映画:ゴッドファーザー
昨日に続き新宿プラザ劇場のラストショー上映に。以前は「Part I」って付いてなかったのだが…。明日の「Part II」も観たいが、さすがに無理。
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★★★★★
映画館で観るのは2回目、それ以外にテレビなどで2回(1回はSAGAか)は観ている。
基本的にヤクザ映画は、その存在の美化を受け入れられず敬遠気味。マフィア映画もその範疇に入るのだが、この映画の持つ圧倒的なパワーはそんなことをすべて吹き飛ばす。シナリオ、演技、カメラ、編集、音楽、すべてが完璧、完全な映画。いや、本当にすごい。さらに大画面での迫力に圧倒される。車の爆破シーンなどは次に起こるシーンを覚えていても、その衝撃に思わず涙が出る。
最初の結婚式のシーンでの主要登場人物の紹介と、その性格と位置付けの見事な紹介の仕方。俳優それぞれがそれに見事に応える演技。特に冒頭ではジェームズ・カーンとマーロン・ブランドの強烈さが残る。最初の相談者が再び登場する布石など、シナリオは非常に緻密かつ骨太で、今回もノックアウトされる。いやー、参りました、完全に降参です。
前日の「2001年宇宙の旅」は横長だったが、この映画はビスタサイズでスクリーンの天地をフルに使った上映だった。前日の2001年は、若干上下を使わない上映だった気がするし、さらに左右に少し黒が残っていた。これは元がシネラマサイズだからかな(このあたりの情報は自信がない)。2001年では感じなかったが、ゴッドファーザーでは画面が暗く感じた。これは元フィルム(デジタルリマスター版)のせいなのか、映写機のせいなのか。(あまり詳しくなさそうな)係員に聞いたところでは、この日は70mmではなく35mmでの上映だった模様。
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