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2005/04/15

Web記事:マラソンで水の飲みすぎは危険?

 日刊スポーツのWebサイトで、興味深い、その上ちょっと気になる記事を見つけた。

 自転車競技、自転車での練習も、マラソンと同じような水分補給がありうる。その上、マラソンよりはるかに長い時間になる場合も多い。

 下の記事で驚くところは、「スポーツドリンクでも保護されない」ということだ。また、「レース前に食塩2グラム摂取」というのは、どのように行えばいいのだろう。

 頭で考えるにところでは、汗で出て行く塩分を補給しきれず、水だけは体に入っていく。そして、体内の塩濃度が下がりすぎて発生する障害なのだと思うのだが、ナトリウムだけが問題なのだろうか。同じように重要な(と思う)カリウムとかは不要なのだろうか。
 また、(2)、(3)の条件もよく分からない。(4)については、肥満者は脂肪部分が持つ体液が緩衝体となって塩分が供給されるからかな(←まったく自信なし)。

 次々と疑問がわいてくる。原文(の日本語訳)を読んでみたいものだ。でも、読んでも専門用語の羅列で分からない可能性も高いけど。

------------------------以下引用------------------------
http://www.nikkansports.com/ns/sports/f-sp-tp0-050414-0021.html

マラソンで水の飲みすぎは危険?
 マラソンのレース中に水分を補給しすぎると、体を壊す危険性があるとする研究結果が13日、米国のニューイングランド医学ジャーナル誌で発表された。

 研究は02年ボストン・マラソンに出場した488選手を対象に実施され、13%の選手が血液中の塩分が危険な状態の低レベルに落ち込む「低ナトリウム血症」に陥ったとしている。28歳の選手はゴールまで残り6キロで「低ナトリウム血症」のため死亡。それ以来、レース主催者は水分の過剰摂取は危険と出場者に警告している。

 ロイター電によると、研究グループは「最も危険なのはレース後に体重が増えているような選手」と結論づけ、(1)3、4リットルの水分補給(2)スローペース(3)女性(4)肥満度指数が20%以下のやせ形-などの条件を満たす人は可能性が高いという。

 また今回の研究結果ではどんな種類の水分でも同じとされ、研究者は「一般的に利用されている『スポーツドリンク』でも保護されないと理解することが重要だ」と説明した。

 日本陸連の井本岳秋科学委員会員は「最近の健康志向ブームで、特に一般ランナーは認識不足から食塩の摂取が足りない。レース前に2グラム摂取するだけで全然違う」と話している。(共同)

[2005/4/14/16:18]

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コメント

私もこの記事見ました。そして全く同じような疑問を持っています。一般的なスポーツドリンクはナトリウムの吸収を良くするためにいろいろと工夫していると認識していただけにこの記事には妙な違和感を感じます。

投稿: eibin | 2005/04/16 00:54

本文のアブストラクト(梗概)はここ(http://content.nejm.org/cgi/content/short/352/15/1550)にあります。本文は有料なので、見ることができません。

汗は細胞外液と同じなので、ほぼ生理食塩水と同じナトリウム濃度0.9%です。2L汗をかくと18gの汗が失われることになります。一方、普通の点滴は塩分の過剰負荷をおさえるため、だいたい1/4生理食塩水の塩分濃度となっています。アクエリアスなどはさらに低張で0.035%。

ですから、この論文にあるような特殊な条件下(=非エリートランナー、4時間以上かかってゴールする人、3L以上の水分を飲む人、1マイルごとに水を飲む人、やせている人)では13%がほどほどの低ナトリウム血症に、0.6%では重症の低ナトリウム血漿になるとあります。

低張液の大量輸液は低ナトリウム血症の原因として知られていますが、補食などでナトリウムが負荷されていれば大丈夫でしょう。特に暑い夏場に塩分補給を注意するくらいでよいのではないでしょうか。

ちなみにカリウムは細胞内液に多く、細胞外液には少ないので、汗による体液(細胞外液)の喪失ではあまり問題にならないはずです。とはいえ、筋肉の収縮に関係しますし大量に汗をかく状態では、ある程度注意すべきではあります。むしろ、嘔吐、下痢でカリウムが失われますので要注意。

投稿: コナ | 2005/04/16 01:34

コナさん、詳細な解説ありがとう。コナさんの説明で一番大きな疑問だった「スポーツドリンクでも保護されない」理由、またカリウムの件などが良く分かりました。

スポーツドリンクの設計思想は、とにかく「水を早く吸収させる」というものだと思います。その機能には、塩分(ナトリウム)補給の機能は含まれていないのでしょうね。
夏場自転車で長時間走ると、帰宅後レーパンは真っ白。飲んだ量と体重変化を考えると、私の場合、だいたい3~4Lは汗をかいています。今後、塩分補給には気をつけなくては…。

投稿: ひゅ~ず | 2005/04/16 19:49

ここがわかりやすく書いてます。
http://members.jcom.home.ne.jp/tsukuba-run/study/lesson_1.htm

投稿: こたに | 2005/04/17 21:07

非常に分かりやすいページですね。夏場はボトルに塩を入れて走ろうかと思ったけど、それも問題ありそう。なんか良い食塩の携帯法があるといいのだけど。

麺喰いをしている分には十分、塩分の補給ができているのだから、必ず麺喰えばいいのかな。あと塩羊羹携帯とか。

投稿: ひゅ~ず | 2005/04/18 18:35

う~む、俄かランナーには身につまされる話であります。
これからの季節はスポーツ塩飴など携行して遠出に出ることが多いのですが、それは良いことなのでしょうか。

投稿: しゅう | 2005/04/19 19:46

昔の職場では、機械組み立て現場の冷水機にはNaCl錠剤が常備されていました。これらは薬局などで入手できるのでしょうか。
または岩塩の携行とかなら比較的簡単に出来そうな気がします。
自分も人一倍汗かきだし、長時間汗をかいた後の体調変化にも気付いていますので、この梅雨から夏にかけて対応を考えてみようと思います。

投稿: amat | 2005/04/19 20:18

ねり梅のチューブなんかがええかも。

投稿: こたやん | 2005/04/20 18:26

ううう、練り梅ですか~。辛そうです。

投稿: ひゅ~ず | 2005/04/20 23:12

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