カラーネガフィルム
カメラ趣味をこの春に復活させてから、カラーポジとモノクロネガを使ってきた。今回、はじめて1本だけカラーネガフィルムを使った。フィルムはフジカラーSUPERIA Vinus 400。カラーネガフィルムはラティチュード(露光寛容度)が広い。ラティチュードの広さの応用範囲は、ここを見るとかなりあるようだ。
今回は現像と同時にスキャンしてもらった。この作業の際、ラティチュードの広さを活かし、露出アンダー、オーバーを修正してスキャニングしてくれたかは不明だ(聞き忘れた)。推測だけど、一枚一枚写真の状態に合わせて階調を変えるのは自動では困難なので、一般的な設定で一律でスキャンしていると思う。
那覇:国際通り、Canon F-1、New FD 50mm/F1.2L、フジカラーSUPERIA Vinus 400、2008/11/29
上がってきた写真は、赤味が若干強めだが特に大きい問題はない。解像度も、スキャンした時点で150万画素に落ちているので、高密度のカラーポジとの差はあまり意味をなさない(ただ、下の写真の石垣の描写はEPR64で撮ったものに若干劣る気がする)。
差がないなら、価格も安く手軽に入手、現像できるカラーネガを積極的に使っていくかというと、ちょっと躊躇する。
カラーポジはポジとスキャンした画像を比べることができるが、カラーネガは反転しているので比較できない。ポジならスキャンの正確さ、再現性を確認できるが、カラーネガだとブラックボックスになる。これが嫌で、今後もあまりたくさん使うことはないような気がする。
勝連城跡、Canon F-1、New FD 20-35mm/F3.5L、フジカラーSUPERIA Vinus 400、2008/11/30
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