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2008年12月の34件の記事

2008/12/31

トリミングの是非

 ある写真家が、「写真はフレーム全体で表現、勝負しなくてはいけない。トリミングは逃げだ」と語るのを聞いたことがある。世間一般でも、写真にトリミングを行うことの是非については意見が分かれる。
 私はトリミング肯定派だ。確かにトリミングせず、フレーム全体で完結しているのは美しい。

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浜辺の茶屋にて、Canon F-1、New FD 50mm/F1.2L、エクタクローム64プロフェッショナル、2008/11/28

 しかし、フレーム全体で見れば今ひとつの写真でも、一部を切り出せば良くなることもあるし、切り取ることで主題を変えることもできる。また、フレームの縦横比は、35mmであれば2:3(24×36)、ブローニー判(120フィルム)では、6×4.5、6×6、6×7、6×9などとなり、使うカメラを選んだ時点で制約を受ける。被写体のあり方抜きにカメラの持つ縦横比だけを尊重するのは、あまりにもシステムに縛られ過ぎているのではないか。
 良い写真=良い画を追求するためには、トリミングやデジタル処理(エフェクト)は許されると思う。ただし、デジタル処理を行った場合には、それを明記したほうが良い。そしてトリミングやエフェクトを成功させるためには、技術と見る目が必要なのは言うまでもない。

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浜辺の茶屋にて(上の写真をトリミング)、Canon F-1、New FD 50mm/F1.2L、エクタクローム64プロフェッショナル、2008/11/28

 こうは書いたけれど、実はトリミングを積極的に行いたいわけではない。フレーム全体で出すのが原則だけど、どうしても必要な場合はトリミングやデジタル処理もあり、という感じかな。

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2008/12/29

望遠ズーム

 夏前に新宿の中古カメラ屋でお安く入手したNew FD 80-200mm/F4Lを、今回の沖縄旅行ではじめて持ち出す。しかし、旅行期間中にカメラに装着したのは3、4回。撮ったショットも4、5枚だけ。
 このレンズを使って撮りたいと思うものがあまりなかったのだから仕方ない。今は広角系の画が好きなこともあり、当面出番は少なそうだ。また200mmを手持ちで撮るにはしっかりとした固定と、適切なシャッター速度が必要そうだ。

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浜辺の茶屋にて、Canon F-1、New FD 80-200mm/F4L、エクタクローム64プロフェッショナル、2008/11/28

 できあがった写真にも見るものがない。上は露出オーバー気味、下は白く濁って青かぶりした遠景で仕上がりも鈍い(こんな写真を紹介するのはちょっと恥ずかしいがレンズ主体の話ということでお許しを…)。

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勝連城跡から海中道路を望む、Canon F-1、New FD 80-200mm/F4L、エクタクローム64プロフェッショナル、2008/11/30

 New FDは旧FDと違ってプラスチックを多用しており、安っぽい作りだがその分、軽い。これも実測685gしかない。元値が安めで流通量が多く、Lレンズとしては比較的簡単に手に入る。ただ、立てると何もしないのにズームリングがてれーっと下に降りてくるところがさらに安っちさ醸し出して悲しい。

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New FD 80-200mm/F4L (撮影:Canon PowerShot G10)

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2008/12/27

BOWMORE 12年


少し前に買ったLAPHROAIG 10年が無くなったので購入。え、もう無くなったの、、、って言われそうだけど、この飲み会でたくさん飲んだからもう少ししか残っていなかったのだ、、、というのはウソ。ま、これでいいのだ。

