« オーバードライブ(1)〜(3) | トップページ | 昭和史 1926-1945 »

2007/09/20

下流志向 学ばない子どもたち働かない若者たち

下流志向  学ばない子どもたち働かない若者たち
読了。御木さんより。ありがとうございます。
若年層の「学習からの逃走・労働からの逃走」について、著者が行った講演をまとめたもの。
非常に興味深い内容だった。特に若者たちが、経済合理性、等価交換原則に従って積極的に「学ばない」、「働かない」という選択をしているという主張は説得力がある。また「リスク社会」の欺瞞についても同様。
ただし一部については消化しきれていない。特にこの本の根幹の主張である時間性については、十二分に理解できていない。半年先にもう一度読む必要がありそう。

この本では指摘されていないが、若年層の「学習からの逃走・労働からの逃走」の原因、背景には、子供同士の社会的結び付きの欠如、単純な答が用意され自分の好き勝手にオンオフできるゲームの影響が大きいと思うのだがどうだろう。いずれにせよ、修学以前にその逃避姿勢の芽が形成されているのは間違いない。

|

« オーバードライブ(1)〜(3) | トップページ | 昭和史 1926-1945 »

コメント

ロードレースの本が出版されました。
確かサテスファイだと思います。
近々購入予定。

投稿: クネゴ | 2007/09/20 22:06

「学習からの逃走・労働からの逃走」、日常でもよく感じます。僕も読んでみようかな。ところで「サクリファイス」(犠牲)ですね。新潮社の新刊です。どこかで別府始も書評を書いてましたが。ウチの近所の本屋にはなく、僕も探してるところです。面白いのかな。

投稿: kominato | 2007/09/21 17:02

この本ではそんなに触れてない(著者の他の本では触れてます)ですが、「学ばない」「働かない」、そういう価値観を植え付ける環境を作ってきたという当事者意識を持たなければならないと思いました。
そういった意味では現代社会を考えていると、目を背けたい気持ちも出てきます。

投稿: 御木 | 2007/09/21 19:40

>御木さん
「今の若い者は」とか「今の政治は」とか、さらに現在の世界情勢を含めて、自分たちがそこに生きて、関わっているいるという点で当事者なのだと思っています。自分は当事者とは思っているのですが、それらに対して積極的に関わっているかというと、ノーなので反省しきりです。

投稿: ひゅ~ず | 2007/09/24 13:33

「サクリファイス」、アマゾンの書評では二人が評価して4.5でしたね。まだなんとも言えないところ。
面白いなら買ってもよいのだけど、日本国内のロードレース本というと偏見があるのかも知れないけど、あまり期待していません。
今まで何冊か読んだ翻訳物では、「ラフ・ライド―アベレージレーサーのツール・ド・フランス」が図抜けていた記憶があります。

投稿: ひゅ~ず | 2007/09/24 13:36

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 下流志向 学ばない子どもたち働かない若者たち:

« オーバードライブ(1)〜(3) | トップページ | 昭和史 1926-1945 »