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2007年9月の17件の記事

2007/09/29

モノボルボ

最新の曲線美の中に、3,4年流行ったマイナーな格好良いチームロゴを見つけた。
うれしい。

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EQ こころの知能指数


読了。
11年前のベストセラー本を、今更ながら読む(自宅にあった相方の本)。うーむ、10年分の古さと、少々眉唾と思えるところ、本の立ち位置が良く分からないことなどの「?」はあったが、終わってみるとなかなか考えさせられるところが多かった。下流志向で指摘されてた、「就学前に身に付く子供たちの問題性」を解決する手段のひとつが、この本の情動教育、情動のコントロールであるような気がする。ただ、それをどのように普及させていくかはまったく見えない。

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2007/09/28

適当晩酌

相方は飲み会なので、一人適当晩御飯。手抜き湯豆腐(煮豆腐)、秋刀魚の味りん干、ビールは、キリン一番搾りスタウト(黒ビール)。濃い味で、ちょっと甘めだけど好きな味。酒はこれでお仕舞い。後はざる蕎麦で締める予定。

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2007/09/27

散歩中

職場に行かず(今週いっぱい自宅療養)、自転車に乗れず(当然禁止)、映画館にも行けず(当然自粛)、読み出した本はつまらない(がっかり)。
うーむ、いかん。こういうのが重なると、昼からビールを飲みたくなってしまう。それでは人間としてあんまりなので、仕方なしに散歩に出る。戸田近辺の荒川土手などを1時間半、約5km、8583歩。足腰が弱っているので、帰ってくると脚がじんじん痺れる感じ。とにかく、ここまで酒には手を出さないで済んだぞ(当たり前か)。
散歩中
↓この前の台風の大雨で河川敷に流されて来た流木などの整理している。これってこの流域一帯全部でやっているのだろうね。膨大な手間と経費が掛かっているだろうな。
散歩中

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2007/09/24

リアルワールド


読了。
母親殺しをした男子高校生に興味本位で関わるうちに、事件にどっぷりと漬かっていくことになる仲良しの女子高生4人の姿を描く。
いやいや、面白い、傑作。登場人物の高校生たちの一人称の語り口が、あまりにも大人びているところ。5人の語り口が若干近すぎる(それぞれに差がない)ところに違和感があるけど、そんなことはすぐ忘れてしまう。構成は抜群だし、スピーディでどこにつれて行かれるのか分からない話の展開に引き込まれる。また(五十近いオヤジから見て)若い彼らの葛藤などはかなりリアル。桐野夏生ってこんなに筆が立つんだね。すごいや。

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2007/09/22

退院し自宅に戻りました

皆様にご心配をおかけしましたが、本日退院し自宅に戻りました。
いろいろな方に大きなご迷惑をおかけし、多くの方に助けてもらい、たくさんの方から励ましをいただきました。皆さん、本当に申し訳ありませんでした。また、本当にありがとうございました。
まだ、チタンのボルトとロッドで背骨をつないでいるだけで、今後、骨折部位の回復まで2~3カ月(それまではコルセット装着)、ボルトとロッドを抜くのが1年後。自転車の復活もその頃からになると思います。長いながいお休みです。また、残念ですが、さすがにもう平地系のレースには出られないでしょう。
まだまだ先ですが、また復活の折には、ぜひよろしくお願いいたします。

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2007/09/21

昭和史 1926-1945

昭和史 1926-1945
読了。入院中最後の本。御木さんより。ありがとうございます。
口述筆記した内容に手を入れて本にしたもの。口語調な文章で、この手の堅い歴史書としてはとても読みやすく、分かりやすい内容。
壮大なる愚行に至る成り行きを、説得力のあるかたちで表現した力作。知っていたことの再確認と、知らなかった史実、見方を得た。
以下、記憶しておきたい事項のメモ。
・新聞などのメディアが戦争遂行に果たした役割の大きさ。
・大衆、民衆、国民からノーが出なかったこと。常に受け身。
・天皇の責任について見方が甘いのでは。
・当時の国際情勢の中の日本という視点が少ない。

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2007/09/20

下流志向 学ばない子どもたち働かない若者たち

下流志向  学ばない子どもたち働かない若者たち
読了。御木さんより。ありがとうございます。
若年層の「学習からの逃走・労働からの逃走」について、著者が行った講演をまとめたもの。
非常に興味深い内容だった。特に若者たちが、経済合理性、等価交換原則に従って積極的に「学ばない」、「働かない」という選択をしているという主張は説得力がある。また「リスク社会」の欺瞞についても同様。
ただし一部については消化しきれていない。特にこの本の根幹の主張である時間性については、十二分に理解できていない。半年先にもう一度読む必要がありそう。