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2008/12/24

プリンタを(しかたなしに)買った

プリンタを(しかたなしに)買った
 昨日は年賀状作成の日だったが、印刷を始めた直後にインク切れ。古いプリンタなのでインクは簡単には手に入らない。近くのヤマダ電機、コジマに電話したが在庫なし。アマゾンでも即納(翌日着)にはなっていない。ああ事前準備が悪すぎる。
 年賀状作成は今日しか時間がない。困った。私としては年賀状は極力減らしているし、全廃でも良いのだが家内は困るらしい。さらにもうハガキは買ってしまった。
 仕方なしに新しいプリンタを購入。プリンタ以外に、コピー、スキャナとしても使える複合機。普通なら価格.comあたりで調べて、安いネット通販から買うのだけど、即使う必要があるので近くのヤマダ電気で買って持ち帰り。ネット通販の安いところとの差は3000円ぐらいかな。
 で、セッティングをするが、ドライバ類、ソフトウェアを導入し、USB経由で繋ぐと、、、PCが起動しない。BIOSの読み込みから先にいかない。ふー、ダメです。プリンタのインク切れから始まってはまりまくっている一日です。結局、なんとかPC(Windows)を立ち上げ、ドライバ類、ソフトウェアを削除し、プリンタとしての最低限の機能だけセットアップして年賀状の印刷だけ済ませる。うまくいかないので腹が立っていたが、印刷の早さ(写真の入ったハガキ1枚20秒弱)と印刷品位の高さを見ると怒りを忘れる。技術の進歩ってすごいや。

 前のプリンタ↓BJC-700Jは1997年の年末に購入したので10年間使ったみたい。展示品処分の格安だったので、2万弱。1年あたり2000円未満。インク類のランニングコストのほうがかかっていた気がする。インクさえ買えば、まだ使えるけれどどうしよう。オークション出しても手間ばかりかかるし、もったいないけれど捨てるかな。誰か欲しい人います?(お友達限定、梱包発送しません)→廃棄しました。

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2008/12/23

カラーネガフィルム

 カメラ趣味をこの春に復活させてから、カラーポジとモノクロネガを使ってきた。今回、はじめて1本だけカラーネガフィルムを使った。フィルムはフジカラーSUPERIA Vinus 400。カラーネガフィルムはラティチュード(露光寛容度)が広い。ラティチュードの広さの応用範囲は、ここを見るとかなりあるようだ。
 今回は現像と同時にスキャンしてもらった。この作業の際、ラティチュードの広さを活かし、露出アンダー、オーバーを修正してスキャニングしてくれたかは不明だ(聞き忘れた)。推測だけど、一枚一枚写真の状態に合わせて階調を変えるのは自動では困難なので、一般的な設定で一律でスキャンしていると思う。

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那覇:国際通り、Canon F-1、New FD 50mm/F1.2L、フジカラーSUPERIA Vinus 400、2008/11/29

 上がってきた写真は、赤味が若干強めだが特に大きい問題はない。解像度も、スキャンした時点で150万画素に落ちているので、高密度のカラーポジとの差はあまり意味をなさない(ただ、下の写真の石垣の描写はEPR64で撮ったものに若干劣る気がする)。
 差がないなら、価格も安く手軽に入手、現像できるカラーネガを積極的に使っていくかというと、ちょっと躊躇する。
 カラーポジはポジとスキャンした画像を比べることができるが、カラーネガは反転しているので比較できない。ポジならスキャンの正確さ、再現性を確認できるが、カラーネガだとブラックボックスになる。これが嫌で、今後もあまりたくさん使うことはないような気がする。

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勝連城跡、Canon F-1、New FD 20-35mm/F3.5L、フジカラーSUPERIA Vinus 400、2008/11/30

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2008/12/20

スコッチ縛り飲み会


松井さん内池さん、私の三人で松井さんのお宅で飲む。出てきたお酒は、、、
ボウモア(BOWMORE) 12年
ラフロイグ(LAPHROAIG) 10年
バランタイン(BALLANTINE) 17年
フレイミングカスク(FLAMING CASK) 2001
クラガンモア(CRAGGANMORE) 12年
どれもとても美味いです。でもこの手のお酒はストレートで味わってしまうため酔いの回りが早くて危ない。この日もギリギリのところで踏みとどまりました(え、かなり酔っ払っていた? 踏みとどまっていない?)。
そう、内池さん手作りのソーダ水で割ると、炭酸の泡にウイスキーの香りが混ざりこむのか、口の中での香りが強くなるような気がします。これからはソーダ水割りにはまりそう。でも、ソーダサイフォンまでは手を出さないと思うけれど…。
出し物は、食事とかおかずと言えるものはなく、オトコらしく「ウイスキーのつまみ」らしいものばかり。これがまた美味かった。ありがとうございました。

