読了。ただし同じ本を二度購入しての再読。
以前、講談社文庫版で読んでいた。これは集英社発行のムックだし、「戦記ドキュメント」などと書いてあるので、違う内容の本と思い込んでアマゾンで買ったら同じだった。ふー、がっかり。なぜ、違う出版社から出す。
仕方がないので、再読。やはり恐ろしい作品。講談社のほうのあとがきに書かれていたが、この90%が事実ということが信じられないような内容。旧日本軍の美化、武勇伝なんてこれを読めば吹っ飛んでしまう。
この前後(戦前と、戦後の抑留時代)を描いた「カランコロン漂泊記」は軽いタッチで好きな作品だが、この「総員玉砕せよ!」は軽々しく「好き」だなんてとても言えないや。
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