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2005/03/26

読了:評伝 山中貞雄

『評伝 山中貞雄 若き映画監督の肖像』を読み終わる。450頁の労作。もう現存しない映画の描写、戦前の映画制作現場の熱気、その中で素晴らしい映画を撮り、そして本当の力を発揮しきることなく28歳で戦病死した映画監督の姿を見事に伝えている。最近、DVDで観た『丹下左膳余話 百万両の壺』は、自分のなかでのベスト10に入る映画になると思う。黒澤明の一つ年上の映画人の67年前の死が、今とても惜しく悲しく感じられる。
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