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2008年8月の52件の記事

2008/08/31

宇宙旅行はエレベーターで

宇宙エレベーター(軌道エレベーター)は、地表(海面)から静止軌道、またその先までをケーブルで結び、エレベーターで宇宙に行くという技術だ。1979年(1980年邦訳)のアーサー・C・クラークの『楽園の泉』"The Fountains of Paradise"でSF好きには知れ渡った技術だ。
この「宇宙旅行はエレベーターで」では、宇宙エレベーターが現時点でほぼ建設可能であることを示し、それを成し遂げるためのいろいろな技術、設置場所、政治的な課題などを列挙した上で、2025年前後までに実現をしようと呼びかけている。これが実現すれば、運行費用はロケットのわずか2%になると著者陣は言う。
とにかく一番のハードルであったケーブルの素材が、1990年代に発見されたカーボンナノチューブによって可能になった(と考えられている)ことが大きい。そのカーボンナノチューブの発見者が日本人ということは、この本を読むまで知らなかった。

SFを読んでいたのは三十代半ばまでで、アーサー・C・クラーク、アイザック・アシモフあたりが現役を退いてからは、この手の読み物もご無沙汰だった。久しぶりに近未来の(SF的な)技術本を読んでみると、かなりワクワクした。
フロンティアのなくなった現代にとって、これは新たなフロンティア=開拓の地と精神を生み出すものとして期待できる。ただ、そのためには政治的に解決しなくてはいけない問題も数多くある。
いずれにしろ、まずはカーボンナノチューブで10万キロメートルにも及ぶ均質で強固なケーブルを作り出すことが、現時点での最大の課題だ。それでも私が生きているうちに、宇宙エレベーターが実現する可能性は五分五分ぐらいにはありそうな気がしてきた。それが平和的な存在と利用に徹したものになってほしいと切に願う。

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2008/08/30

Everything That Happens Will Happen Today/David Byrne and Brian Eno


教えてもらったものを、私も貼りました。qmaさんありがとう。
1981年の『My Life In The Bush Of Ghosts』以来の、デイヴィッド・バーンとブライアン・イーノの共作。
こんな素晴らしい作品がリリースされること、DRM抜き(mp3、320kbps)でネット購入できること、ウィジェット左下のShow Playlistから全曲タダで聴くことができること、、、。うーん、古き良きミュージシャンの合作とその新しい試みに、喜びとと同時に驚きと戸惑いがある。スローで大人しい曲が多いけれど、当然、購入する予定。

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2008/08/29

It Comes To You In A Plain Brown Wrapper/Captain Beefheart and the Magic Band

やっとのことでHMVから届いたLPレコード(新譜2枚組)。
It Comes To You In A Plain Brown Wrapper/Captain Beefheart and the Magic Band It Comes To You In A Plain Brown Wrapper/Captain Beefheart and the Magic Band
茶色の紙に包まれていて凝っているのかと思ったら、裏面はガムテープで止めてある。なんじゃそれ。

↓その包みの中には、見開きのアルバム。
It Comes To You In A Plain Brown Wrapper/Captain Beefheart and the Magic Band

↓ただし開くと縦長の姿になる。
It Comes To You In A Plain Brown Wrapper/Captain Beefheart and the Magic Band

↓でも、内面は特別な感じではない。
It Comes To You In A Plain Brown Wrapper/Captain Beefheart and the Magic Band

収録曲は、どうも1967年前後のセッションみたい。でもSafe As Milkの別テイクが何曲も入っているし、ちょっと良く分からないところもある。でも内面の説明を辞書片手に読むのも面倒なんだな(不熱心なファン)。

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2008/08/28

美吟亭に

美吟亭に
大雨のなか来る。ああ、今日も美味し。

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2008/08/27

晴れた

晴れた
日曜日から昨日までずっと雨だった。久しぶりに太陽を見る。
でも、これなら朝練ができた。残念無念。

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定量分析実践講座―ケースで学ぶ意思決定の手法


統計的な手法を、経営的な問題に応用する方法を紹介した入門書。ただ、初歩的な入門書なので、それぞれの手法をかいつまんで簡単に紹介しているだけ。
ある程度元から知識のあった、ばらつき、回帰分析などは初歩的過ぎてばからしいぐらい。限界利益、機会費用、サンクコスト、キャッシュ・フロー、リスクと不確実性、ディシジョン・ツリーとベイジアン決定理論、感度分析、リアル・オプションなどについては、あまり今まで意識していなかった内容で新鮮。でも、あまりにも「さわり」程度の浅い内容なので物足りない。入門書としては良いけれど、まじめに勉強するならこれでは全然足りず、それぞれの分析法を扱った本を読まなくてはならないんだろうね。

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2008/08/26

映画:サラエボの花

映画:サラエボの花
早稲田松竹に。併映の「亀も空を飛ぶ」は昨年観ているのでパス。

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サラエボの花 ★★★★☆
 サラエボ。十代前半の娘と二人暮らしする母には秘密があった。父は殉教者として戦死したと娘には伝えているが、実は収容所で犯され妊娠した子であった。彼女の心の傷と葛藤、娘の疑い。二人のやりとりと、戦争の傷を抱えながらも生きていく人々を丹念に描いていく。微妙な仕草や表情、声色の変化、トラウマとなるものや事柄の出しかた、本当に細かいところに気を使っており、それが観るものに伝わってくる。
 観ていて痛々しく、心がヒリヒリしてくる。この映画について書くこと、批評することは私には難しい。でもこれは実際に現代で起きていることの一部であろう。傷を負い、それを乗り越えることができなくても、人々はなんとかやりくりして生き続けている。安易な分かりやすい解決は用意されないが、それでも母娘に対するエールを贈るかたちで映画は終わる。

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標準ズーム

 New FD35-105mm/F3.5は、35mmから105mmという常用範囲をカバーしている便利なズームレンズだ。ただ、ゴールデンウィークに使ったときは印象が薄かった。広角域でディストーション(歪み)が目立つし、同時に使ったパノラマ的な描写のNew FD20-35mm/F3.5Lと比べて平凡だったからだろう。ただ、ディストーション自体は、New FD20-35mm/F3.5Lのほうが強いのだけどね。
 今回(7/12、7/13)に、街角をモノクロで撮った感じは、それほど悪くなかった。