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一人たらたら帰る


荒川総合運動公園からは一人帰る。ああ、一人だと自分のペースなので楽です。でも前に進みません。
こんな感じで乗ってはいるけど、気も張っていないし節制もしていないので朝早めのチーム練には出られない(起きられない)し、出てもついていける感じでもない。レースでの目標がないと追い込み練やウイークデイの朝ローラーをする気にもならない。乗ることを止めはしないけど、自転車生活の転機に差し掛かっているのは間違いない。

[GPS情報URL]
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=0&lat=%2b35.49.49.93&lon=%2b139.37.15.07&fm=0

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今度は松井さんとばったり


二人で走っていると上江橋の先のゴルフ場区間の中ほどで前から松井さんがやってくる。これで午後の飲み会の三人すべてが揃いました。別に示し合わせたわけでもないのに不思議です。で、体調不十分な私はここで折り返し。松井さんと一緒に走るが、心拍うなぎ登りの(登り切っての高原)状態は別に変化なかったりする。ふー、体力がないのってくたびれます。

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内池さんに遭遇


秋ヶ瀬公園の先のゴルフ場脇のところで後から「おはようございます」と声がかかる。見ると内池さん。あら偶然。
今の調子では内池さんに着いていけないのだが、スピードを落としてくれたので一緒に走ることができる。ただし、心拍はうなぎ登り。午後の飲み会の相談やあれやこれや話しながら、苦しくも楽しく走る。

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今日も寝坊


目覚ましで起きられず8時のシロクマパン行きのチーム練には参加できず。結局8時半過ぎに家を出て走り始める。目標はシロクマパンで皆に合流することだったけれど、走り出してみると全然走りたくないことに気がつく。
出掛けにチェックしてちょっといじったリアホイール周りは、やはり音が出る。変速はちゃんとするし、まぁ今日は諦めて走るしかない。

[GPS情報URL]
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=0&lat=%2b35.48.13.38&lon=%2b139.38.39.61&fm=0

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2008/12/19

キング・オブ・スティング


 この前読んだ本が面白かったので、関連書(と言っても小説)を購入。信用詐欺の現代版だが、詐欺本独特のどんでん返しもあり後半は面白い。ちょっとほろ苦さを感じさせるエンディングも好き。ただ、翻訳のせいかオリジナルがそうなのか分からないけれど、中盤までは冗長でリズム感に欠け、退屈だった。1週間かけて2/3まで読み、残りは1日で読む。
 内容はともかく、「この書名はなに?」って感じ。原書は、CON EDだったのに、なぜ「キング・オブ・スティング」になるのか理解できない。映画「スティング」の知名度を借りて売りたいんだろうけど、安易すぎる。この小説も遠からず映画化されるような気もするが…。

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2008/12/18

霧ざんす

霧ざんす 霧ざんす
↑戸田ボート場も、↓荒川の川面も真っ白。笹目橋の上↓だけは車の出す熱のためか薄い。
霧ざんす 霧ざんす

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2008/12/17

蒸留酒3本購入


 日本酒は上岡酒店で、ビールはスーパーで恒常的に買っているけれど、洋酒(蒸留酒)を近場の酒の安売り店で久しぶりに購入。
 右から、バランタイン17年、奥様御用達のウィスキー、高いけれどそれだけの価値のある味。ラフロイグ10年、最近友人の自転車乗りのアニキたちに評判で私も好きになりつつある、家内は香りが苦手で飲めないので私専用。マイヤーズラム、安酒、酔っぱらって味もなにも分からないときに高い酒を飲むのはもったいないので購入(そこまで飲んだら飲まなきゃいいのに…)。さていつまで持つことか…。

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2008/12/16

撮影技術と審美眼

 絵には描かれた時間に相当する一貫した意思が現れる。写真は一瞬にして情景を切り取る。撮られた生の写真群のすべてに、絵のような一貫した意思を込めることは難しい。
 絵を描くには時間がかかる。画家は長い制作過程の中、一筆ごとに創作意図を反映させていく。写真の場合、瞬間の勝負である。多くの場合、一瞬の偶然を切り取る。その偶然の中に、神に選ばれた、、、とまでは言わないが、良質のショットが入り込む。
 写真の神による偶然は、どの撮り手にも均等にやってくるわけではない。プロの写真家は経験と努力から機会を増やし確率を上げ、瞬間を逃さない技術がある。素人は少しでもテクニックに上げ、少しずつ条件を変えて数を撮るしかない。確率は低くとも、良いショットは紛れ込んでくる。
 撮った後は、もう一つの才能の出番になる。たくさん撮ったショットのうち、どれが美しく価値あるものかを見分ける力、審美眼の出番だ。だから、写真家の一貫した意思は、情景を切り取る撮影のときだけでなく、撮った写真群から選び出すことと、それに適切なタイトルを付けることで表現される。
 見分けて選び出すための感覚と能力は、批評家的な、編集者的な能力につながる。絵は描けないし、きれいなデザインもできない私だが、写真趣味を続けていけるかも知れないと思うのは、そのあたりにある。

