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2005/05/25

ビデオをハードディスクに

CDをハードディスクにCDをハードディスクに -続編-に書いたように、現在CCCDと一部リッピングできない10枚以外を除いて、CD音源はすべてハードディスクに保存し、そこから再生している。

これに味をしめた訳ではないのだが、VHSとLDをすべてハードディスクで管理しようと思い立って、いろいろ揃えた。もう良質のLDプレイヤーは手に入らないし、レーザーディスク自体の劣化もある。VHSも同様だ。全部ハードディスクに入れてしまえば、安全だし楽ちんだ。
導入した方法は以下のとおり。

◆VHS、LDのダビング、テレビ番組録画を、東芝のRD-X36(HDD&DVDビデオレコーダー)で行う。

◆RD-X36のデータを、VirtualRDを使って、イーサネット経由でパソコンのハードディスク(およびTeraStation)に移動。

◆ハードディスクのビデオデータ(mpeg2)は、イーサネット経由でLinkTheaterに送り、テレビで視聴(※ハードディスクからRD-X36に戻すと時間がすごくかかるので)。

一応、基本的にはうまくいった。これで、VHSとはおさらば。
ただ、予想外のところもあった。

(1) 転送時間が長すぎる
 RDからPCのHDDへの転送は、再生時間の半分ぐらいかかる。つまり、2時間番組10本の転送に10時間。さらに正体不明のエラーで転送失敗になることも時々ある。

(2) 容量が足りない
 TeraStationの1TBをRAID5で使うと750GB。気の遠くなるような容量だが、ビデオをmpeg2化すると、ちょっと高めの画質(6Mbps)だと、2時間で約5GB。つまり300時間分ぐらいにしかならない。
 今持っているLDは100枚前後(200時間未満)、ダビングが必要なVHSは150本ぐらいか(300時間?)。うーん、TeraStation 1台では足りない。ということで、当面、全LDのダビングは諦めた。

(3) 100%信頼はできない
 いくらRAID5といっても民生品、さらにダメルコ製品。100%の信頼は置けない。でも750GBのバックアップはどう考えてもとれない。

まぁ壊れたときには壊れたとき。絶対になくなってはいけないデータは、やはり媒体(DVD)に焼くしかないのかな。でも、ほとんどはハードディスクのみで運用したいところ。
やればやったで、悩みがつきない。まぁ、これが楽しいのかも知れないけど。

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