映画:パッチギ!
◎映画◎に、「パッチギ!」(2005/02/19)を追加。
※蛇足:映画評のほうには書かなかったこと。
ローラーマンのブログ(その1、特にその2)を読むと、在日の人とかその文化が身近だったのが伝わってくる。
それと比べて私の場合、在日の友人とか知り合いがまったくいないことに気が付く。そういう環境で育っていないのだ。
これは偶然ではないと思う。父母が住居を選ぶにあたって、意識的か無意識にかは分からないけど、そのような環境を外したのだと思う。
私の高校時代の知識では、「朝鮮高校と国士舘高校の生徒は本当に怖い。近寄らないのに限る」、「電車で、サラリーマンが朝鮮高校の生徒に降ろされてボコボコにされていた」とかいうような、伝聞の恐ろしい伝説話ばかりだった。
その後年月が経っているが、今も身近には在日の人は少ない。そのような場に自分から入って行くこともなかった。
結局、私にとっては「在日の人々の世界」というのは、実感・実生活を伴わないものなのだ。だから分からないことも非常に多いと思う。でも、身近なところで暮らしたからこそあるような偏見もない(と一応思う)。そして身近でないからこそ、本質が見えてくるところもあるかもしれない。
※この「在日」という言葉・表現にもいろいろ意味・問題があることが、今回ちょっと調べただけだけど分かりました。
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コメント
トラックバック、照れくさいです。
在日の人と自然に交流する環境にあっても、やはり大なり小なりの偏見は持っていましたし、今も持っています。これは正直な気持ちですね。
投稿: ローラー | 2005/02/26 21:38
ローラーマンの書き込みみて我に返りました。
自分の書いた「偏見もない」というのは、尊大かつ驕った世間知らずのものでした。
ああ情けない(でも、自戒のため書き直しません)。
投稿: ひゅ~ず | 2005/02/27 15:45