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2008/06/27

地域切り捨て 生きていけない現実


 最近、仕事関連の本以外については読書力が極端に低下。先日、御木さんと話したときに出た図書館利用の利点を使ってなんとか読書量を増やそうと思う。図書館利用の利点は以下のとおり。

・本を自分で買った場合には締切はない。締切がないと人(いや私)はやることをやらない。図書館の本には返却期限という締切があるので、それまでに読まなければならない。
・家の本棚はもういっぱい。収納スペースの点からも有利。
・お金も浮く。借りて読んだ上で、どうしても手元に置きたい場合は、その後買えばいい。

 ということで、千代田図書館から借りたこの本から開始。

 中曽根政権から始まり小泉改革政治につながる地方切り捨て政策によって、地方、そして日本がどのような窮状に落ち込んでいるかを紹介。夕張市、民営化、市町村合併、介護保険、原発、地域医療、自治体財政などについて、現場からのレポート記事を中心に紹介。現場の一線記者との共著の労作。ただし、読書の面白みと快楽の部分は今ひとつ。これは文章の問題かな。内容的にも読んで高揚する内容ではないしね。でも読んで知る価値は十分ある。問題指摘だけではなく、第7章の最後で一応(自治体財政中心ではあるが)解決の方向も示されている、、、が、なかなか具体化と実現は困難に思える。そこの説得力は不足気味。

 金子勝は、NHKラジオ第一6:43ごろの番組「ビジネス展望」に良く登場していた(最近は登場頻度が低いような気がする)。登場する識者の中でも、発言内容に共感できる感じだった。本を読むのははじめて。今後、何冊か読んでみようかと思っている。

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コメント

かれこれ15年ほど前、大学で金子勝教授の講義を選択しておりました。「地方財政」が御専門ですね。
その当時から、地方財政の将来に憂いを抱いているような講義の内容だったと思いましたが、現在では、さらに地方財政が悪化して、混迷を極めているような状況だと思います。

講義では、話術も巧みで、しばしば授業が脱線する事があったのですが、(たいてい、横浜‘大洋’ホエルーズの結果から授業に入ってました(笑))大学を移られて、マスメディアに出るようになってからは、がらりと変わって、真面目一本やりになってしまったようで、ちょっと残念。著書を読んでも、論調が難く感じられます。(実際問題、くだけて話せるような、軽い話題でもないですけど)

話は変わって、図書館利用については、参考になりました。ワタシも久々に利用してみようかと。

投稿: おおみ | 2008/06/27 10:01

なんと直接講義を受けていたんですか。それは羨ましい。たしかに今は真面目一本ですが、活舌がよく回るテンポの良い語り口は魅力的です。
とにかく生活者の視点に立った考え方は評価できます。ただ、為政者や御用学者が必要な中央官庁には好かれないタイプのような気がします。

そう、図書館は便利です。CD以外に本も借りれるのですから…(本末転倒)。

投稿: ひゅ~ず | 2008/06/27 20:39

「ビジネス展望」では火曜日?に出ていた経済評論家の内橋克人さんの意見に共感することが多かったです。「偽装請負」に関しても内橋さんが取り上げていたので、興味が出て調べました。

投稿: 御木 | 2008/06/29 23:02

内橋克人氏の話も非常に興味深いです。他にも興味深い話はあるのですが、この二人以外はあまり名前を思い出せません(田中直毅の名前はあったけどあまり印象に残っていない)。ただ、「ビジネス展望」に出てくる人全員が男性で、女性がまったく出てこないのはなぜなのだろうといつも思っています。

投稿: ひゅ~ず | 2008/06/30 23:10

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