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渋谷駅、Canon F-1、New FD35-105mm/F3.5、ネオパン400 PRESTO、2008/07/12

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渋谷、Canon F-1、New FD35-105mm/F3.5、ネオパン400 PRESTO、2008/07/13

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渋谷、Canon F-1、New FD35-105mm/F3.5、ネオパン400 PRESTO、2008/07/13

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渋谷、Canon F-1、New FD35-105mm/F3.5、ネオパン400 PRESTO、2008/07/13

 レンズは大きめ。最大径76.5mm、最大長108.4mm、実測重量600gもあり、小ぶりのレンズ2本分のボリューム。ちょっと暗めなこともあって、今後出番が増えるかどうかは分からない。

New FD 35mm-105mm/F3.5
New FD 35mm-105mm/F3.5 (撮影:CASIO EXILIM EX-Z4)


※追記(2009/04/06):以前カラーで撮った写真をもう一度見てみると、色が鮮やかに出ないことと若干シャープさに欠ける印象があった。近々、もう一度確かめてみたい。

※追記(2011/02/24):結局、上の「近々、もう一度確かめてみたい。」は行いませんでした。その後も、ほとんど持ち出さないこともあり、2010年10月、手放してしまいました。

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2008/08/25

映画:狂わせたいの/大虐殺

映画:狂わせたいの/大虐殺
3日間連続でシネマヴェーラ渋谷に。でも、この特集の全本制覇などは考えていない。

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狂わせたいの ★★★☆☆
 終バスに乗り遅れたことから次々と襲いかかる女難・災難を描く不条理劇。16mm、モノクロスタンダードサイズ。ただし字幕の一部だけカラー。スピーディだし、非常に現代的な感覚。歌謡曲の絡ませ方もうまいし、飽きがくる前、60分とという短い時間で終わらせているところにも好感が持てる。ただ、それらすべてを超えたところの普遍性や、感性に訴えかけてくるところがない。そう、最初の電車の中でのストリップシーンでアンダーヘアを堂々と出していることに驚く。このあたりが解禁になったのは1990年代からではなかったのかと不思議に思い、帰宅してチラシを見ると1998年の作品。ああ、音楽、風体、画像処理などによって1970年代の作品と思ってしまった。完全にだまされた(気が付かなかった)。なるほどね、独房シーンでの蜘蛛を捕まえて食器に入れてフォークでかき混ぜるシーンは、やはり「パピヨン」のパロディだったんだ。「この映画のほうがパピヨンの前に作られたはずなのに」って不思議だったよ。
 とにかく1970年代の歌謡曲の挿入のしかたがうまい。そのなかでも、「他人の関係」の歌詞とメロディとかけ声が、翌日になっても頭から離れない。パッパッ、パヤッパー、、、ああどうしよう。全体としても、頭にこびりついて離れない印象のある映画。

大虐殺 ★★☆☆☆
 うーむ、良いところを見つけるのが困難。害にはならないという程度。ストレートに捉えても、キッチュさを探しても、私にはなにもなかった。時間の無駄。

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Grow Fins vol.3/Captain Beefheart and the Magic Band

vol.1vol.2に続く、vol.3。これはvol.1に並ぶぐらい良かった。時期的には1969年から1980年ぐらいのセッション、ライブなど。
Grow Finsは、vol.1、2、3、それぞれLP2枚組で計6枚。1999年のCDでのリリース時は5枚組で、国内盤には詳しいブックレットもついていたらしい。うーむ、なんとかそちらも入手できないものか。


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2008/08/24

映画:実録・連合赤軍 あさま山荘への道程

下高井戸に移動して観る。前の2本の合計よりこの映画のほうが長いし、値段も高い。

映画:実録・連合赤軍 あさま山荘への道程

★★★★★
 気骨溢れる作品。3時間10分の長尺だが、あまり長さは感じない。こういう劇映画を観ることが出来るということ、観ることの出来る社会に感謝したい。
 1960年代末の日本の政治情勢、学生運動をダイジェスト的に描くところから始まる。あまりにもかいつまんだエピソードの連続と登場人物の多さ、それをカバーするための人物紹介の字幕の多さなどに、とおりいっぺん、表層的に描いた作品かと思う。しかし、30分を過ぎたあたりから徐々に変わる。山中に籠もっての軍事訓練、そして死の総括(山岳ベース事件)のあたりからすごくゆっくりになり丹念に、総括=集団リンチの姿を長々と延々と描いていく。そして映画は、あさま山荘での機動隊との対決に突っ走る。
 世を変えたいという彼らの動機、永田洋子、森恒夫、坂口弘が主導した残虐なリンチ。メンバーの苦悩、葛藤、洗脳下での判断の欠如とリンチへの荷担。これらに正面から徹底的に向き合っていると思う。ストーリーの展開のさせ方、カメラ、演技、すべてにおいて標準以上だし、作品全体か持つパワーに感動する。でも、これを私よりも一世代若い人々が観たとき、受け止めることができるのだろうか。同時代を生きた中高年齢層を超えて、この作品を観る人が増えれば良いのだが…。

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 上映が終わった後に、若松孝二監督による舞台挨拶がある。ただ単純な舞台挨拶を超えて、講演のようになり、最後は質疑応答。結局40分以上やったんじゃないかな。そこで印象的だった話を、以下箇条書きに(一部の内容は聞き取りと記憶に自信なし。参考までに)。