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浜辺の茶屋、Canon F-1、New FD 20-35mm/F3.5L、エクタクローム64プロフェッショナル、2008/11/28

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2008/12/14

映画:未来を写した子どもたち

映画:未来を写した子供たち

★★★★★
 インド・カルカッタの売春窟に生まれ育った子供たちに、写真を撮ることを教える女性写真家。その活動をとおして、子供たち自身が変わっていく姿、子供たちの境遇を変えようと努力する女性写真家の姿を描く。
 お薦めの映画です。シネスイッチ銀座での上映は12/26まで、他にも全国でやっているようです。皆様ぜひ! 公式サイトはこちら

 写真教室を開き子供たちに写真を教えるZana Briskiの試みは、最初はちょっとした偶然で始まったものなのだろうが、彼女はそれを徹底的に推し進める。元もと子供と深く関わらなくてはできない取材・撮影であったが、もう単なる取材者の立場を大きく逸脱しコミットしていく。それを明確に「私はこの子供たちの将来に関わる」と意思表示しての行動なので、ドキュメンタリーとしての違和感はない。当初から客観的な取材という立場ではない取材なのだから…。とにかくインド・カルカッタのような混沌とし、遅々としてなにも進まない国と街の中でのその推進力、パワーには頭が下がるし、目頭が熱くなる。
 また、途中でZanaが助けを求めたボランティア団体の対応にも驚く。彼女が緊急に対応が必要な子供について説明して助けを求めたとき、相手は「わかりました、5分待ってください」と答える。おそらくその5分で他のスタッフと相談し結論を出すのだろう。即断即決、その対応の早さに単純に感動する。
 彼女が行っていたのは、単なる施しではないかたちの援助だ。子供たち自身が写真を撮り、その中に芸術的価値を見出して売り、その収益を子供たちを助けるための原資にする。ニューヨークの展覧会のビデオを子供に見せ、カルカッタの書店での展覧会につれて行く。自分たちのやっている「撮影」=「遊び」が人びとに評価されて、お金に変わり自分たちを助ける。周りの大人に邪魔者扱いされ、怒鳴られ、働かされ、自分を見いだせない子供たちの自尊心を育てる。
 子供たちの写真自体も良い。街角の人々、その生き生きとした営みを捉えてる。被写体との濃密な関係がなければ撮れない写真がたくさん。動きがありダイナミック。こんな写真、今の私には撮れない。また発想が斬新だ。海に行きはしゃぎながら写真を撮るが、アヴィジットは左手で持ち上げたバケツからこぼれ落ちる水と遠景で遊ぶ子供たちをカメラに収める。なんの制約もない創造性ってすごい。

 映画のなかで紹介された写真で一番好きなのは、空色の壁をバックに立つ髪に薄緑の布を巻いた少女のポートレート「Girl on roof」(ここからダウンロードできるようです)。しかしこの写真を撮ったスチートラは、映画の最後の紹介では叔母の指示に従い売春を始めていることが示唆されていた。結局、8人の子供たちのうちしっかり学校に行き続けてるのは4人。3人の女の子は全寮制の学校に入ったが2人は退学して親の元に戻り、1人の男の子は親の反対で進学できない。これだけ徹底的なサポート受けながらこの結果に、状況の厳しさを感じる。さらに映画で紹介されたのは8人だけ。8人の裏にはまだたくさんの子供たちがいるし、世界全体を見れば膨大だ。不幸なのは子供たちだけでもない。もし、この8人の子たちが全員救われたとしても免罪符にはならない。ただ、自分のかかわった子供たちだけでもなんとかしようと必至に努力するZanaの姿には心を打たれる。

