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2006/06/28

二代目めん徳 つじ田

少し前から行ってみたかったお店。昼間は行列ができるけど、夕方は並ばずに入れた。
今の季節、つけ麺を頼む人のほうが多いみたい。私は普通のラーメンを注文する。
魚介系のスープと思うけど、かなりこってりとした感じ。ちょっと神田ラーメンわいずに似ているかな。味(塩)の濃いのが好きな私からすると、うまみは十分だけど塩分不足気味。全体として見ると、まぁまぁ程度かな。

つじ田(二代目めん徳)
[GPS情報URL]
http://walk.eznavi.jp/map/?datum=0&unit=0&lat=%2b35.41.42.19&lon=%2b139.46.00.41&fm=0

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高円寺北口の旭川ラーメン「めん徳」には、何回も行った。大学5年の留年の頃、就職1年目の頃、昭和60年ぐらいだ。
JRのガード近くの裏路地の小さな店。カウンターしかなく、厨房の中に螺旋階段があって、マスターは営業しているとき以外もずっとスープを作り続け、上で寝ているという噂だった。スキンヘッドで逆三角形の顔、ちょっと変わった雰囲気の人だった。当時の私たちよりちょっと上、二十台後半という感じ。ひたすらラーメンの味を追求しているという感じだけは強かった。
私も友人も好きな味で、飲んだ帰りや麻雀が終わった後とか何回か、、、おそらく、10回以上は食べたと思う。口コミで「うまい」って言うのが広がったのかもしれないけど、客層は若目の店だった。

今日食べた「つじ田」の味には、記憶に残る「めん徳」の面影は少なかった。魚介系の出汁というところぐらいじゃないかな、共通点は。私が覚えている「めん徳」は、スープは透明ではないけど、ドロドロ系ではなかった。脂は少なくない。麺は、、、まったく覚えていない。とにかくスープはまったく違う感じだった。
当時この店に一緒に行った友人は皆、「うまい」と言っていたけど、外食産業に就職した口の肥えた友人だけは違った。「あんな、ラード臭いラーメン喰えるか!」と話していたことをよく覚えている。まだ、豚の背脂とかいう話のない時代で、ラードと言われて良く分からなかったけど、今ならなんとなく分かるような気がする。

就職して2年目、大阪に転勤した。久しぶりに遊びに戻り、高円寺で飲んだ後、「めん徳に行こう」と言ったら、「あそこはなくなったよ」と言う。聞くとある日、「修行のため旭川に戻ります」という張り紙だけあって、店は二度と開かなかったらしい。
あれ以来、美味しかった「めん徳」の味に再び逢うことはない。「二代目めん徳 つじ田」もその味ではなかった。でも、もう味を描写することもできないそのラーメンを今再び食べても、それと分かるのだろうか。
でも分かるような気がする。そしてその当時、飲んだくれて、麻雀をして、女の子に振られてばかりいたころの味と感覚も蘇ってくる。

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