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2008/05/27

光と色味

 今回のGW旅行では曇りの日が多かった。さらに遠い景色には白く霞がかかっていることも多かった。太陽が十分差してないと、なかなかコントラストのある良い写真にはならない。その上、水蒸気が多いのか遠景は白く濁り、満足のいく風景写真は少なかった。
 今回使ったプロビア100Fはナチュラルな色再現性がウリ。見た目以上に鮮やかに写るフィルムを使えばもっと違った感じになっただろうが、全体的に落ち着いた感じ。悪く言えば鮮やかさが足りない仕上がりである。
 しかし、昔はこれぐらいでもかなり鮮やかな発色だったのではないかな。デジカメ、それも初心者向けのデジカメや携帯電話のカメラは、彩度とコントラストが不自然なまでに高い。さらにちまたで見かける広告などでは、フォトレタッチで極端に彩度とコントラストを上げている。そういう写真に目が慣れているせいで、ちょっと物足りなく感じてしまう。でも、この発色の感じは好きだ(ただし、フィルムスキャンが正確か、ディスプレイでの発色が正確かという問題は残るのだが…)。
 彩度が高くコントラストが高いのが善とは限らない。コントラストが低く、淡く濁った感じが出てほしい場合もある。砂漠の荒涼とした風景、光と色が少ない暗い冬の海などで、変に彩度やコントラストが強くなったらおかしな写真になる。
 昔も見たままに近い感じに写るフィルムが好きだった。今回使ったプロビア100Fもそのような性格のフィルム(のはず)。15年ほど前は、コダックのEPR64(エクタクローム64)とかが好きだった。でも、フィルムによる発色、彩度の違いも見てみたいので、そのうち超極彩度のベルビア100とかも使ってみたい。

00530075
十和田湖畔、Canon F-1、New FD20-35mm/F3.5L、プロビア100F、2008/05/02

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