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2008/10/02

キャプテン・ビーフハート


 キャプテン・ビーフハートことドン・ヴァン・ヴリートの評伝。400ページを超える分量、さらに2段組で文字がいっぱい。眠る前に少しずつ(1章ずつ)読んできたけれど、終えるまでにかなりの時間がかかる。彼のファンにとっては、ルナ・ノーツと並んで外すことのできない資料。完全な隠遁生活に入っている本人へのインタビューは拒否されたようだが、数多くの資料にあたり、「客観的」と感じられる内容になっている。
 彼は、ドラッグなどの力に大きく頼ることなく、ほぼ素のままの状態で常人を超越した人間だった。溢れ出る創造性、音楽だけでなく絵画や詩作、いろいろな分野で才能を発揮できたのは珍しい。と、同時に、契約に対する無頓着さが及ぼしたバンド活動への悪影響、メンバーに対してサディスティックな独裁者として君臨したこと、メンバーに利益を配分せず独占したこと、などが目立つ。一途に自分のやりたいことしか見えないせいで、結局、契約のトラブルでレコードが出せなくなったり、バンドメンバーに見捨てられたりの連続。本人はそういうところに気付くタイプではないので、さぞ不本意だったろう。
 この本では、ビーフハートのアルバムのほとんどすべての曲について、背景や歌詞の概要などについて詳細に紹介している。次はその部分を読みながら、アルバムを聴いてみよう。

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