Richard Bona@Blue Note Tokyo
ここに来るのは2度目。前はユッス・ンドゥールのライブ。あれもアフリカのミュージシャン。6、7年前かな。ボナの演奏は、、、「はー、すごい」の一言でした。
カメルーン出身のミュージシャン、Richard Bona(リチャード・ボナ)のライブ。ギターとペットはニューヨーク・ブルックリン出身の白人、キーボードはオランダ出身の黒人。ドラムはキューバ人、パーカッションはコロンビア・ボゴタ出身とワールドワイドなメンバー構成。
まず驚いたのは使うベースが5弦だったこと。ギターの音域までカバーしているのではないだろうか。ライブの前半は肝心のベースの音量が低く、彼の演奏を聴くのが難しかった。だから序盤はボーカリストとしての技量に聴き惚れる。やさしく弱く歌うところから力強く歌うところまで変幻自在。声って人によっては本当に素晴らしい楽器になる。
バンドのアンサンブルも最高。この日、2度目のステージでの疲れなど微塵もない。途中彼が軽く口ずさみながらベースソロを弾くところや、パーカッションのソロ演奏には唸る。
後半の一部分では通常の4弦ベースに持ち変える。このあたりからベースの音量も上がる。えらいぞミキサー卓。チョッパーからフレットを叩くような奏法。うねりのある演奏から軽いソフトなタッチまで、これまた変幻自在なベースプレイ。すごい、すごい、すごいぞ。この凄さを表現する言葉は私にはない。
熱の入った演奏、ウィットに富んだトークと振る舞い。とてつもなく楽しい1時間半のステージだった。ここまで良かったライブは久しぶり。
↓ライブ終了後サイン会をやるというので、その場でCDを買ってサインをしてもらい握手する。このCDは宝物になりそう。
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コメント
あぁー、行かれたのですね。
ボナは楽器の演奏もすごいけど声もすごいですよね。
生であの声はじめて聞いたときには涙がでましたよ。
この人は音楽の神に愛されている人なんだなぁ、と思いましたです。
投稿: ネリダ | 2007/02/26 06:53
ベースも声もどちらもあれだけ演奏できるというのは本当にすごい。もし自分がミュージシャンだったら嫉妬すること間違いなしです。雰囲気もいいし、本当に楽しいライブでした。ああ、行けるものなら今日も行きたかった。
投稿: ひゅ~ず | 2007/02/26 22:09