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2008/07/17

夜と霧 新版


高校のころから社会に出てすぐのころまでの愛読書。原題は「心理学者、強制収容所を体験する」。
2002年に新版が出ていることを最近知り、図書館で借りて読む。旧版は1947年版の原書を、新版は1977年版の原書を翻訳しており、そこそこの差異があるらしい。ただ、二十年ぶりに読んだこともあり、どこが差なのかは分からなかった。
本当に久しぶりに読んだけれど、以前と同じようにこの本の重みを受け止めざるをえない。昔読んだころよりも、今のほうがジェノサイドが頻発している。その意味ではこの本の重みは増している。
私は神、、、ユダヤ教的、キリスト教的、イスラム教的な神は信じていない。無神論者、無宗教者に近い。そんな私にとって、この本は唯一の宗教書と言えるかもしれない。人の崇高さ、人生に対する考え方、その他非常に多くのものを与えてくれた。それは二十歳前でも五十歳近くでも同じだ。
ただ、フランクルはこの本を、極力、精神医学書として書いている。それでいて、読み物、哲学書としても圧倒的な力を持つのだから本当にすごい。

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