・出来上がり当初は5時間の作品だったが、映画館での上映の制約から3時間ちょっとになった。明言はしなかったが5時間バージョンは、総括のシーンがもっと長く、血のシーンも多かったようだ。5時間バージョンをDVDで出してほしいという観客からの声に対しては、切った部分はもう捨ててしまったとのこと。これに対しては(私を含む観客からは)、もったいなさからため息が出た。
・あさま山荘の撮影はセットを作る金がなく、監督自身の別荘で行った。撮影で壊してしまったので、今は更地にして売りに出している。
・書籍「若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」は、朝日新聞社から出したが、最初は発行を渋られた。結局自分で3000部買い取るという条件で発行してくれたが、映画館などでもう1万部以上売った。
・あさま山荘に籠もったメンバーは、中であったことを一切話さないという約束をしている。だから「勇気がない」と叫ぶエピソードは、今まで出た本のどこにも書かれていない。この「勇気がない」と叫ぶシーンは、監督自身がベッカー高原(?)ゴラン高原で坂東國男から聞いた話を一部脚色している(←聞き取りにくかったので正確ではないかも)。
・映画が出来た後、作品をもって中東(?)に行き坂東國男を捜し回ったが会えなかった(←聞き違えているかも)。
・遠山美枝子の描写が多いことは、パレスチナ映画の上映会などを手伝ってくれたなど、自分との関わりがあったから。
・当時、新宿ゴールデン街などの飲み屋で、作家、映画人(野坂昭如、大島渚などなど)などが飲んでいるところに、重信房子が帽子を持ってカンパを集めに来た。皆1000円とかを入れていた。
・「映画の中で赤軍にカンパする作家のモデルは誰か?」という質問に対して、少し口ごもった後、「初めて話すが、あれは私自身だ」と答える。当時、ピンク映画で金回りが良かったので100万円(?)カンパしたとのこと。
・加藤弟は事件後、大学(医学部?)を出たが、躁鬱のような状態で病院に入ったり出たりを繰り返している。
・次回作は、江戸川乱歩の「芋虫」を、太平洋戦争に置き換えた設定で撮る予定。

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 高校・大学のころは三無主義の時代だった。1959年生まれの私は、連合赤軍のメンバーたちよりも十歳は年下になると思う。なので、あさま山荘への突入は小学六年生の冬。ちょうど伯父が亡くなり、父が田舎である葬式に行くあいだ親戚に預けられていた時で、学校には行かずテレビにかじりつきで突入シーンを見続けていた。その後、死の総括については新聞の見出しと記事の一部程度しか知らない。後になってこれらの事件についての本を読んだこともないので、知識としては基礎的なところしかもっていない。それでもこの一連の事件は、自分人生の中で、オウム真理教によるサリン散布にならぶ一大事件として残っている。
 この映画では彼らの動機の純粋さも描いている。しかし、政治、政治運動というものは結果から判断されるべきものだ。彼らは革命と政権奪取に失敗し、総括という名のリンチを行ったことで、その後のすべての学生運動、社会改革運動を退潮に追い込んだ。そういう意味で、彼らの失敗の責任は非常に大きいと思う。また、可能性はゼロであったが彼らの革命が成功したとしても、ロシア革命直後のような粛正の嵐が吹き荒れ、まともな社会にはならなかった気がする。

 もう一点、彼らの純粋さと、暴走、恐怖と洗脳下での狂気の行いは、オウム真理教のテロリズム、教団の信徒たちの姿勢と行動に通じるところが多い。
 純粋で信じやすく、組織の掟を守る、社会の汚いところに目をつぶらず改革の意志を持っているし、誘われればそれに加わる。連合赤軍を含む新左翼、そして新左翼が衰退した後に台頭したオウム、似たような若者層を捕まえている。国家権力を駆使して政治の世界の中の過激派を衰退させた結果、権力の取り締まりのなかった新興宗教の世界にそのような人材が流れたのだ。しかし本来、改革の意志を持ち行動するこのような層は、社会を良い方向に変える力にもなる。体制側にそのような動きを取り込むことができない日本社会は大きな欠陥を抱えている気がする。

映画:実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 映画:実録・連合赤軍 あさま山荘への道程
↑映画のプログラム、パンフレット類は買わないようにしているのだが、映画の迫力に圧倒されたことと単なるプログラムを超えた内容だったので購入する。その場で、若松孝二監督にサインをしていただいく。

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映画:女体渦巻島/電送人間


雨で自転車はパス。今日もシネマヴェーラ渋谷の「妄執、異形の人々」に行くのであった。

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女体渦巻島 ★★★★☆
 1960年、石井輝男監督作品。由緒正しい(?)ギャング系のハードボイルド調のストーリー。映画会社は違うが、渡り鳥シリーズとかのハードボイルド版って感じ。ただ、なんでこんなタイトルを付けたのかまったく理解に苦しむ。あまりにもオーソドックスな舞台設定とストーリー展開なのだが、その典型的さが逆に不思議な印象を与える。ベタベタなストーリー、かつ展開が遅いこともあり、時計を何回か見たけれど、それほど退屈したわけではない。
 16mmフィルムでのシネスコサイズ上映だったためか、画面が暗く上下が少し切れている。なので映像的に正しい評価ができるか分からないけれど、適切な角度と画角での撮影、カットとシーンの切り替えの巧妙さが目立つ。音楽の使い方もうまく、倦怠感の漂う独特の魅力ある雰囲気をかもし出している。

電送人間 ★★☆☆☆
 これも1960年の作。こんなB級作品なのに、なんと鶴田浩二主演。円谷英二本多猪四郎が特撮監督。特撮といってもフィルムに直接、光の線を描き込んだり、画像を光学的に歪ませる程度。この50年間のSFX、画像処理技術の進歩に想いがいく。
 ストーリー的にはSFというより怪奇サスペンスっていう感じ。シナリオ的にも映像的にも、あまり感銘は受けない。特にシナリオ。復讐に至る心理、博士との関係、殺される悪漢たちの薄っぺらな描き方、どれをとっても今一つ。うーん、キッチュではあるにしろ、この特集でわざわざ取り上げるほどの作品なのだろうか。

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2008/08/23

映画:悪魔が呼んでいる/青春トルコ日記 処女すべり

映画:悪魔が呼んでいる/青春トルコ日記 処女すべり
シネマヴェーラ渋谷の特集「妄執、異形の人々III」に行く。キッチュな日本のB級作品群だが、ここにタイトルを挙げるのがちょっと恥ずかしい。

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悪魔が呼んでいる ★★☆☆☆
 サスペンス作品なんだろうが、シナリオ、作りが異様に甘い。その甘さ、抜けかたが劇場に響く観客の乾いた笑いを誘う。とにかくストーリー、シナリオの破綻のしかたが強烈。殺人犯の意外性、、、というよりもありえなさ、遺産が転がり込むようになった無茶苦茶な経緯、マンションの非常階段から人が落ちるところの人形による吹き替えのバレバレさ、最後の決闘シーンでのボディガードのやられ方、最後の最後、決着が付いたようで付いていない落とし方。失笑に近い笑いはたくさんだったけれど、あまり評価できません。