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2008/12/13

日暮れ前に帰り着く


 日も弱く、気温が下がってきたので帰りはウインドブレイカーを羽織る。帰りは南回り。弱い追い風の中、30km/hぐらいのスピードで走り続ける。なんとか日暮れ前の16:20自宅着。まだこんな時間なのに夕暮れ。あと1週間で冬至。
 今日は追い込むことはなく、Maxゾーンの心拍は皆無。でも先週よりは楽に走れる。やはり2週開くとだめなんだろうね。夕から行った筋トレも先週よりは楽だったし…。
 そう、リアの音鳴りは、、、直りません。うーむ、ほとんどお手上げ。ショップに持ち込むかな。

[GPS情報URL]
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=0&lat=%2b35.49.40.94&lon=%2b139.37.22.74&fm=0

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肉うどん@甚五郎

肉うどん@甚五郎
 岩殿観音経由の最短ルートで進み、13:40に甚五郎着。今日はオーソドックスな出汁のものが食べたかったので、肉うどん。美味しかったです。今日もごちそうさまでした。

[GPS情報URL]
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=0&lat=%2b35.58.15.23&lon=%2b139.16.28.35&fm=0

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超遅出で一人走る


 夜更かしと疲れでまったく起きられず、チーム練はパス。10時に起きて、リアハブ周りの再調整を行い、11:20に出かける。目指すは甚五郎、1時半過ぎの到着見込み。あまり寒くないし風も弱く走りやすいけど、体力が落ちているので25km/h前後のスピードでたらたら走る。途中、道満で早帰りの河野さんに、大屋敷手前で山本さんに、戸守前のクランク状のところで甚五郎帰りの本隊、6、7人とすれ違う。

[GPS情報URL]
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=0&lat=%2b35.55.12.95&lon=%2b139.32.25.60&fm=0

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2008/12/12

北京亭

北京亭 北京亭 北京亭

水道橋の北京亭。久しぶり来たけれど、本当に美味しい。外見と店の中は普通の街の中華料理屋だけど味は一流。ああ、もっと来なくてはいけない。

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Sheryl Crow

Sheryl Crow Sheryl Crow
 好きなミュージシャンではあるけれど、どちらかというと相方のほうが私より入れ込んでいる。アルバムもすべて揃っているわけではなく、初期の4枚とライブDVD2枚だけかな。
 ウドーサウンドメイトでとったチケットはステージに向かって左のブロックだけど、センターブロック寄りの2列目。シェリル・クロウがステージ脇に来ると本当に目の前、わずか3mぐらい。センターのマイクで歌っているときでも10m前後と近さだけなら抜群。ただ、スピーカーの真ん前なので大音響、ライブ後は難聴気味になる。
 演奏は非常にしっかりしている。ボーカルの声は完全に出ているし、バックバンドは(ドラムを除いて)非常に上手い。ただし、バックとしての演奏に徹していて、あまりでしゃばる真似はしない。バックの編成は、ギター2名、ベース、キーボード(1曲ギターを弾いてた)、ドラム、パーカッション、バックボーカル2名。
 シェリル・クロウのボーカルってこぶしが効いているし、絶唱型の歌いでもしっかり音が伸びている。ただ、全体としてドライブ感はあるにしろ、爆発するような高揚、破綻寸前の突っ走りとかは感じず、THE WHOのライブと違ってちょっと物足りない。でもこれは見るほうの問題かな。かなり好きなミュージシャンではあるけれど、THE WHOほどは入れ込んでおらず、オーラーも感じていないから仕方ない。
 うーん、ちょっと引き気味な書き方だけど、ライブ自体のレベルは高く、楽しいものであったのは確か。また来ても行きたいと思う。そう、アンコール最後がスティーヴィー・ワンダーの曲だったのにはびっくり。

※下のセットリストは前日、12/11のもの。

12月11日(木)@JCB Hall セットリスト

1. God Bless This Mess
2. Shine Over Babylon
3. Love Is Free
4. A Change Would You Good
5. Leaving Las Vegas
6. Strong Enough
7. Can't Cry Anymore
8. Steve McQueen
9. Motivation
10. My Favorite Mistake
11. Gasoline
12. Run Baby Run
13. Detours
14. If It Makes You Happy
15. Out of Our Heads
16. Soak Up The Sun
17. Everyday Is a Winding Road

