上部隊による侵略が始まっていたこと。西側報道陣をシャットアウトしての暴力の行使に言葉を失う。

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2009/01/03

F1.2の力

 New FD20-35mm/F3.5Lが生み出す広く奥行きのある画が好きだ。標準レンズの50mmという画角は平凡な感じがして、あまり多用していない。

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那覇:国際通り、Canon F-1、New FD 50mm/F1.2L、エクタクローム64プロフェッショナル、2008/11/30

 しかし今回、New FD 50mm/F1.2Lの明るさに助けられることが多かった。
 集める光量の差は、F値の差の二乗になるので、

(F3.5÷F1.2)^2=8.50694・・  (※)

と、開放で8.5倍もの光を集められる。焦点距離が違うので厳密には同じものを撮ることはできないが、数字上は開放でシャッター速度を1/8にすることができる。これによって、明かりが少ない市場の中や、暗いライブハウスでもなんとか撮ることができた。

(※焦点距離の違う二つのレンズのF値の比較でこの式が単純に当てはまるかは自信ありません)

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牧志公設市場、Canon F-1、New FD 50mm/F1.2L、エクタクローム64プロフェッショナル、2008/11/30

 下のライブハウスの写真では、開放(F1.2)でシャッター速度1/15秒。ぼけた写真ではあるが、なんとか手持ちで撮ることができる。もし、New FD20-35mm/F3.5Lを使ったとしたら1/2秒。このシャッタースピードで撮ることは不可能だ。

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JAZZ LIVE IN 寓話、Canon F-1、New FD 50mm/F1.2L、フジカラーSUPERIA Vinus 400、2008/11/29

 当然これは、New FD 50mm/F1.2Lに限らず明るいレンズ一般の効能だ。となると、単焦点で広角の明るいレンズが欲しくなってしまう。でも、New FD24mm/F1.4LNew FD14mm/F2.8Lってバカ高いんだよね。

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2009/01/01

あけましておめでとうございます

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皆様、あけましておめでとうございます。
 年賀状は毎年どんどん削減していて、自転車関係の皆様やこのブログを見ているであろう方々にはお送りしておりません。お許しください。
 一昨年の怪我の際に背中に入れたチタンの棒とボルトを昨夏抜き、一応全快となりましたが、自転車(草)レースへの復帰はほぼ諦めつつあります。となると懸命に練習することにはならず中途半端、その分、映画やカメラなど他のものに興味が移りつつあります。仕事面を含めて転機に差し掛かっているのでしょう。とにかく今年も健康に、そしていろいろな意味で変化と飛躍の一年にします。
 自転車面ではさらに一歩引いた感じになりつつありますが、今年もぜひよろしくお願いします。

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