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2007年11月の31件の記事

2007/11/30

映画:Helpless/EUREKA

映画:Helpless/EUREKA
本日は早稲田松竹の青山真治特集に。
ウイークデイというのに今日はかなりの入り。

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Helpless ★★★☆☆
 救いようのない話だが、焦燥感は伝わってくる。感覚的には「日本製少年」を彷彿させるが、あれほどの余韻は残さない。ラスト、安雄の妹を慮って一緒に歩くところに救いを感じる。

EUREKA ★★★★★
 3時間37分という非常に長い映画だった。で、休憩はなし。何回か時計を見たし、腰は痛くなるし、トイレにも行きたくなった。でも、まったく退屈はしなかった。

 6人が死んだバスジャック事件で生き残った運転手。罪悪感にかられて出奔し、2年の放浪の後故郷に帰る。そして同じ事件で生き残り、二人だけで暮らす十代半ばの兄妹の家に転がりこむ。そこに突然東京からやって来た兄妹の従兄弟も加わり、4人の奇妙な共同生活が始まる。折しも故郷の町では女性を狙った連続通り魔事件が起きていた。

 ストーリーを書くと陳腐だが、実物の映画はすごい。一つひとつのシーンを長めになめるように撮ることが多く、それが効果を上げている。また、シーン、カットの積み重ねが巧い。最初のバスジャックの場面展開。事務員がサンダルを脱ぎ、素足を見せるシーンにドキッとさせ、少し後でそのサンダルが川を流れていく。妻との再開と別れ。印象に残るところがたくさんある。
 シナリオも良い。長い単調な話に、今起こっている連続殺人を絡めることで強い緊張感を維持している。犯罪の被害者になり癒されることのできないトラウマを背負う運転手。失った家族と生活。事件のせいで連続通り魔事件の加害者になってしまった少年。それでも皆生きていかなくてはいけないし、世に彼らの居場所がなくてはいけない。誰かに頼り、頼られないと生きていけない。いろいろなことを感じることができる。演技陣は皆好演。その中でも、役所広司と宮崎あおいが強い印象を与える。
 非常に良質な作品だったけど、残念なことが2つ。最後にもう少し万人が納得するエンディングをもってきてほしかった。でもそうせず日常が続くことを描きたかったのだろう。それはそれなりの効果を上げてはいるのだが…。もう一つは、エンディング以外すべてセピア色のモノクロであること。そのプラスの効果・印象よりも、失っているもののほうが大きいと感じた。この2つがクリアーされれば完璧な映画だったと思う。

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「CITYベストヒッツ」「ライヴ!! はっぴいえんど」「SINGLES・はっぴいえんど」/はっぴいえんど

第2弾は、オークションで落札したはっぴいえんどのLP3枚。2001年に再発された180g盤の未使用盤。定価は2500円だったのだが、今回3枚合わせて4200円とリーズナブル。問題は、これらすべてCDで持っていることだな。うーむ。

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2007/11/29

映画:片腕カンフー対空とぶギロチン

映画:片腕カンフー対空とぶギロチン
1日おいて、またシネマヴェーラ渋谷に。
タイトルからして、キッチュでB級な香りプンプンな感じ。さて実際はどうだろう。

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★★★☆☆
 いやいや、名前どおりのキッチュな映画だった。今日は観客のノリがよく、劇場には笑い声が何回も響いた。でも半分は失笑だったような…。だいたいこの作品、コメディとかパロディ映画として作っていないのでは。シリアスに作っているけど意に反しておかしいのか、それとも笑わせようと計算して作っているのかよく分からない。おそらく前者だと思うのだけど。
 武術大会でのなんでもありさ加減、仕込んだ刀が出てきて相手を刺し殺したり、ヨガの使い手のインド人の手が伸びたり、もうムチャクチャ。だいたいヨガが武術なのか? 丸帽子に刃が付いたような形のギロチンを鎖で操る敵役がまたとてつもなく変。このギロチン使いの悪役を相手に、正義の側である片腕ドラゴンは素手で正々堂々闘うのかと思うとそんなことはない。対決の場の棺桶屋には卑怯な罠が事前にたくさん仕込んである。
 ギロチンの刃こぼれを起こさせるため竹を使うことを思いつくシーンの脈絡のなさ、戦い終わった後、当然あると思っていたヒロインとの再会シーンもなく唐突にエンドマークが出るところ。数えきれないぐらい変な、普通の文脈を無視したところがある。でもね、苦笑はしてもまったく退屈はしなかったし、嫌にならなかったんだよね。いやいや、変な映画。