青春トルコ日記 処女すべり ★★★★☆
 集団就職で工場で働く少女、工員に輪姦されたのをきっかけにトルコ嬢になる。のし上がる彼女の姿、父を死に追いやられ復讐のため彼女の元で働くようになった元婦人警官、記憶喪失のトルコ嬢と彼女のヒモ二人。彼女と彼らを中心に話は展開する。
 うーむ、これまた強烈にキッチュな作品。全体としてみるとセクシャルな表現は、時代性もあって大人しい。裸はたくさん出てもお色気止まりっていう感じ。ストーリーはもう抜けている。主人公の強欲さとのし上がり、記憶喪失の女とその二人の男が埠頭でじゃれる青春ドラマ風の雰囲気、元婦人警官のたくらみ、ハチャメチャな話をどう締めるのかと思っていたが、かなりうまくまとめていて評価できる。エッチな作品を見に来た観客に一定のサービスをしながらストーリーを展開し、最後は牧歌的な感じで締めて余韻を残しているのだから巧妙と思う。記憶喪失の女モモ子を演じた荒木ミミが魅力的。他の女性陣は、ちょっとなーっていう感じの雰囲気。

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チーム練その後

さあ出発という段になったら、空からポツポツと来だす。開平橋の交差点で恒川さんが追いついて来て計12人。そこを渡ったところで米谷さんがパンク。ここで二班に別れ、私は後組で行く。一応皆に着いていけるけれど、辛いところもある。河野さんが前を強めに引いたり(向かい風で37km/h)、ちょっとした坂ではアップアップ。
関越を越えたぐらいから雨は本降りに。路面からの跳ね上げも強くなる。清澄は最初から諦めでゆっくり登る。上で待っていてくれた恒川さんに引っ張られてなんとか亀ロー到着(ありがとうございまいした)。
結構な降りなのでお山に行く予定の方も諦め、皆で帰ることになる。川島町を抜けるころから雨は小降り、指扇を越えると雨はなくなり、錦ヶ原から先は路面も乾いている。自宅近辺は雨の降った形跡もない。そんな中、泥だらけ、サングラスには雨滴の付いた状態で帰還。なんとか今日も走りきれました。こんなふうに徐々に距離と強度を上げていきます。

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8/23:チーム練

雲は厚いし気温は低い。どういう格好で行くか悩んだが、半袖ジャージの上にウインドブレーカーを羽織って出かける。結局、これを脱ぐことはなかった。でも、レインパーカーのほうが良かったな。
集合場所には、米谷さん、松井さん、市川さん、岡部さん、杉浦さん、志村くん、浅倉さん、河野くん、戸井マリさん、志村さん、宇津の11人。今日もチーム員だけの内輪練だけど盛況。
↓人々が集まっている先には、、、
チーム練
↓2009年カラーのLook 595。さらに、シフトワイヤー内蔵(表に出ない)のシマノ変速レバー、表側にボルトの出ていないクランク。来週の乗鞍でお披露目予定らしい。
チーム練
↓他にも新車のCervélo Soloist Carbonなんかがあったりして…。
チーム練

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2008/08/22

イスラーム主義とは何か


歴史的な経緯とかがなかなか頭に入らないまま読み終わる。記憶力衰退と暗記系の歴史の苦手さからくるのだろう。
ただ、イスラム「原理」主義と思われる思想、系譜にはいろいろなものがあることは理解できた。またその誕生の必然性と、過激な方向性だけでないことも分かった。その程度の印象しか残っていない。

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2008/08/21

恒松正敏GROUP

Ca330015
高円寺Show Boatにて。古くからの友人の荒木くんが、今回、恒松正敏GROUPとして出るので見に(聴きに)行く。

恒松正敏GROUP
 恒松正敏(G,Vo/ex:FRICTION,E・D・P・S, 町田康+GLORY)
 飼沼丞二(B.cho/ex:北澤組, 町田康+GLORY)
 荒木康弘(Ds,cho/ex:ALLERGY, P-MODEL)
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 荒木くんのドラムを観客として聴くのは何年ぶりだろう。P-Model以来だから20年ぶりか。スタジオの練習の場で聴いたのも15年以上前になる。以前と比べて、叩いた瞬間の音圧が弱くなった。それとは逆にタメのあるドラムは上手くなっている。最初は不調そうだったが尻上がりに良くなり、最後は昔のようなパワフルなドラムで嬉しくなる。終わった後で聞くと、今回声がかかって出ることになったのは2週間前で、曲を覚えるだけで必死だったらしい。今後もこのかたちで続くならもっと良くなるはずだし、また見に来たい。
 バンド全体では(曲名を知らないが)アンコール前の3曲目、アンコールのギターソロとボーカルだけの曲、そして最後のCrazy Dreamが良かったな。

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 私がライブハウスに通い始めたころには、ツネマツは既にFriction(フリクション)を脱退していた。E.D.P.S(エディプス)として活動していたと思う。
 新宿三丁目、テアトル新宿のビルの6階にあったニューウェーブ系のディスコ、ツバキハウスでのライブで、1983年ごろに見たことがある。ed'79 LIVEのレコードとかを聴いていてツネマツが居たころのフリクションは絶対的な存在だったけれど、彼のソロはそれほど印象に残っていない。エッジの立った演奏ではあったけど、あまり入れ込む感じの音ではなかった。結局、当時ツネマツのライブを見たのはそれだけだった。
 その後、町田康(町田町蔵)のバックバンドだったGLORYでのライブを見たのは1995年ごろだ。このときはずっと椅子に座っての演奏で、まさにバックバンドの一員という感じ。光るものはなにもなかった。
 今はカタカナではなく、「恒松正敏」という表記だし、画家としての活動が中心のなのかな。最初にツバキハウスで見たときから考えるともう25年、四半世紀経ってる。その間に3回しか見ていないのだから、たいしたことが言えるわけはない。でも今回は、粗い演奏の中に光るものを感じた。特にギターソロには聴かせるものがあった。表現者としてエッジに立っている感じも伝わってきた。ボーカルは絶唱型の曲よりタメのあるリズミカルな曲のほうがいいな。そういう意味ではちょっともったいない。
 ライブが終わった後、荒木くんと立ち話していると、恒松が彼と話すためにやってきた。顔のシワと白髪が目立ついいオッサンだ。彼も五十半ばのはず。1980年代の若さとパワーで押した姿が遠くなったことの一抹の寂しさと、良い年のとり方をしていることの嬉しさが混ざった気持ちになる。

