どうして避けることができるのだろう
昨日もツールの生中継、第4ステージのチームタイムトライアルを見る。残り2kmで、マイヨジョーヌを着たCSCのザブリスキーが落車する。それはそれで衝撃的な映像だったし、これでCSCはディスカバリーチャンネルに負けたのだと思う。
でも、それよりすごいと思ったの、落車したザブリスキーに後ろの選手が一人も巻き込まれなかったことだ。ゴール前の直線だから時速60km/h以上、前走者との距離は30cm程度だろう。ザブリスキーは確か4人目程度だったと思う。真後ろの選手は、体重移動し急回避し右に避けて行った。二人目以降はそれほどの苦労もなくさらっと過ぎて行ったように記憶している。
アベレージ57km/hで走ることよりも、あの瞬間の危機回避能力のほうがもっと驚きだった。
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コメント
私も全く同様の感想。とっさに「まだカーブだから左に滑っていくぞ」と判断したんでしょうね。
それができなかった私は改造人間になってしまいました。
投稿: 泥山田 | 2005/07/06 17:43
録画を何回か見直しました。落車位置は、カーブを抜けて直線に入って少ししてからだったと思います。カーブ後だから60km/hはいってないかな。
あの落ち方は、前走者とはすった感じですね。で、落ちるまでに若干(1、2秒?)の時間があったことと、自転車、選手とも跳ねたりして、後続の通るところを塞がなかったこと、落ちてからも慣性で滑っていったこと、あたりだと思います。
まぁ、そうは言ってもすごいことです。あそこでバッソが巻き込まれていたら、さらにつまらぬことになっていたはず。でも、逆に言えば、「なぜ、あそこではすって落ちるんだ!」でしょうけど。
投稿: ひゅ~ず | 2005/07/08 12:00