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Solo Concerts: Bremen and Lausanne/Keith Jarrett

ディスクユニオンにLPの内袋を買いに行く。いつもの地下のRockコーナーに行くと、「袋類は2階です」と言われる。2階に行って420円で50枚買って帰ろうとしたところで、、、目に留まったのがこれ。
3枚組で800円。2割引+税で672円、盤質はAクラス。うーん、これは安い。絶対に安い。ということでフラフラと夢遊病のようにレジまで持って行って購入。ただ、まだ聴いていないので、演奏の質と盤の状態は未確認。

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2007/11/28

一気にレコード81枚

突然物欲爆発で、先週からレコードをがんがん入手。で、オークションで落札した4件合計80枚と、今日ディスクユニオンで買った中古盤1枚(ただし3枚組)が、一挙に到着。80枚以上を1日で入手するなんて、一生で一度だろうな。でも、そうでもないと置き場所に困る。今回の80枚の収納スペースもかなり悩む。ふー。自分のバカさに気付き、ふと我に返ると悲しくなる。

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2007/11/27

映画:コフィー

映画:コフィー
これで三日連続。我ながらアホかと思う。併映の「ジャッキー・ブラウン」は一昨日観たので今日は1本だけ。

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★★★★★
 看護婦のコフィー。11歳の妹が麻薬で廃人にされたことから、一人で町の麻薬の売人たちに立ち向かう。
 いや面白い。少々ティピカル過ぎる話だし、中だるみもあるけど、それを上回るパワーがある。黒人(アフリカ系アメリカ人)が自分たちのために作った痛烈なアクション映画。恋人の政治家の話を絡めて、社会的な問題や意見もうまく出している。少々陳腐なところはあるけれど、シナリオが巧妙。最後に恋人が白人女と寝ているというところは予想できたけど、その直後の展開は意外で、劇場でもえらく受けていた。エンドロールでは思わず拍手したくなっちゃったよ。決して最高の映画ではないと思うけど、完全にツボにはまりました。
 演技陣もそつないが、やはりコフィーを演じたパム・グリアが最高。強烈な印象を残す。タランティーノが、「ジャッキー・ブラウン」で使いたくなるのが良く分かる。
 B級の香りはあるし、そういう興業の映画なのだろうけど、立派な娯楽、そしてそれを超える作品。この映画のせいで、「黒いジャガー」とかの黒人アクション映画を観てみたくなった。

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2007/11/26

映画:フォービデン・ゾーン/ヴィクセン

映画:フォービデン・ゾーン/ヴィクセン
今日も渋谷円山町に出かけるのであった。

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フォービデン・ゾーン ★★★☆☆
 うーん、カルト。もう「なに、これ!」って映画だ。ハチャメチャ。始まりからしてそうで、思わず苦笑したり、笑い出しそうになるが、他の観客の受けは今一つ。このハチャメチャさも30分で飽きて眠くなるかと思ったけど、そういうこともなく75分が過ぎる。
 ストーリーは、不思議の国アリスとオズの魔法使いのエログロ版パロディみたいな感じ。「ロッキーホラーショー」の色もある。モノクロと作風で60年代かと思ったら1980年の作品なんだね。音楽と相まって、DEVOのビデオクリップかThe Residentsの「FREAK SHOW」の世界みたい。
 出演者は皆、変。つまりこの映画らしく上手く演じているってこと。そのなかでも印象的なのは主人公(ヒロイン)のフレンチー。なんたって若くもなく、可愛くもなく、まったく魅力的でもないんだもの。なんで主演に選んだのだろう。とにかくいろんな意味で考えられない映画。