この本では指摘されていないが、若年層の「学習からの逃走・労働からの逃走」の原因、背景には、子供同士の社会的結び付きの欠如、単純な答が用意され自分の好き勝手にオンオフできるゲームの影響が大きいと思うのだがどうだろう。いずれにせよ、修学以前にその逃避姿勢の芽が形成されているのは間違いない。

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2007/09/18

オーバードライブ(1)〜(3)

オーバードライブ(1)〜(3)
読了。大浜さんより。ありがとう。
退屈せず楽しく読める。ただ、ロードレースの現実からはだいぶかけ離れた内容で、突っ込みどころ満載。まあ、少年誌の連載だからしかたないね。それよりも、ロードレースがこのような題材になること自体が稀有なこと。そちらを喜ばなくては…。

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2007/09/17

半島を出よ

半島を出よ
読了。上下巻で1000ページという大作。北朝鮮の反乱軍が福岡市を占拠、後手に回る政府の対応、占領軍に挑むアウトサイダーの若者などを描く。
単なるフィクションと片づけることはできない内容。国家経済の破綻、地政学的な変化があれば、これに類することが起きる可能性はある。ただそのリスクは北朝鮮だけでなく、中国やロシアにだってある。
このような近未来の危機を村上龍が描いたことに大きな意味がある。彼はリアルに、時として吐き気を催すまでのリアルさをもって、この事件を描ききる。
ただ文学作品としてみるとどうなのだろう。主要な登場人物が数十人、話も多元的。それぞれの背景を描いてはいるが、やはり散漫になっている印象は拭えない。話の本筋のためのご都合主義的な人の紹介、描写が目立つ。事件を描くのには成功したが、その中の人を描くことは成功しなかった気がする。
そして社会情勢が変われば無価値になる題材だ。歴史的には評価されない、報われない作品になると思う。

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2007/09/14

僕の叔父さん 網野善彦

僕の叔父さん 網野善彦
読了。川崎さんからいただいた本。
恥ずかしながら、中沢新一の名は知っていたが、網野善彦の名、存在は知らなかった。中沢新一の本を読むのも初めて。宗教学、歴史学、哲学は守備範囲から外れているからね。
そういう私にとっても面白く、興味深い内容だった。知性と知性の相互作用による高みへの到達。中世日本でのアジール(避難地、権力からの聖域)の存在。歴史的事実の根幹にある精神性の重要さ、などがとても印象に残った。

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2007/09/13

深追い

深追い
読了。
とある警察署を舞台にした短編小説集。それぞれの話の登場人物は異なる。
きれいごとだけではなく、組織の陰の部分も描かれる。それが実際もさもありなんという説得力を持って描かれる。ただ、読書的な快楽はちょっと少な目。同じ著者の「半落ち」を読んでみたくなった。

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2007/09/11

殺しの掟

殺しの掟
読了。家内に買ってきてもらった本。
乾いたタッチが魅力的ではあるが、全体としてはこの前読んだ藤沢周平のほうが好き。これはこの本で扱っている「殺し」という題材もあるのかも知れない。

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2007/09/10

溝口健二の世界

溝口健二の世界
読了。
今まで、依田義賢と新藤兼人が書いた溝口健二の本を読んでいたが、この本も面白い。
子爵の妾となった姉寿々の影響、依田義賢の貢献度、私は失敗作としかみなかった「元禄忠臣蔵」の映像の完全度など、とても興味深かった。

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2007/09/09

巷説百物語

巷説百物語
退屈することなく読了。コナさんからのいただきもの。誤ってカバーを捨ててしまったみたい。
実は京極を読むのは初めて。興味深いし、さっと読ませる文章力は見事。謎解きについて、いくつか違和感を感じるもねがあったのが少し残念。
相方は京極ファンで文庫本はすべてあるらしい。でも当面は手を出さないと思う。

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2007/09/07

三屋清左衛門残日録

三屋清左右衛門残日録
読了。川崎さんからのいただきもの。
味のある短編を積み上げる中で、御家騒動を扱っていく二重構造が見事。所々に出てくる酒の肴の描写には参る。これが食欲でなく性欲を刺激するものだったらポルノ。
面白かったけれど、この手のものにはまるのはあと数年後にしたい。

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2007/09/06

グレート・ギャツビー

グレート・ギャツビー
読了。コナさんからのいただきもの。

ロバート・レッドフォードとミア・ファーロー主演の映画を観て角川あたりの文庫本で読んだのはもう30年前。以来1回しか読んでいないと思う。
すごく久しぶりに読んで、改めて時代を越えた普遍性のある傑作と再認識。また、これがニックの物語であることも再認識した。
春樹らしさは、抑制を効かせた上で十分出ている。巻末のあとがきがまた秀逸。

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