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Emily

 うーん、解像度でごまかされているところはあるけれど、確かにCGとは思えない。二次元ではあるが、もう「不気味の谷」は越えてしまっている。

Gigazine:まるで本物の女性のようなCGアニメーション
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080819_life_like_animation_emily/

Time Online:Lifelike animation heralds new era for computer games
http://technology.timesonline.co.uk/tol/news/tech_and_web/article4557935.ece

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2008/08/20

ベニサン・ピットが2009年1月に閉鎖

 tptの公演を観るために何回も通った小屋だ。最近、映画ばかりで観劇は控えめなので、もう2年ぐらい行っていない。芝居がはねた後によく行った、劇場近くの焼き鳥屋「串っ子」もご無沙汰だ。
 古い工場を再利用した自由度の高い舞台設定、趣のある古い建物。この素晴らしい空間が無くなるのは寂しいけれど、確かに老朽化はかなり進んでいる感じだった。ここに新たな劇場が再建されるならいいのだけどどうなのだろう。とにかく閉鎖までには一度は観に行きたい、、、って、演劇目的でなくて劇場目的で行くのかい?

------------------------以下引用------------------------
http://sports.nifty.com/cs/headline/details/et-ns-p-et-tp0-080819-0002/1.htm

ベニサンスタジオ老朽化で09年1月に閉鎖(日刊スポーツ)

 坂東玉三郎が出演し、蜷川幸雄氏も演出活動を展開した東京・森下の演劇空間「ベニサン・ピット」と併設のベニサンスタジオが来年1月で閉鎖される。染色会社紅三の工場跡を改造し、スタジオは83年、ピットは85年にオープンした。ピットでは玉三郎主演で、世界的映画監督アンジェイ・ワイダ氏が演出した「ナスターシャ」、蜷川氏演出「夏の夜の夢」が上演され、小劇場系の公演が活発に行われた。ニナガワスタジオなどが拠点とし、けいこに利用された。閉鎖は建物が昭和30年前半に建てられたもので老朽化したためで、来年1月25日千秋楽の公演を最後に、建物を解体するという。

[日刊スポーツ:2008/08/19 09:36]

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朝練終了

今日も5周の予定。2周目に、戸井さんに追いつかれる。戸井さん、本日シェイクダウンの新フレーム。うーん、すごいな。格好良い&羨ましいです。そのまま歓談しながら一緒に走る。私には、話しながら走れるギリギリのペースで9:40~9:10ぐらい。その間、ブルー地に黄色の水玉模様の自転車の屋代さんに追い抜かれる。

4周目の途中で帰還する戸井さんと別れ、5周目は流す。少し腰が痛むけれど、一応乗れるので次はLOOKに乗ってみようかと思う。

[GPS情報URL]
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=0&lat=%2b35.49.07.51&lon=%2b139.37.50.93&fm=0

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8/20:道満朝練

道満朝練
今日は調整の済んだMerckxで出かける。自転車に落車のダメージはないようで、普通に乗れる。怪我前の低く遠いポジションだが、これもなんとか一応OK。ただやはり今の私には少し遠すぎるようで、前乗りになりやすい感じ。

[GPS情報URL]
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2008/08/19

キューバは体制崩壊直前?

 あまり大きな扱いの記事ではないけれど、これが物語っているのはもしかするとキューバの政権、、、どころか体制(社会主義体制)が、崩壊の寸前にあるということではないのだろうか?
 中南米でのアメリカの過剰なプレゼンスに対する嫌悪があり、それに対抗する勢力として心情的には共感を感じてきた国なのだが…。医療を中心とした社会福祉の充実とかも含めて進んでいたところもあったのに、経済全体は完全に行き詰まってしまった感がある。やはり長期政権は腐るのが常だし、腐らなくても停滞しやすいし、ソ連の後ろ盾はなくなるし、隣の大国はすべてにおいて妨害を計るし、、、厳しいね。

--------------以下NIKKEI NET(日経ネット)からの引用--------------
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080818AT3S1800718082008.html

キューバ国立銀「輸入代金払えず」、日本貿易保険に通告

 独立行政法人・日本貿易保険は18日、キューバ国立銀行から期日までに輸入代金の支払いができなくなったと通告を受けたことを明らかにした。11日にキューバ国立銀行側から「当行一行だけの問題ではなく、国全体の決済資金が不足している」との説明があったという。

 日本貿易保険は「非常事故」と判断。15日にキューバ国立銀行向けの明和産業の輸出債権に貿易保険を適用し、焦げ付き分の一定割合を肩代わりする。同様に貿易保険を適用した案件はあるものの、件数や金額は明らかにしていない。日本のキューバ向け債権が広範囲で回収不能になる恐れも出ている。(18日 16:00)

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街角スナップ

 街角で写真を撮るとき、人が入っていない写真と入っている写真では、与える印象が大きく違う。
 無味乾燥な風景や寒々とした町並みに、人が一人入ることでまったく違った感じになる。そういう意味で人が写り込んだ写真が好きである。
 しかし、盗撮行為の広がり、権利意識の高まりと、どこでもいつでも見ることできるWeb上での公開が及ぼすかも知れない悪影響などから、撮られる側の、「撮ってもらいたくない」、「公開して欲しくない」という思いは年々強くなっている。
 そういう意味で、このような写真をWeb(ブログ)で公開することには躊躇もある。ただ、人が居る街の情景を記録として残していくこと、それを写真として撮り表現していくこと自体にも、一定の意味はある。
 とにかく悩ましい(←誤用)ところだが、ここに書いたような基準で、節度をもって当面は公開していこうと思う。

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渋谷、Canon F-1、New FD35-105mm/F3.5、ネオパン400 PRESTO、2008/07/12

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渋谷ハチ公前、Canon F-1、New FD35-105mm/F3.5、ネオパン400 PRESTO、2008/07/12

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渋谷ハチ公前;突然の雨、Canon F-1、New FD35-105mm/F3.5、ネオパン400 PRESTO、2008/07/12

