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2006/10/24

国家の品格

読了。品のない文章で綴られた国家の品格についての本。
著者の基本的な考え方、結論の多くには賛同する。「論理でなくだめなものはだめ」、「卑怯はいけない」とか、グローバリズムを否定し日本旧来の価値観を尊重するところなどには同意する。
しかし本全体に対する違和感がすごく強い。著者の考えの論拠や例としてあげているものが、ちゃんちゃら可笑しい内容が多い。だいたい講演でしゃべった内容をそのまま本にするのはいかがなものか。聴衆に受けるために言ったジョークがそのまま残っている。無駄なところ省けば20ページぐらいで終わってしまうんじゃないかな。そのほうが出来がいいと思う。これが70万部売れるとは、正直信じられない。
でも、こういう現状否定の強い指針が求められている世情なんだろう。みんな惑っているのだ。だから新興宗教や改革を売りにした三流政治家が受けるんだろう。

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