ヴィクセン ★★★☆☆
 うーむ、これまた変な映画。「なに、それ!」これって言う感じのストーリー。
 お色気映画としてみると今一つ。主人公のヴィクソンにはあまり強い性的魅力は感じなかったな。途中からの、弟との近親相姦からハイジャックに至る展開と、そのハチャメチャさが堪えられない。この映画に嵌る人がいるのは良く分かる。


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2007/11/25

映画:ジャッキー・ブラウン/ファスター・プッシーキャット キル!キル!

映画:ジャッキー・ブラウン/ファスター・プッシーキャット
久しぶりシネマヴェーラ渋谷に。
グラインドハウス A GO GO! タラちゃんとゆかいな仲間たち」という特集。

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ジャッキー・ブラウン ★★★★☆
 テンポの良い秀作。「パルプ・フィクション」と同じく、展開でぐいぐい引っ張っていく。少々話に穴があるような気もするが、観ているときにはそんなことを考える暇もない。ジェットコースターに乗せられている感じで、退屈せず2時間半を過ごす。エンディングで協力したジャッキーとマックスが、ジャッキーの誘いにもかかわらず一緒にならないところに、余韻を残す。B級の香りを残しているが、実態は一級の娯楽作品。演技陣は皆好演。それを引き出すシナリオと演出の巧さのお陰だと思わせる。

ファスター・プッシーキャット キル!キル! ★★★☆☆
 うーむ、真にB級。セックス&バイオレンス満載の映画。ただ66年の作品という時代性もあるのかオッパイも見せない。豊満な胸の谷間だけ。トップレスや全裸のときは後姿だけで、それも腰から上。
 退屈はしなかったし、楽しんだし、記憶にも残りそうな気がするけど、この映画にはまることはないと思う。

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2007/11/24

MOA美術館

MOA美術館
新興宗教団体の美術館。

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2007/11/23

走湯温泉跡

走湯温泉跡

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77 Million Paintings/Brian Eno

古典的なLPに続いては、DVD-ROMでの音楽ソフト。うーん、説明が難しいけど、環境音楽と定期的に変わっていく画像を組み合わせたアプリケーション。説明が難しいので、これとかこれを参照してね。
問題はセットアップに3GBの容量が必要なこと。家のハードディスク残量が逼迫した状態なので悩んでしまう。画面もPCではなく、液晶テレビで見たいのだけど10m離れているので繋ぐ方法がないや。

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2007/11/22

NASHVILLE SKYLINE/BOB DYLAN

デュラン、1969年の作。これまたジャケットだけでもかなり有名なアルバム。新品LPが1260円という破格値だったので購入。まだ針を落としていないけど、これは退蔵はしないつもり。

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2007/11/21

映画:呉清源 極みの棋譜

映画:呉清源 極みの棋譜
百年恋歌以来の久しぶりにロードショーに行く(1年ぶりだよ)。また、相方と一緒に映画に行くのは恋々風塵以来。うーむ、田壮壮の意図が今ひとつわからん。

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★★★☆☆
 とにかく説明を省きすぎ。だから話の大筋は掴めても、細かなところとか、シーン間の時間的な経過が分からないところが多すぎる。映像はそつないし、感覚的に伝わってくる部分も多く、評価できるところもあるが、ストーリーテリングで完全に失敗している。なぜ、このような映画にしたのか、意図が分からない。