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2008/08/18

映画:靖国 YASUKUNI

映画:靖国
最終回にしては多めの入り、と言っても3、4割だけど。比較的若い人も多くて驚く。私にとっては「観たい」というより、しぶしぶだけど「観なくてはいけないかな」という感じの作品。
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★★★☆☆
 映画自体には、あまり感銘は受けない。ただ、「国辱的な内容」とも「偏向映画」とも思わなかった。でも全般的には焦点が定まらない中庸な出来という印象が強い。
 この映画、誰に見せるために撮ったものなのかな。主な観客・受け手を日本人としているのか中国人としているのか、(字幕の)英語圏の人としているのかがはっきりしなかった。

----------------
 靖国神社という存在が、明治期から第二次大戦終了まで、戦争を遂行するためのシステム・メカニズムのなかの重要な存在であったことは否定できない。その多くは侵略戦争だったけれど、イギリス、アメリカ、ソ連あたりが同時期に行ったことの多くも侵略の範疇に入るものだった。ただ、諸外国がそうだったからと言って、私は靖国神社の存在を肯定できない。靖国神社に代わる無宗教の新たな追悼施設を作るべきと思っている。
 戦前、戦中は戦争を遂行するためのシステム・メカニズムであった靖国神社だが、近年は靖国についての意見の相違を積極的に利用する人々が目立つ。
 中国の(江沢民に主導された)反日教育の一環の中での靖国神社に対する攻撃。韓国国内での似たような動き。一方、日本国内での小泉純一郎元首相の徹底的な靖国擁護。これらはそれぞれ、国の名誉や自尊心を傷つけられたことを理由に、相手国との摩擦に国民の目を向けさせ、それにより国内の支持基盤を強化することに靖国問題を利用していた。近年は、そのようなメカニズムとして、国内外で利用されている気がする。ただ、隣国との軋轢を使っての国内の支持基盤強化や失政の隠蔽、国内の不満の矛先を外に向けることの結末に待っているのは隣国との戦争だ。そのような猫だまし、目くらましに騙されてはいけない。

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スナップ写真のルールとマナー


盗撮や写真週刊誌のスクープ、肖像権意識の高まりから街角スナップを撮りにくい時代になっている。また、撮った写真の公開についても悩むところだ。そのような疑問にケースバイケースで答えた書籍。また、著作権や肖像権の基本的なところについても紹介している。興味深い内容だったけど、結局一律の単純な答えはない感じだ。

★この本やいくつかのWebサイトの内容を参考にして、今後自分がWeb(ブログ)で街角スナップ写真(ストリートフォトグラフィ)を公開する際の基準は次のようにしていこうと思う。

  • 大原則(1):撮られた人の立場で考えたとき、「公開してほしくない」と思うであろう写真は公開しない。
  • 大原則(2):公序良俗に反する写真は公開しない。
  • 特定の人(数人以内)をターゲット(主題)にした写真は、原則、本人から許可をとったもの以外は公開しない。
  • 公の場所(公道など)での群集の情景のような写真は公開する(写真の主題が特定の個人やグループではない)。
  • 個人が特定できない場合、また、後姿などは公開する(肖像権も原則、発生しない模様)。
  • 撮られた本人からクレームがあれば適切に対処する。

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2008/08/17

自転車整備

極弱の負荷なのに二日続けての練習は疲労度が高かったようで、昼寝爆睡3時間(笑)。
その後、自転車整備。帰ってきてから洗車スペースで丸洗いしたので、変速まわりに注油。前ブレーキのシューが磨耗していたので交換。締め付けはトルクレンチを使って6N・m。さらにHEADS-UP4を付けたときに伸ばしたブレーキワイヤーを75mmカット。締めて1時間程度かな。6500アルテハブのグリースアップに挑戦しようかと思ったけど面倒なので止める。そう、ブレーキ調整でブレーキレバーを止める際には、写真の左側にちょっとだけ写っている着脱できて再利用可能なタイラップが非常に便利。

「面倒だ、いじるの嫌い」と言いながら、最近自転車を整備する機会が多い。まあ整備不良でのトラブル発生は絶対避けなくてはいけないので仕方ない。ただ、この練習車は掃除とかは超手抜き(ほとんどしていない)。見た目はかなり汚くて恥ずかしい。

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ここで折り返し

一人マイペースで走る。雨はそこそこ程度だったが、開平橋を越えて川島町に入ったあたりからまた強くなる。ちょっと腰が痛くなってきたこともあり折り返すことにする。右に曲がれば榎本牧場側への冠水橋に続くところの交差点を左折する。冠水橋側は昨日の雨でどうなっているか分からないので行かなかったけど、怖いもの見たさで行っても良かったかな。いつもの県道339号に出たところで左折し、下の写真を撮影。
開平橋の交差点を渡りゴルフ場の脇のところで、前から志村くんと米谷さんがやってくる。お付き合いしたいところだけど、ちょっと不調なんでここで失礼します。
今日も無事帰還したけれど、腰の状態は昨日より悪い。サドルに腰を固定してクルクル回しているときは良いが、ダンシングで腰を上げたりすると痛む。ちょっと自重が必要なので、明日明後日は乗らない予定。

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8/17:チーム練(中止)

家を出るとポツポツだけど降っている。路面は乾いているのでそのまま行くけれど、徐々に雨脚は強くなる。だんだん路面からの跳ね上げも始まる。うーん、こんな日に限っていつもは付けているレインテールを外している。結局そこそこ濡れた状態で集合場所に到着。当初は5、6人の参加表明があったけど、集合場所には浅倉さんだけ。5分ほど待ったけど誰も来ない。結局ここで解散。浅倉さんは帰還、私は自転車道を上流側に行ってみる。

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2008/08/16

無事帰還

帰路の戸守のところでNEW R五十嵐さんとすれ違う。他にも山ほどの自転車乗りとすれ違うけれど、知り合いはいない。帰りは心拍150bpm、ケイダンス90rpmで26km/hぐらいの軽めの負荷で帰ってくる。ただ、途中で飽きてしまう。やはり皆と一緒に走るのは精神的にも楽だ。
無事帰り着いたが、自転車を持って階段を数段登るだけで腰が痛い。乗っているときはなんともなかったのだけど、降りると痛い状態になっている。やはり無理はできない。ゆっくり腰回りを鍛えていかなくては…。