Encores:
18. I Shall Believe
19. All I Wanna Do
20. Higher Ground

[GPS情報URL]
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=0&lat=%2b35.42.11.80&lon=%2b139.45.13.44&fm=0

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2008/12/10

映画:ザ・フー:ライブ・アット・キルバーン

映画:ザ・フー:ライブ・アット・キルバーン
同じ映画館のレイトショーで1977年のライブのフィルムコンサートをやっていて、さらに今日は1000円で観れるということで連チャン。でもどちらもDVDが出たら買うような気がする。遅い時間だというのに7、8割の入り。ここに居るのは皆、武道館のアリーナ並みのファンだろうね。

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 このコンサートの存在は知らなかった。ただ、来日、アメイジング・ジャーニー公開に合わせて未発表ライブの劇場上映、DVD発売があることはどこかで聞いた。で、最初は服が同じなのでシェパートンスタジオでの演奏の完全版かと勘違いした。
 一部の曲に粗いところ、バラバラな演奏はあるが、全体としてはパワフル。特にピートが切れている。「切れる」は二つ。一つは演奏が冴えている。スピーディで確実な演奏。腕の回しやジャンプも異様に速くて機敏。いやーカッコいい。もう一つは、常軌を逸した切れ方。アンプは倒すし、途中で「撮る必要なかった」とか捨て台詞は吐くし、観客に喧嘩を売るような言い方するし、目つきを含めて怖い。いやー、ピートすごいよ。
 ジョンはジョンらしいパワフルなプレイ、キースは全盛時を考えると音圧は低いし、ついていくのがやっとだけど、それほど酷くはない。ロジャーはいつもどおり。いやー、堪能しました。この頃か、もう少し前のライブを見ておきたかった。

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映画:ザ・フー:アメイジング・ジャーニー

映画:ザ・フー:アメイジング・ジャーニー
シアターN渋谷にて、ファンの間では長らく噂になっていたTHE WHOの記録映画を観る。なんと9割近い入り。小さい映画館とはいえすごいこと。

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 バンド内の軋轢などがかなり赤裸々に語られる。すでに知っている話が7、8割、新味の部分が2、3割っていう感じかな。
 THE WHOは二人の天才プレイヤー(キースとジョン)、一人の素晴らしいソングライター(ピート)、平凡なボーカリストからなるバンドと思っていたし、ロジャーのキャラクターはあまり好きではなかったが、彼なりの苦しみ、葛藤を聞いて少し好感度が上がった。

[GPS情報URL]
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=1&unit=0&lat=%2b35.39.11.01&lon=%2b139.42.13.83&fm=0

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2008/12/09

ベルビア100

 初めて普通の環境でベルビア100を使ってみる(前回は日暮れ寸前で光量が少なかった)。下の写真では彩度が高く、自然な感じで綺麗に仕上がる。

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瀬底島(瀬底ビーチ)、Canon F-1、New FD20-35mm/F3.5L、ベルビア100、2008/11/29

 同じ時間帯にEPR64で撮ったのが下(光量が少なくコントラスト低め)。本来は、同じレンズを使って同じ露出で同時に撮り比べないと意味をなさないので、あくまでも参考程度。それにしても、だいぶ感じは異なる。

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瀬底島(瀬底ビーチ)、Canon F-1、New FD20-35mm/F3.5L、エクタクローム64プロフェッショナル、2008/11/29

 しかし彩度が高いのは良いことだけではない。下の砂浜は実際よりも強い色味だけど見ることができるレベルだが、最後の2枚の石垣は彩度が高過ぎて不自然。記憶の色とは違うし、他のフィルムで撮ったものよりも明らかに濃い。面白い色作りのフィルムだけど、使う場面を選ぶ気がする。

※2008.12.11追記:エクタクローム64プロフェッショナル(EPR64)は青が、ベルビアは緑と赤が強めと思う。今のところ一番好きなのはナチュラルなプロビア100F

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瀬底島(瀬底ビーチ)、Canon F-1、New FD20-35mm/F3.5L、ベルビア100、2008/11/29

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今帰仁城跡、Canon F-1、New FD20-35mm/F3.5L、ベルビア100、2008/11/29

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今帰仁城跡、Canon F-1、New FD20-35mm/F3.5L、ベルビア100、2008/11/29