 帰って来て調べて分かったことがいくつもある。たとえばごく一部だけど下記。
・対局シーンを見つめている白スーツ(野村宏伸)は川端康成だった。
・彼が入っていた教団、紅卍会と璽光尊は関係した団体(か?)。
・警察が教団に手入れを行ったとき階段で暴れた大男は双葉山(か?)。
・彼は戦前、(一時的に)帰化していた。だから徴兵検査を受けた(のか?)
・帰化時は、呉泉という名だった。映画の中でもこの名で呼ばれていた気がする。
などなど。

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TeraStationが吹っ飛ぶ

今年1月に買った2代目のTeraStationが前触れもなく突然吹っ飛ぶ(1代目はオークションで放出済み)。ファームウェアのエラーのようでまったく手に負えない状態。一応メーカー修理に出すけど、中のデータもパーの可能性大。LDとかVHSとか8mmとかテレビ番組とか、撮り貯めてダビングしたビデオおよそ400本がパー。一部は元ソフトを手離したり捨ててしまったので、再度ダビングすることもできない。やっぱりRAID5だからと過信しちゃダメで、バックアップしなくちゃいけないんだね。大反省。

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2007/11/20

桜海老かき揚げ丼そば御膳

桜海老かき揚げ丼そば御膳
たかせの昼定食。予算もカロリーもオーバーだけれど、時々だからいいのだ。

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乾燥イチジク

先日フィルムセンターに行ったときに、近くの明治屋で購入したイラン産の乾燥イチジク。以前、中華街で買ったものよりしっとりしていて甘みも強く、美味しい。ワインにもウィスキーにも合う絶品のおつまみ。ただ、明治屋以外では見ないので、なかなか手に入らないのが残念。
乾燥イチジク

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2007/11/19

THE WHO SELL OUTとWHO ARE YOU/THE WHO

久しぶりにTHE WHOのLP2枚をディスクユニオンで入手。
「THE WHO SELL OUT」は以前、150gのSTEREO盤を購入していたけど、今回は200gのMONO盤、さらにポスター付き。お値段は目玉が飛び出る4290円也、、、高い。で、当面開封予定なし(おばか)。
「WHO ARE YOU」はだいぶ前にオークションで程度の悪い日本盤を入手していたけど、US盤が安かったので入手。たったの350円。埃だらけだったけど、洗浄したら綺麗になったしノイズも少なくなり、かなり満足。

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2007/11/18

映画:イン・ザ・プール/図鑑に載ってない虫

映画:イン・ザ・プール/図鑑に載ってない虫
早稲田松竹の三木聡監督特集に。

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イン・ザ・プール ★★★☆☆
 それほど退屈はしないし、うまく作ってあるけど感銘は受けず。不安神経症や強迫観念(ガスの栓切ったか心配とか)に捉われてる登場人物たちと近い感覚を持っているのに、あまり感情移入できない。良く出来ているけど、共感を覚えるところが少なく、私には必要のない映画。

図鑑に載ってない虫 ★★★★☆ (←後日変更)
 おとぎ話的な探索の旅。ロードムービー的な色合いもある。一つ間違えばグジャグジャになってしまうハチャメチャな話をうまくまとめている。途中かなり笑えるところもあるし、「地獄の黙示録」のパロディのところなどは思わずニヤニヤし大いに楽しむ。ただ全体をとおしては、「イン・ザ・プール」と同じく、今ひとつ響くところが弱い。二十代前半ならはまったかも知れないけど、、、。出演者では、松尾スズキが強烈な印象を残す。もう巧いとかを超越した存在感。

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2007/11/16

PLANTERS Mixed Nuts

元もとナッツ類は好物なのだけど、数年前、相方がアメリカ出張土産で買ってきたミックスナッツが抜群に美味くて虜になった。ローストが深くてとても香ばしいのだ。で、国内で探したら、土産で食べたのとは違うけれど似たものを見つけた。これまた非常に美味だけど、あっという間に食べ終わってしまってすごく危険です。28g中、油15g、たんぱく質6g、、、太ります。ただし、意外なことにトランス脂肪酸はゼロ。さすがアメリカ食品。