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高坂で折り返す

戸守の先で、誰かがトラブルで遅れていると岡部さんが皆に伝える。皆は先に行き、数人で戻る。杉浦さんのスポーク切れだったよう。岡部さん、浅倉さん、杉浦さん、私で行くが、走りすぎてはいけない私は、皆と別れて高坂で折り返すことにする。

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なんとか着いていける

私の単独では絶対に出せないスピードだけど、集団の後なら着いていける。ただし、まだまだ無理は禁物。
久しぶりにチームの面々と走ったが、なんとなくスピードの緩急が激しいのと急ブレーキが多い気がする。久しぶりだから私が慣れていないのか、皆の走りがそうだったのかはよく分からない。

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8/16:チーム練

なんとか起きることができたので、久しぶりにチーム練に参加。集合場所には、米谷さん、市川さん、岡部さん、細沼さん、杉浦さん、志村くん、浅倉さん、志村さん、山本まきさん、宇津の10人。今日は全員チーム員。私の長期欠席中に加入された杉浦さんとは初めてお会いする。今後よろしくお願いします。新マドンが格好良い&うらやましいです。
↓錦ヶ原交差点のところ

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2008/08/14

Grow Fins vol.2/Captain Beefheart and the Magic Band

ビーフハートの未発表ライブ、セッション、デモなどを集めたGrow Fins。そのvol.2。以前入手したのはvol.1で、続きのvol.2、vol.3が出ているのに気付き、オークションで入手。

vol.2は1969年のTrout Mask House Sessions。残念ながらこの2枚のLPは、ちょっと聴くに耐えない曲が多い。あまりにも練習的なレベルだったり、レコードの元音かも知れないけれど(←違うかも?)ミックス前のレアなままだったりで、記録的な価値はあるけど音楽として楽しむにはちょっと辛かった。

レコードのジャケットは、Trout Mask Replicaの裏ジャケットの写真と同時に撮られたものを加工したもののよう。木々の緑が赤紫に変換され、他の色味もだいぶ違う。ビーフハートの緑のコートも赤色になっている。肌の色や木の枝、地面などはそのままで、こういう色加工ができるようになったのはデジタル時代の恩恵。

Trout Mask Replicaのジャケット裏面

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2008/08/13

今日もなんとか5周

9:49、9:36、9:28、9:49、最後は流して(たれて)10:17。前回よりタイムは良いし、腰も問題なさそう。
今日は知り合いの誰にも遭遇しなかった。弟子(競輪学校受験生?)を教えているIプロを見かけたぐらい。
西の空は真っ暗。今日は盆休みで走っているチームメイトがいるけど、だいじょうぶかしら。

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8/13:道満朝練

起きられたので道満に。今日も10分ペースで5周が目標。
後輪を先日振れ取りしてもらったホイール(7400デュラ)に変えたので好調。
道満朝練

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2008/08/12

調整終了

調整終了
前回失敗した調整に再度チャレンジ。エンド調整金具を当てるが、もう曲がっていない。となるとリアメカ。調べてみるとワイヤーを張りすぎていたみたい。前回、最初はゆるゆるで合わず、次にプライヤーで引っ張って止めたら張りすぎたようだ。おそらくリアメカはOK。それにしてもなんて初歩的なミス。あと、ハンドルが若干曲がっていたのも直した。今週か来週乗ってみて問題なかったら、分解してフレームは押入れ行き(せっかく調整したのにね)。
他にも、タイヤ3本交換、スペシャのホイール交換でリアメカを調整。最近、自転車いじりが億劫なので、2時間半もかけたのは久しぶり。

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2050年のわたしから


 世襲議員の比率、労働組合組織率、政府債務や財政赤字、フリーター比率、大卒就職比率、出生率、農業戸数、高齢化率などなど、今問題や話題となっているいろいろなことの傾向(変化率)が続くと、2050年にどのようになっているかを紹介した書籍。小学校高学年から中学生ぐらいが対象なので、薄く30分で読み終わる。
 この本はすごい。ストーリーとイラストで感性に訴えてくる。数字と文章だけの無味乾燥の本の数十倍の効果がある。著者も言っているように、ひとつのシミュレーションだしこのとおりにはならないだろうが、現状の問題を放置すればこれに近い悲惨なシナリオも考えられる。世界の変化の中で考えればさらに悪い状況もありうる。
 とにかくいろいろな意味で、小中学生だけでなく大人にもお薦めの一冊。

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2008/08/11

メディアとプロパガンダ


 チョムスキーがメディア批評雑誌に1990年前後に投稿した記事をまとめた書籍。
 アメリカ国際政治のダブルスタンダード(というよりアメリカ本位制)による支配、そして、「ニューヨークタイムス」、「ワシントンポスト」をはじめとする主要メディアが、そのアメリカの国際政治の欺瞞を、どのように「正しい」ことと報道したかが紹介されている。
 たしか佐藤優宮崎優の「国家の罠」に近いこと書いてあったが、国内政治は民主主義な思想や法に守られているが、国際政治は力と恫喝で動いているのだろう。大国の論理、、、アメリカ、ロシア、中国、には一見、大きな差がないようように見える。でもそれぞれの国内では、メディアの自由度、司法の独立、公正さには大きな差がある。
 チョムスキーの指摘を解決する手段はまったく見えない。現代は、新たな科学的なコントロールを応用したメディアコントロールの時代。その困難さが際立つ。

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2008/08/10

オリンピック:ロード男子

 8/9に同時中継はなかったので(人気のないスポーツなんだね)、今朝の録画中継を、二日酔いのだらだらした午後に見る。
 なかなか手に汗握る展開。残り5kmほどで10秒前後の差。メダルはこの3人で決まりかな。これを必死に追うコロブネフ、マイケル・ロジャースに、突然後からカンチェラーラが単騎で現れ、あっという間に先頭の3人に追いついたのはびっくり。残り1kmを切って、3人から6人になるというまったく予想できない展開。脚質的にはレベリン有利と見たのだが…。
 できれば、カンチェラーラか、悔しそうにしていたアンディ・シュレックに金を獲らせてやりたかったな~。

