« ネパール旅行写真-その5 | トップページ | ネパール旅行写真-その6 »

2009/01/22

ネパール旅行の長短 -2009年正月ネパール旅行06-

 20年前に初めて旅してから今回で6回目。トレッキングにもドラッグにも興味がないのに、なぜネパールに行き続けるのだろう。

  1. 魅力的。都市化、現代化、効率化した東京の対極にある姿になぜか惹かれる。郷愁もあるのかな。
  2. インドよりも楽。インドは魅力的な国だ。しかし実際に旅行すると魅力と同時に非常に疲れる。しつこい物売り、ウソをついてでも店に呼び込もうとする土産物屋、タクシーとの困難な交渉(ムンバイのエアポートタクシーは最低)。しかしネパールではそんなことはない。人は優しく柔らかく、しつこさもなく笑みも絶えない。インドの魅力そのままに、激しさをそぎ落とし柔らかくした感じが心地よい(逆に少し物足りないが…)。
  3. いろいろなものが食べられる。ネワール、ネパール、インド、チベット、さらに観光地ではイタリアンやドイツ、日本食までなんでもある。ただしインド料理だけは、インドで食べたほうが美味しい。
  4. トイレに困らない。ただしこれは観光地だけ。でもインドはバラナシのガートのような観光地でも困ること多数。
  5. 物価が安い。だいたい日本の1/20ぐらいの感覚。ただし、これは後ろめたさと一体なのだが…。

 一見良さげに見えるネパール旅行であるが、決して人には勧められない。

  1. 清潔感がない。街は埃っぽく、排ガスもひどい。ゴミは散らかっている。空港のトイレでさえ詰まっている。こういうのに拒否感のある人は辛いと思う。食べ物は旅行客向けのものを食べて、ミネラルウォーターを飲んでいるぶんには、ほぼだいじょうぶ。
  2. 時間が読めない。国内便の飛行機などが2、3時間遅れるのは当たり前。カトマンズ、ポカラを移動するのにも余裕をみて1日確保しておかなくてはならない。飛行機に乗っているのは30分なのに…。とにかく時間ぴったりの旅行は、最初からできないものと考えていたほうが良い。
  3. 混沌。一時期の大混乱は脱したにせよ、社会全体がある種の混沌のなかにある。これは日本との比較だし、日本には別のある種の混沌はあるのだが…。交通集中、貧富の差、都市集中、森林破壊、整わない社会インフラ、毎日10時間の停電(最近16時間停電(!)になったらしい)。これらを受け入れられる余裕がないと無理(主要ホテル、レストランには自家発電がある場合が多いです)。

 で、そうは言っても、また1、2年後には行くと思う。政局が安定し、治安が良ければだけど…。

|

« ネパール旅行写真-その5 | トップページ | ネパール旅行写真-その6 »

コメント

ネパールについては深夜特急程度の知識しかない私ですが、根本的には同じ国のままなのかなぁ、と感じました。

夫婦でのアジア方面の旅行をしないまま子供が生まれそうです(男子)。混沌を楽しむ余裕がほしいです。羨ましい。

投稿: うちいけ | 2009/01/22 21:12

「深夜特急」はなぜか読んでいないんです。「テロルの決算」、「一瞬の夏」などは好きだったのですが…。で、20年前と比べても基本的なところは変わっていない感じです。人口の増加と都市集中、車とバイクの増加だけが、旅行者にとっては目立つところでしょうか。その変化のなさが魅力的なのかも知れませんが…。
最近、小さなお子さんを連れての旅行も普通になってきているので、一緒の旅行も数年先にはできそうな気もします。ただ、その数年の子育ては本当に大変ですよね。

投稿: ひゅ~ず | 2009/01/23 07:32

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ネパール旅行の長短 -2009年正月ネパール旅行06-:

« ネパール旅行写真-その5 | トップページ | ネパール旅行写真-その6 »