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2007/11/15

BLIND FAITH

ごく短期間しか活動しなかったけど、メンバー的にはスーパーだったバンドが残した唯一のアルバム。バンドの説明については、こことかここを参照。
これは国内で、「名盤LP100選」というシリーズで再発されていたもの。200g重量盤だけど、3600円と高めのお値段。音質は抜群、、、新品だから当然だね。

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2007/11/14

NUVIANA TEMPRANILLO CABERNET SAUVIGNON

TempranilloとCabernet Sauvignonの組み合わせ。フルボディで、かなりいけるお味だけど、近くのスーパーでは990円(輸入元はサッポロビール)。ということでまとめ買いしてある。ただし、飲む1時間くらい前に開栓しないとだめみたい。

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2007/11/11

映画:青春の終着点

映画:青春の終着点
今日もまたまた京橋に…。

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★★★★☆
 大学の百年祭に出席するため、40年ぶりに故郷に帰る同級生三人。故郷では、町の有力企業での労働争議、大学内での紛争が起きていた。独立運動に加わっていた彼らは、学生たちの姿に、自分たちの過去を重ね合せる。
 学生のリーダーは、有力企業のどら息子とその取り巻きの愚連隊に殺された。紛争の中、警官隊が学生寮に突入し、新しいリーダーは罠に落ち警官殺し濡れ衣を着させられる。
 三人は新しいリーダーをかくまう。独立運動のとき仲間を警察に売った負い目があった三人はリーダーを逃がすが、追っ手に捕まり彼は殺されてしまう。三人は帰りの列車の中で開いた新聞でそれを知り、落胆する。

 渋い、、、良い意味で渋い作りの作品。懐古、後悔、次の世代に託す希望と挫折。普遍的なテーマを上手く描いている。過去だけでなく、現在の学生の姿に絡めたこと、彼ら三人が同志を裏切り死に追いやったことなど、エピソードをうまくつないでいる。そしてラストの展開で、苦い、かなり苦い、しかし不愉快ではない印象を残す。観るものを単純に満足させる結末ではないけど、評価はできる。
 演技陣では主演のマノーハル・シン(だと思う)が良い。一生逃れることのできない負い目、苦悩を抱えている姿がはまっている。

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2007/11/10

唐辛子ウォッカでヘロヘロ


おかきと漬物、イチジク、電子レンジでチンのスルメ、、、そして唐辛子ウォッカ。ロシア産のペルツォフカは入手できないので、ウクライナ産のちょっと甘めのもの。これでも十分満足。
朝から最近はまっているLPレコードばかりかける。映画に行った時間を抜いても10枚以上。何枚目かでユーリズミックスを聴いていたとき新聞のテレビ欄で、83年のライブを本日夜BSでやることを知る。シンクロニシティ、もしくは、セレンディップってあるよね。
で、予約をしようとテレビを点けたら、ちょうどNHK BSのドキュメンタリーが始まる。「馬上法廷がゆく ~中国雲南省~」に思わずはまってしまう。うーん、凄い、ほんとうに凄い。やっぱりテレビはドキュメンタリーだね。

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ワイン御気楽

ワインで御気楽

映画の帰りに吉ブー330円。最寄駅からの途中で990円だけど美味しいスペインワインをゲット。今日飲むのは1/2。帰ってから、イベリコ生ハム、チョリソ、乾燥イチジク(イラン産で美味)、ピーマンおひたしで一人酒盛り。ああ、幸せ。これで足りなければ久しぶりに入手した唐辛子ウォッカ。