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赤ラインの標準レンズ

 New FD 50mm/F1.2Lは、非球面レンズを使った標準レンズだ。型番の最後に付く「L」と、レンズ先の赤いラインが、キヤノンの高級レンズであることを示している。Newの付かない旧FDの非球面標準レンズには、FD 55mm/F1.2 S.S.C. アスフェリカルがあった。こちらは希少価値が高く、中古でも高値で手が出ないし、レンズが黄変しているものも多い。そういう意味では値段も品質も手ごろなこちらのほうが安心感がある。
 撮ってみた印象は、クセがなくナチュラル。ただ、他の標準レンズと同じ設定・環境で撮り比べてはいないので、開放時のボケ足とか微細な表現とかははっきりしない。プロでもないし、時間も手間もそんなにかけられないので、今後も厳密な比較はしないと思う。

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Canon F-1、New FD 50mm/F1.2L、エクタクローム64プロフェッショナル、2008/07/05

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Canon F-1、New FD 50mm/F1.2L、エクタクローム64プロフェッショナル、2008/07/05

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Canon F-1、New FD 50mm/F1.2L、エクタクローム64プロフェッショナル、2008/07/05

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道満グリーンパーク・彩湖、Canon F-1、New FD 50mm/F1.2L、エクタクローム64プロフェッショナル、2008/07/06

 レンズは比較的小ぶり。左はNew FD 50mm/F1.2L、右はFD 55mm/F1.2 S.S.C.
 二回り小さいし、130gも軽い(実測:375gと505g)。

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New FD 50mm/F1.2LとFD 55mm/F1.2 S.S.C. (撮影:CASIO EXILIM EX-Z4)

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2008/08/09

南オセチア自治州-グルジア-オリンピック

 グルジア国内のロシア系自治州である南オセチア自治州については、この本を読むまでほとんど知らなかった。
 そこが戦争状態になり、1000人以上が殺害されていると報道されている。なのに、テレビのニュースはオリンピックばかり。こんなことでいいのか、、、いいわけはない。
 世界はつながっているのだから、これもチェチェンと同様、結局、私たちのところにも回ってくることになる。

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美吟亭

美吟亭
なんやかんやで美吟亭にはしご。

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北与野 炭八

チーム(小)飲み会。最近、ここでやることが多い。次は赤羽の寿司屋はどうかしら?


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2008/08/08

なんとか5周

10:25、10:07、10:35、少し腰が痛くなったので4周目は流し気味。最後の1周は逆走し、皆と合流しようとしたが逢えない。5:30始まりだったので、もう走り終えたのだろう。
ポジションはだいじょうぶかと思ったけれど、肘を曲げてさらに低い姿勢を取ろうとすると腰が痛くなる。まだまだ本調子からは遠い。1、2週間はこんな感じで様子を見ていきたい。

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8/8:道満朝練

5:30起床、5:50家出、6:05に周回開始。家を出る前に、フロントハブ(7400デュラ)にグリースを注入したけれど、音鳴りが止まらないので原因は後輪。後輪はグリースホールのないタイプなんだよね(6500アルテ)。先日下げたポジションはだいじょうぶそう。
今日は10分前後のラップで5周回が目標。チームの数人が走っているはずなので、そのうち追いつかれるはず。

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2008/08/07

映画:ノーカントリー

映画:ノーカントリー
久しぶりに文芸坐に。

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★★★★☆
 麻薬取引の200万ドルをふとした偶然で手に入れた男。異常な殺し屋につけ狙われ、保安官も彼を追っている。スリルとサスペンス、バイオレンスの固まりのオーソドックスなストーリーから、突然ちょっと変わった展開に話は流れていく。

 美しい風景の連続とモノローグ、ハリウッド映画の王道をゆくような魅力的な始まり方。そしていきなり緊張感の走る展開へとスピーディに流れていく。緊張感の連続の中に、時折年老いた保安官のゆったりとしたエピソードを挟み込み、息抜きをしているところも上手い。そのままストレートなまま展開していくかと思ったら、さにあらず。終盤は意外性とミステリアスな流れになり、いろいろなところが分からないまま終わる。でも、不快感はないし印象的。これって今年度のアカデミー作品賞だよね。オーソドックスな展開を無視したこういう映画でも作品賞を取れるということに、ちょっと驚く。
 出演陣はみな好演。その中でも異常な殺し屋アントン・シガーを演じたハビエル・バルデムが鮮烈な印象を残す。シナリオの巧さと相まって彼の怖さが引き立つ。小物の使い方も上手い。電話の請求書や発信器、シャツを通行人から買うところ、入院患者の服装で国境を越えて店に入るところなども見事。シナリオ、演出の勝利と思うところが多い作品だった。

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蕎麦作 つじ田

蕎麦作 つじ田
久しぶりに来る。そこそこ混んでいて、店の前での待ち順は4人目。
麺が変わった。白くなり、表面のツルツルがなくなり、柔らかくなった。普通の立ち食いそばに近くなった感じでがっかり。

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2008/08/05

さらにポジション変更

今日走った感じでは問題なさそうなので、帰宅後、HEADS-UP4を一気に抜いてみる。ハンドルの高さは以前と同じくらいのはず、長さは50mm程度短い。これで1、2週間試してみる予定。その後、元の長さのステムに戻したい。

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おはサイの面々を見送って帰る

10分程度のペースで2周(単独走)。だんだん雲が厚くなり、雷も鳴り出す。2年前のような怖い目には遭いたくないので、引き上げることにする。今日はたったの18km程度。引き上げる前に管理橋のところでおはサイの面々にご挨拶。7、8人だったかな。

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久しぶりの朝走り

ポジションは問題ない。もしかするとこちらのほうが走りやすいぐらい。
天気はどんより。体調も今ひとつ。1ヶ月ぶりだし、ちょっと風邪気味。無理は禁物。

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ハンドルを下げる

4時半に目が覚めてしまったので走りにいくことにする。
その前に、姿勢の制限もなくなったのでハンドル位置を下げる。

↑調整前。

↑調整後。HEADS-UP4のスペーサーを4枚上に持っていき、25mmほど下げる。

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2008/08/02

SLY & THE FAMILY STONE


↑Blue Note Tokyoのライブ案内のダイレクトメールのトップはスティーヴ・ガッド。

大驚きは、なんと、SLY & THE FAMILY STONE。人気絶頂期の1970年前後にドラッグ中毒で表舞台から消えたソウル系のスーパースターだけど、生きていたんだ。うーん、見に行きたいかというと悩む。でも、Blue Noteの予約を見たら既に完売。

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