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2008/12/08

お気楽独りメシ


相方出張中なので、一人超手抜きの夕食。ピーマンのおひたし、コーン缶詰+ツナ缶+キュウリ+オリーブオイル、琥珀エビス、ミックスナッツ、最後はふかし芋(最近お気に入り)で済ませる予定。ああ恥ずかしいぐらい超貧相だけど楽チンお気楽。

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N95


アマゾンでこれこれを1箱ずつ購入。計50枚。こんなものまでアマゾンで売ってるんだね。
新型インフルエンザが流行してから手に入れようと思っても手に入らないだろうからという予防の発想。でも分かっているのです。使う機会が来ないかも知れないこと。そして、もし流行(パンデミック)になったとしても、こんなものに頼って出かけるより、家に籠もっていたほうが安全なこと。まったくアホですが、まあいいのです。少しでもリスク下げるのに役立つなら…。そう、下のパッケージの輸入元は驚いたことに山本光学だった。

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2008/12/07

映画:幻の光/歩いても 歩いても

映画:幻の光/歩いても歩いても
早稲田松竹にて是枝裕和監督作品2本立て。

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幻の光 ★★★★☆
 美しい作品、ただし退屈。でも好きな映画。
 陰影の効いた映像が魅力的。夕暮れの光、厳しい冬の薄明かり、夏のうっとうしい感じの光、それぞれを美しく捉えている。物語りも繊細。映像と江角マキコの演技の質の高さで、主人公ゆみ子の心模様、やるせない想いが伝わってくる。ただ、全体をとおしてテンポが遅すぎる感じがあり、退屈な印象も与える。
 この映画のクライマックスと言える、日暮れの海岸のシーンでの内藤剛志のセリフ回しがヘタでがっくりくる。そんなに下手な役者じゃないと思うのだが…。

歩いても 歩いても ★★★★★
 「幻の光」とうって変わってテンポも良く素晴らしい。息抜きも笑いもシリアスもある。
 長男の命日に実家に集まる弟妹家族と両親の何気ないやりとりが中心なのだが、まったく飽きない。シナリオ、演出、そして微妙なところで切ったり入れたりする編集、すべてが巧い。少しずつ徐々にいろいろなことが分かっていくシナリオの良さを、演出、編集がさらに高みに持ってきている。演技陣も皆好演だが、樹木希林がその中でも抜けている。彼女の演技に目が釘付け。すごいよ。
 それにしても家族集まっての会話に、自分が家内の実家に行ったときのことを思い起こさせるような話が多い。こういうのって普遍的なんだろう。

追記:映画で紹介されていた食べ物がすごく美味しそう。調べたらレシピが公開されていた。この中の、とうもろこしの天ぷらと枝豆茗荷ごはんは今度作ってみようと思う。

[GPS情報URL]
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=0&lat=%2b35.42.42.57&lon=%2b139.42.28.59&fm=0

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16GB


新規導入した新デジカメのために購入。サイズについてはあまり考えずそこそこ大き目のものをアマゾンで買ったのだが、、、。
PowerShot G10での写真1枚あたりのファイルサイズは(ほぼ最大)6MB。ということで、

16GB/6MB=2666.666

ふー、2500枚以上ですか。RAWでも700枚はいくみたい。考えられません。その16GBがわずか3680円。これまた昔を考えると信じられない価格。こんなことばかり言う私は時代遅れのオヤジなんでしょうね。

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2008/12/06

たらたら帰る


帰りは追い風なのだが30km/hちょっとまでしか上がらない。うーん、脚も心肺もぜんぜんです。1週間開いたのもあるけれど、現在のベースがこの程度の力なんだろうね。だから、「調子が悪い」とか「全然ダメ」とかいうのは間違い。今はこれが当たり前と思わなくては…。
そう、直ったはずの後輪周りがまた音をたて始めた。前回と同様の感じでの音鳴りなので、ハブのキャップ周りの緩みと思う。締めが甘かったのかな。緩み止め剤塗らないとだめか。ただ、緩み止め剤塗った場合、錆びに対する耐性はどうなるのだろう。

[GPS情報URL]
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すみれうどん@甚五郎


越生のバイパスの下をくぐるあたりでチーム練遅出組の本隊7~8人とすれ違う。麺喰い系メンバーも含まれていたので、今日は甚五郎では一人かな。
本日は、牛肉の入った甘め出汁のすみれうどん。今日もご馳走様でした。今日は空いていて私が店に入ってから出るまで誰も来なかった。皆さん、もっと通いましょう。