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映画:夫になりたかった幽霊

映画:夫になりたかった幽霊
本日もまた、フィルムセンターでインド映画。今回の特集は比較的空いている気がする。

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★★★★☆
 新婚の新妻に一目惚れしてしまった菩提樹に住みついていた幽霊。町に5年間出稼ぎに行った夫に化け、夫の代わりに妻と暮らし続ける。4年間が過ぎ、子供が生まれるその日、本物の夫が帰ってくる。幽霊は正体を見破られ、皮袋に閉じ込められ井戸に投げ込まれる。妻は悲しみを胸に夫と暮らし続ける。

 チラシなどであらすじを知って観たのだが、予想外のタッチ、トーンで大いに驚く。カメラに正面から向かってのシーンや演技が非常に少ない。ナレーションのようにかぶせるセリフが多いし、喋るところもアフレコで口の動きに合わないようにしている。説明調のセリフ。感情の爆発はないし、表情の変化を少なくした演技。さらに写真を(ストップモーションっぽく)多用している。そういうところが何か劇映画ではないような感じで、前衛的な実験映画のような雰囲気を醸し出している。出演者たちに生身の人間らしさは感じるのだが、なにか果てしない遠さを感じさせる。中世っぽい舞台設定もあり、伝奇的で不思議なタッチだが、観終わったあと強い余韻を残す。

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801 Live

801 Live
で、洗ったレコードがこれ。Eno、Phil Manzanera、Simon Phillipsらによる1976年のライブ。名盤中の名盤。中古で1500円弱。洗ったおかげで、音質も満足。

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2007/11/08

レーベルカバー

ディスクユニオンの通販で購入。こういうふうに使うもの。さっそく買ったばかりの埃たっぷりの中古レコードに使ってみたけれど、効果抜群。あまりに良いのではまってしまいそう。説明書によれば、スクラッチノイズのひどい場合などは、ライオンのデンターシステマ(歯ブラシだよ、歯ブラシ!)で、溝を洗うと良いらしい。現時点での問題は、レコード(直径30cm)が丸ごと入るバット類がないこと。しょうがないのでホームセンターで探すかな。

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2007/11/04

映画:ボルベール〈帰郷〉/キサラギ

映画:ボルベール〈帰郷〉/キサラギ
新文芸坐に移動してハシゴ。

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ボルベール〈帰郷〉 ★★★★☆
 テンポが良い。ゆっくりした『チダムバラムの愛』を観た後だから、それを強く意識する。
 良くできたシナリオ。車のトランクのような小物使い方も上手い。最初は幽霊が現れるファンタジーぽい話かと思わせておき、実はそうではなく解決を小出しにしていくところも巧妙。演技陣も総じて良く、好感が持てる。全体のレベルも高く良質な作品。ただ、素晴らしく感銘を受けるまではいかない。なぜだろう。

キサラギ ★☆☆☆☆
 時間の無駄。途中までは話の展開に面白みを感じたけど、総合的にはまったくだめ。
・どんでん返しの連続すぎて、「どうせまたこれもひっくり返されるのだろう」と思えてしまう。
・演技(演出)がうるさい。男だけのドラマで鬱陶しい。「Uボート」とかは男だけの密室ドラマだが格好良いし、鬱陶しくもないのに。
・途中の再現ドラマでのCG利用、終盤のCGを多用した部分が信じられないほど下品。
・キサラギの姿を最後まで出さないのならそれをやり通すべき。最後のド下手な歌の場面にげんなり。

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映画:チダムバラムの愛

映画:チダムバラムの愛
今日もフィルムセンターのインド映画特集。

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★★★★☆
 大農場で働く下働きの男が、事務所の管理者に結婚することを告げに来たところから物語は始まる。純朴で人見知りする美しい若妻、働く夫、時々現れ彼らの面倒をみる管理者、意地悪な現場監督。大きな出来事もなく、美しい自然を背景に物語は進む。しかし周りの彼女に対する興味、彼女の不安感が、このままではおわらないことを暗示させる。
 牛小屋の夜勤にさせられた男。遠く、自宅のほうに走るバイクの音に胸騒ぎを覚え、仕事を放り出して家へ走り帰る。ドアを叩く彼の目に入ったのは家の脇から逃げ出す間男の姿だった。
 翌朝男は牛小屋で首を吊っているところを発見される。妻を殺した後、首を吊ったとのだと皆噂している。首吊りの場から、いたたまれず走って逃げ出したのは管理者だった。罪と怖れに囚われた彼は酒におぼれ、放浪した後、鎮魂のための巡礼の旅に出る。とある寺院で草履の預かりをしている顔に大きな傷のある女に出会う。それは死んだはずの若妻だった。

 前半はとてもゆっくりしたテンポ。野鳥がさえずる牧歌的で美しい田園風景の中、美しい若妻が散策する姿を美しく捉えている。
 しかし事件が起こって以降は、打って変わって重く沈鬱な雰囲気。善人の彼が犯した罪には意外性がある。そして、罪の意識に延々とさいなまれ、彷徨い続ける彼の姿にうたれる。人とはこうあるものだと強く感じる。
 そして、最後の若妻との再会は、罪と怖れに囚われた彼(および観客)にとって救いになったのであろうか。分からない。

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2007/11/03

HDDの容量制限

修理から戻ってきたパソコン、特に問題もなく使えているのだが、疑問が…。
管理ツールから見ると、交換後のハードディスクはSP1604Nというサムソンのモデル。このモデル、名前から分かるとおり160GBのモデルなのだが、WindowsやBIOSからは120GBとしか認識されない。4年前にパソコンを購入したときに付属していたハードディスクは120GB。それの交換品なので、160GBの製品に容量制限をかけて120GBにして出したのだと思う(120GBのHDDが入手困難?)。

制限はかけられているにしろ、余っているのならば使いたいと思うのが人情。で、いくつかトライ。
Windowsセットアップディスク(FDISKと同等機能?)で残りの40GBを使えるようにできないかと思ったが、空き容量は認識されない。
サムソンのサポートページから、ハードディスク用ユーティリティ(HUTIL)をダウンロードして情報を見ると、確かにNATIVEの容量は160GBで、使っているのは120GB。しかし、メニューにあるはずのSET MAX ADDRESSが見当たらない。うーむ、この40GBを復活させるには何をすればいいのだろう。それともファームウェアの書き換えなどで、素人には手が出せない状態なのかな。

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2007/11/01

映画:渇き(Pyaasa)

映画:渇き
退院後、初めての映画館通いはフィルムセンターのインド映画特集。

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★★★☆☆
 1957年、ということは50年前の作品。
 詩作のとりこになってしまった男ヴィジャイ。詩は売れず貧乏のどん底。学生時代の恋人は彼を見捨てて金持ちの妻となる。母を除く家族からは疎まれ、街を放浪し続ける。娼婦のグラーブやマッサージ師、幼なじみからは、彼の詩は評価され慕われている。ひょんな事から死んだと勘違いされ、追悼で発行された詩集はベストセラーに。そこに彼が戻って来て大騒動となる。

 うーむ、147分が長い。最初の1時間半は比較的退屈気味。ただ、途中からは話に引き込まれる。マッサージ師のキャラクターは良かったけれど、他の出演者の設定、性格はステレオタイプ、、、と言っても、50年前だからね。こういうのを真似た最近の作品が多いからステレオタイプと感じるだけなのかもしれない。
 即興詩を唄うところがミュージカル的で娯楽性もある。ただ、話の展開、設定には、詰めが甘いと思わせるところが多かったな。主人公ヴィジャイの芸術家としての悩み、即興詩を詠う創造性を発揮する瞬間の発露はすんなりと伝わってくる。また、最後の公会堂での混乱から続く娼婦と手をとっての旅立ちは、意外性もあり観客に満足を与えるエンディングになっている。

※この監督(グル・ダット)、1964年に39歳の若さで自殺しているんだね。ということはこの作品を撮ったのは、、、、ふー、32歳か~。

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