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8:40出で一人走る


空はピーカン、風も強くないし遅出なので気温も上がっている。この季節としては絶好のコンディション。が、スピードは上がらない。若干の向かい風だが脚の弱り方のほうが大きい。24~25km/hで心拍170bpmまでいってしまう。うー、ダメダメだ。今日もロード乗りに抜かれまくる。
道満に入る直前で既に帰還なのか盛永さんとすれ違う。その後、秋ヶ瀬で河野くん、上江橋で内池さん、戸守手前で奈良さんとすれ違う。皆さん早起きです。

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2008/12/05

蕎麦作 つじ田

蕎麦作 つじ田
蕎麦をたらふく食べたくなり来る。味はともかく、満腹で満足也。

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2008/12/04

ポチっと…


タイトルはこちらの真似。
先日の沖縄旅行ではCanon F-1を使ったけれど、再来週末と正月は諸事情でデジカメを使いたいので購入。最初は同じく憧れのNikonブランド、COOLPIX P6000にしようと思ったけれど、価格.comの評価などでこちらに転んでしまった。

最初に買ったデジカメは10年前のFinePix 700で150万画素、次は5年前のEXILIM EX-Z4で400万画素。で、こいつは1470万画素(!)。ここまで来ると(フィルム種類にもよるが)35mmフィルムの解像度に近いらしい。ふー、そんなに引き伸ばす予定もないし、ここまでの解像度って必要ないね。カメラ本体のインプレなどは後日に、、、おそらく紹介しないでしょう。思い入れないので…。

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2008/12/02

アフリカ・レポート―壊れる国、生きる人々


 アフリカについての秀逸なレポートを書き続けていた松本仁一の本。朝日新聞で連載されていた内容をまとめたかたち。彼の「アフリカを食べる」とかカラシニコフの連載はすばらしいものだった。この本も同様にすばらしい。
 政府の腐敗、治安の悪化、他国の干渉などにより、多くのアフリカ諸国、特にサハラ以南の国々は、厳しい停滞のなかにある。その実態が、ごく一面ではあるがリアリティをもって伝わってくる。そのような中に進出する中国の存在感がすごい。また草の根的に努力し成果を上げつつあるボランティア団体、小規模企業などに将来の希望を感じさせる。
 それにしてジンバブエの例を見ても、上手く回っている国を中から破壊するのは本当に簡単であることが分かる。上手く回っている歯車のどこかを止めればいいだけなのだ。それは政府の腐敗による富が社会に還元されないことだったり、生産システムの破壊だったり、治安の極端な悪化だったり、本当に簡単だ。腐りかけているところはあるにしろ、今の日本社会の少しは上手く回っているところを維持、伸ばしていくことの重要さを再認識する。
 あとがきによれば著者は朝日新聞を退職したらしい。六十代後半のようだが、ぜひこれからもアフリカに関する取材、レポート、著作を続けてほしい。

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2008/12/01

映画:太陽の少年

映画:太陽の少年
K's cinemaで開催されている中国映画の全貌2008に来る。ただ観たい映画のスケジュールが合わないので今回はあと二、三回かな。

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★★★★☆
 「芙蓉鎮」で印象的なインテリの芸術家を演じた姜文の監督作品。特集チラシの2、3行の紹介では、文革時期に北京の街を我が者顔で闊歩する少年たちのドラマということ。陳凱歌(チェン・カイコー)の本の内容が頭にあり、「芙蓉鎮」は「さらば、わが愛 覇王別姫」ぐらいには政治的な作品かと思っていたら、その要素は少なく、文革の政治の嵐の中の不良少年の青春という感じ。ただ出来はそつなく、退屈せず2時間が過ぎる。葛藤、焦燥、記憶の混乱、何が真実か分からないような構成も面白い。ただ、文革、嵐の時代の描き方は、この作品が撮られた年代としては仕方ないのであろうが、ちょっと弱い。
 映像的には超広角を多用し、その奥行きのある画面の中でのスピーディーな移動、それも大きく、小さくなるような移動、変化が巧い。ただ、途中からは慣れてしまったが…。

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